DIYの愉しみ


DIYの魅力 主な作品


 

DIYの魅力

 こんなモノが有ったらいいな。こんなモノが自分の手で作れないだろうか。そこで材料を取り揃え、モノ作りが始まる。

 DIY(Do It Yourself)とは、自分の住まいに合わせて、自分の手で好きなようにモノ作りをすることである。 

DIYの一つの魅力は市販品より安く出来ることもある。材料の無駄もあるが、作業費がかからず安く出来上がる。 もっとも、最近はホームセンターや100円ショップなど自分で作るより安い市販品もあり、必ずしもDIYで作るほうが安くなるとは限らない。 サイズ゙、デザインなど満足がいけば、手間もかからず、通常は市販の完成品で十分だ。
 しかし、市販品には自分の住まい、空間に合ったサイズ、自分の好みに合った色、デザインのモノがあるとは限らない。
 そこで、DIYの登場となる。材料、部品を購入して自分の好みに合わせて作り上げる。自分の腕に自信があれば、市販品を自分流に改造して、自分の好み、希望サイズにする。失敗すれば市販品を台無しにしてしまう恐れもあるが、ホームセンターや 100円ショップなどで廉価で購入したものであれば諦めもつく。
 
  また、人に組み立て、補修などを依頼すれば、直ぐに出来ない場合もあるが、自分の手でやれば、好きなときに着手することも可能である。自分の手で作り上げたモノであれば、その仕様もよく判るだけに機能の拡張性も比較的容易である。
 但し、完璧を求めるなら、市販品を購入し、或いは専門家に組み立てや設置を依頼するにこしたことはない。 何故なら、所詮、素人では出来栄えは玄人には及ばないからだ。
 また、不良品、欠陥が発生しても、自分で作ったモノ、自分で組み立てたものは自己責任で対処しなければならない。従って,DIYは自分の技量に応じて行い、失敗しても自分で納得できる範囲にとどめるべきかと思う。 

DIYのメリットとしてリサイクルがある。家庭でいらなくなったモノの再利用や、 捨てようと考えた家具などのリフォームである。表面の傷んだところを取り除き、新たな材料や部品を追加補修し直せば再度活用ができる。 まだ十分使えそうな部品、材料を集め、新たなモノ作りに活用すれば面白いものが出来るかもしれない。こうすれば安くモノ作りができるし、環境保護の観点からも良い。

 DIYは初めから完璧を求めなくてもよい。失敗しても自分流で手直しすればいい。また、失敗しても安いコストのものなら諦めもつく。失敗もまた次への作品作りの参考にと考えればいい。
 DIYの最大の魅了は、何といっても手作りの楽しみと、自分なりに設計・工夫してモノが出来上がった時の満足感、喜びである。 形、色など見栄えが悪くても。そこには市販品にはない自分独自のモノがある。たとえ、それが自己満足であっても。

 DIYの楽しみは、モノを作り上げることにあるのは当然であるが、DIYを始め出すと、近くのホームセンターを散策し、いろいろな材料や道具などを眺めているのも楽しい。便利な機能のいい道具を見ると、こんな道具があればいいなと欲しくなる。高い道具は簡単には買えないが、いつかは買えたらと思う。モノ作りの参考になる材料を見つけると、これを使えば良い作品ができるなと思いをめぐらす。
 最近は、NHK教育テレビで放送されている「住まい自分流 DIY入門」の番組を観ているが、なにかと参考になり、自己流DIYから少しでも技術の向上が図られたらと思う。 

                                                                     
  
主なDIY作品 
 窓サッシュ、勝手口扉、出窓の防寒対策  ウッドデッキ    
 すのこベッド   木製フェンス  ガーデン作業テーブル
 ソファーのリフォーム  ソファーで使うパソコン台  
 駐車場の改装  郵便受け拡張  木製テラス
 市販カーポート利用の物置  玄関アプローチのタイル張り  花植えコンテナ、籠
 プラ樋利用のバルコニー花受  擁壁の再塗装   木製2重サッシュ
  CD棚書籍・パソコン台  小物入れ正座用座卓   洗面所の吊戸棚
 キッチン吊戸棚  キッチンカウンター  2009年以降のガーデングッズ作品
   (DIYガーデングッズページから)
 ガーデンライトなど
  マイブログの作品(ガーデンライト)


