パセリクラブのガーデニング教室

ペットボトルを利用した、おしゃれなハンギングバスケット作り

              

 この教室は2004年4月8日に浜名湖花博・循環の庭で開催された「ガーデニング教室」や、愛知県春日井市都市緑化植物園における植物園まつりのイベント行事として2004年5月3、5日に開催された「ガーデニング教室」でも、大変好評を博しましたペットボトルを利用したハンギングバスケット作りです。

準備するもの
   ・2リットル入りペットボトル  ・苗3株   ・培養土  ・シュロ縄 約1.3mの長さ1本
   ・水苔    ・麻紐約30cm長さ 2本     ・布45cm×40cm
道具
   ・ハサミ   ・カッターナイフ   ・マジックペン
   ・目打ち   ・割り箸  ・土入れ

作製手順
1 ペットボトルに水抜きの穴をあける
  ペットボトルの側面にマジック
  ペンで水穴のマークを8箇所つ
  ける。
  目打ちを使ってマークの箇所
  に穴をあける。 
   目打ちであけた穴は小さい
  ので、ハサミの先端を差込み、
  5〜6ミリの穴に拡大する。

2 ペットボトルに苗を入れる場所として長方形の口をあける
    ペットボトルの水穴の反対側の側面
   に花を差し込む箇所をあけるため、長
   方形の切り込み口をマジックペンで書
   いておく。
    マジックペンで書いた長方形のしるし
    に沿ってハサミ、またはカッターナイフ
    で植込部分を切り込む。

3 吊り下げ用の縄の取り付け穴をあける
   吊り下げ用シュロ縄の取り付け穴を
   上記写真のように長方形右端部分に
   丸いマークをつけ、水穴と同じ方法に
   て穴をあける。
     もう一方の端の部分にもシュロ縄取り
     付け穴をあける

     上記写真ではペットボトルの底の分に
     穴のマークがつけてある。

4 吊り下げ用のシュロ縄を取り付ける
   1本のシュロ縄を二つ折りし、折った
   端の部分を片方の取り付け穴に縛り
   つけ取り付ける。
    二つ折りした、片方のシュロ縄を1本に
    よじってなう。
   なったシュロ縄の端を片方の取り付け
   穴に縛りつけ取り付ける。

   吊り下げ用のシュロ縄の取り付け完成。
5 ペットボトルの容器に培養土を入れる
容器に培養土を半分ほど入れる。
6 苗をペットボトルの容器に入れる
 苗を3個用意し、容器に入れ
る前に、苗の配置を確認する。

 苗をビニールポットから抜き取
 って、土の肩の分の土を少し取
 り除き、根の部分が絡み合って
 固まっていたら根をほぐす。
  苗を入れる前に、培養土を
  容器の端によく押し込んでか
  ら、苗を入れ込む。

 2つ目の苗を容器に入れる。   3個目の苗を容器に入れる   苗を入れた後、培養土を苗の
、  隙間に入れ込み、箸を差し込
  んで土が苗の隙間に充分入り
  込むようにする。
水苔を土の表面に入れ込む   苗の植込みがすんだら、苗
  の位置のバランスを整える。


7 ペットボトルの容器を布でラッピングする
  容器を布でラッピングする。
   布の端を折込み、麻紐で縛る
 もう一方の端も、布を折込み
 麻紐で縛る。
  布の上の端を苗の植込み口に
  入れ込む。
  おしゃれに出来上がり。


苗選びのポイント
1.根づまりしておらず、病害虫にもおかされていなくて、徒長していない草丈が低くて
  ガッチリした良い苗をえらぶこと。
2.植込む植物はできるだけ長く楽しめるものを選ぶとよい。
3.植物の成長した姿が、立ち上がるものや、横に広がったり、一つは下に垂れ下がる
  ものを選び、バランスよく組み合わせること。


植込み後の管理
1.植込み後、下の水穴から水が流れ落ちるまで、水をたっぷりかけておくこと。
2.植込み後、4〜〜5日間ぐらいは、風と直射日光を避けたところに保管して養生する。
3.培養土、水苔が乾いたら、水穴から流れるまで、水をたっぷりかける。
4.咲き終わった花がらは、こまめに花茎のもとの部分から摘み取る。
5.7〜10日に1回、液肥を与える。


■ 作品事例
       両端はラミュウム
       中央はナスタチュウム
  左端はバコバ、中央はナスタチウム
  右端はシルバータイム



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