  明るさ・人感センサーLEDライト付き
  シュビンップボーゲン
No.1
サイドテーブル
  すのこベッド用 折り畳み台    京からかみを使用した
   円筒型 アクリル行灯
明るさ。人感センサー付きLEDライト付
シュビンップボーゲン NO.2     
 
 テレビ壁際掛けスタンドの作製
   無印良品のアクリルボックスを
   利用した行灯
  竹かごにDAISOのソーラーライト
   を使用したガーデンライト 
  升の灯    正20面体の灯り      美濃和紙糸の球形灯り



                    窓サッシュ勝手口、出窓の防寒対策
 我が家は20年以上前に建てたので、ペアガラスや樹脂サッシュでないため、冬には、窓ガラスやサッシュに結露ができやすい。
そこで、結露の激しい居間の窓サッシュには防寒フィルム(ポリエチレン製)を貼り付けた木製2重サッシュを作ってはめ込み、また勝手口のアルミ扉や食堂の出窓サッシュには外側に防寒フイルムを張り付けた木枠を取り付けて、それぞれ断熱対策をした。
    *居間のはき出しサッシュについては前に作成した木製2重サッシュの項目参照
1.通常の窓サッシュに木製サッシュを取り付け
外側 内側(雨戸を閉めた時) 内側(雨戸を開けた時)
 木製サッシュをアルミサッシュの内側に取り付ける。 なお、木製サッシュはガラスではなく断熱ポリエチレンを張り付ける。木製サッシュ左側 のみ引き戸として移動可能。 幅181cm×高さ106cm  総費用約4千円 (完成日 08.1.27)
2.勝手口の扉
対策前 対策後
 扉の外側に断熱フイルムを張り付けた木枠を取り付ける。尚、この木枠は簡単に取り外しができるようにして、暖かくなったら木枠を取り外し て通常のサッシュのみとする。   幅70cm×高さ190cm 総費用 約5.3千円  (完成日 08.1.9)
3.出窓
対策前 対策後 取外した防寒対策カバー
 食堂横の出窓は、料理の湯気で結露が激しい。そこで、出窓の外側に、上の右写真の断熱フィルムを張り付けた木枠を取り付けた。この枠も簡単に取り外し可能で、暖か季節になったら取り除く。
   幅98cm×高さ114CM×奥行25cm 総費用 約3.2千円  (完成日 07.12.30)


ウッドデッキ

床下収納部分

床板を取り外した状態
  居間からの吐き出し口に、2×材を使用した自分流のウッドデッキを作成 床板は根太には固定せず、自由に取り外しが
 できるようにして、床下の空間に収納や、掃除ができるように工夫。 床面に乗って多少のきしみはあるが、特に問題なし。
   幅211cm 奥行83cm 高41cm 総費用 約15千円  (完成日 07.12.23)

すのこベッド

 すのこベッを敷いた状態すのこの上に布団を敷いて寝ると汗が布団の下に溜まらない。

折りたたみ立てた状態

布団を干した状態
 NHK教育テレビ「住まい自分流」で紹介された室内で布団が干せる桐材すのこベッドを作成
  幅91cm 長さ 194cm 高さ4cm 総費用 約9千円 (完成日 07.8.19)


木製フェンス
 東隣に設置してあった古いトレリス撤去し、新たに2×材(1×4)を使用したラティスを作成
     高さ195cm 長さ724  総費用25千円 (完成日 07.8.6)

ガーデン作業テーブル
 庭でハンギングバスケットやコンテナへの植込み作業用に丸テーブルを作製
  直径88cm  高さ69cm    (完成日 07.1.1)

ソファーのリフォーム
リフォーム前(除去部分) 不要部分の解体後 出来上がり
  15 年間程度、使用した3人掛け皮製ソファーは、いつも座る部分の皮がキズ付き、クッションも弱くなって
 座り心地が悪くなった。 そこで、ソファーの悪くなった左半分を解体して除去し、通常あまり座らなく、
 比較的状態の良い分を残してリフォームする。 
(完了日  06.11.1)

ソファーで使うパソコン台
 ソファーに腰掛けノートパソコンを使用する際、通常のテーブルでは低すぎるので、膝の上にパソコンを載せて使用していたが、操作性が悪く、また姿勢もよくないので、自分の体にあわせたパソコン台を作成。
 なお、2本柱で天板を支えるため、強度を考慮して今回、初めてホゾ組みに挑戦。

                     (W)×(D)×(H)  51×35×53 cm
駐車場の改装
改装前 改装後
 既存の業者が設置したアルミ製片柱のカーポートは、何となく野暮ったく趣も無いので、構造材はそのまま使用し、レッドシーダーの木材でアルミ構造材を覆って柔らかくユニークな感じに改装。 従来の屋根補強のアルミ肩部分が車につかえそうになることもあり、肩補強部材を撤去し、両側に木柱を入れて補強。 また、周囲の植木の剪定で屋根上部にも乗ることができるよう木の梁を載せる。 
 夏の太陽光線で屋根の下が暑くならないように屋根の波板はポリカ、ヒートガードの波板に取替。  
 改装材料費総額約64千円
。 (W)× (D)× (H)  3.0 ×5.2×2.2m

郵便受けの拡張
設置前 設置後
 通常取り付けれれている郵便受けの内部容積は比較的狭い。2〜3日程度ならいいが、旅行などで長期間家を留守にすると、郵便物や放り込まれるチラシ広告物など郵便受けは満杯になり、中身がはみ出し、扉が半開きとなって雨など降ると中身が濡れてしまう。 そこで、郵便取出し口の外側に、上記の写真のような箱を設置して対処。 郵便受けの白いプラスチック製の籠は100円ショップで購入。外側は木で囲い箱の雨対策も施す。      (W)×(D)×(H)  47×37×30 cm
木製テラス
 テラスの雨対策、夏の照り返し防御のため、レッドシーダー材とポリカのヒートガード波板を使用して施工。           (W)×(D)×(H) 7.5×1.7×2.9 m
市販カーポート利用の物置
 建物の北裏側の空き地にホームセンターで片屋根式ワゴンサイズのアルミカーポートと側面は波板などを購入し、左右の側面にも扉をつけ施工。 鉄製アングルを使用して棚設置.併せてコンクリートを張る。 
       (W)×(D)×(H) 5.5×2.4×3.0m

玄関アプローチのタイル張り
 階段、門周囲のタイルは業者に依頼したが、門扉1メートル先から建物玄関までのアプローチは自分でタイル張りをする見栄えは専門家には劣るが特に 問題なし。  幅1m 長さ7.5m

花植えバスケット、籠、コンテナ
ツル製バスケット
ツルで編んだ籠
柳の枝で編んだ籠
プラスチックのプランターを木の枠で覆う
プラ樋利用のバルコニー花受

   (W)×(D)×(H)
 192×18×14cm
   2階のベランダの外側にハウスメーカから譲受けた建物用プラスチック樋で花受けを作る。

擁壁の再塗装

スタッコ仕上げ(水性外かべ凹凸塗料使用)
  道路に面した擁壁の塗装が剥げてきたので再塗装は自分で行う。 面積 約25u

木製2重サッシュ
 古い建物で2重サッシュではないので、断熱性を高めるため、居間の掃き出し
アルミサッシュの内側に木の建具を作り
透明の薄いプラスッチクフィルムを張る
                      幅 99cm  高さ 200cm

         CD棚パソコン台                 本台
 CD棚  (W)×(D)×(H) 95×12×90cm 収容400枚    本台 143×41×58cm
 パソコン台   〃    153×46×60cm  台のトップは集成材の板を仕様


       正座用座卓                   小物入れ     

(W)×(D)×(H) 23×14×16cm
  長時間正座でのアシがしびれ防止座卓  50×32×15cm

 洗面所の吊戸棚  
キッチン吊戸棚
    化粧合板とメラミン板で加工 28×14×75cm         35×11×42cm  


キッチンカウンター
      古い食器戸棚の扉、引出を利用しサイズを調整。側面は化粧合板使用。
        トップは左は集成材
、                  右は表面をメラミン樹脂加工のメーカー製カウンターを使用
      (W)×(D)×(H)  89×50×98cm         135×70×77cm


 2009年12月以降のガーデニグッズの作品は、マイブログのDIYガーデングッズのページを参照

下記をクリックすればマイブログの作品へ転送されます。
   (DIYガーデングッズページから)


  ガーデンライトはマイブログの作品(ガーデンライト)を参照のこと。
下記をクリック
  マイブログの作品(ガーデンライト)



                  センサーLEDライト付き シュビップボーゲン NO.1

        シュビップボーゲンとは ドイツの木工民芸品で、クリスマスの飾りつけとして窓辺に灯されたアーチ型装飾品です。
      
今回、4o厚のシナ合板にデザイン後、糸鋸で切り抜き加工し、土台部分に足元人感センサー付きLEDライトを分解し
       組み込みました。
 
      
        横幅25cm 奥行4cm 高さ18cm              横幅35cm 奥行4cm 高さ23cm     
         
  LEDライトを自動設定すれば明るいときは点灯せず、暗くなって人を感知すれば点灯し30〜40秒後に自動消灯。
   このLEDライトは、USBコードで充電できるバッテリーが付いており、満充電すれば、1日に10回程度点灯消灯で、
  1か月以上使用可能。
   小型で乾電池も使用せず室内であれば通常の設置ではどこでも使用でき大変便利なしなです。

    
  LEDライト設置状況
      
  
                             2019年1月12日 製作


サイドテーブル  
   
   
高さ58cm ×  幅60cm ×  奥行き35cm
天板 :パイン集成材、土台:SPF木材、塗装:水性ウレタンニス

                   完成日:2019年2月8日
 


         すのこベッド用の 折り畳み台

   これまで使用していたすのこ用の台は下記のとおり大きくて重量もあり、台の下を掃除する際に台を移動
   すのに大変であった。
     先般、東急ハンズで折り畳み式の桐材ベッドを見て、その軽さ、便利さに感心し、2007年8月に作製した
   すのこベッドをそのまま使用して、下の台を取り替えるべく、折り畳み用の台を作成する。

  
  従来の台   幅885o 長さ1950o 高さ125o  重量9.1kg 
   
                       
 折り畳み台    幅925o 長さ1976o 高さ255o  重量3.8kg 
            桐 すのこ  幅913o 長さ19466o 高さ37o  重量8.8kg     合計重量12.6 kg  
                                  費用 約7800円  完成日 2019年9月26日         
       
         
 すのこを設置した状態 
   
すのこ、台を分離した状態
 
すのこ、台を接合した状態

 
すのこ台を立てて布団を干した状態
 


掃除の際にすのこ台がスムーズに移動しやすいように 床の設置個所にフリーカットの滑り材を接着する。
 
  2019年10月2日 取付
     
            京からかみを使用した円筒型アクリル行灯

    2019年10月21日、名古屋のJR高島屋で開催された「京の老舗名品展」の京からかみ 丸二のコーナー
     で購入した和紙を利用したアクリル行燈を作成しました。

    (材料) 
       京からかみ和紙(飛びや絵桜) 
       0.5o厚PET透明板 100円ショップのLED電球(100v 4.3w)とペット樹脂の容器
                                                                    作成日 2019年10月30日
 
  材料 
  
 
  作品  
点灯前

 
点灯状態 
             
 明るさ、人感センサー付き シュビップボーゲン NO.2

2019年11月、JRナゴヤ高島屋で開催されたドイツクリスマス展で見た縦アーチ型のシュビップボーゲン
に興味を覚え明るさ・人感センサー付きLEDライト付きのシュビップボーゲンを自作してみました。       

              完成日:2019年12月20日  概算費用 7,000円
           点灯前                             点灯後
       
                          高さ 39cm 幅 38cm 奥行き 8cm    

  
製作途中
   


土台の中央に
 明るさ・人感センサーLEDライトの取り付け

                              テレビ壁際掛けスタンド

   13年間、使用したプラズマ・テレビが画面上に焼き付き症状が目立ちだし、新たに55インチ 有機ELテレビに買換えするのを
  機会に、左右に回転する壁掛け金具の設置をを検討してみた。
   しかし、壁に直に金具を付けるのには抵抗があり、テレビ壁寄せ木製スタンドをDIYで作製し、このスタンドに回転式壁掛け
  回転式金具をAmazon(スタープラチナのテレビ壁掛けショップ本店)から購入して取り付けた。 
   金具購入に先立ち、テレビ壁掛ショップにDIYでの取付を相談したが、素人での取付は保証しかねるとの回答があったが、
  自己責任で取付を行った。
   ただ、スタンドのガタつき、テレビの重さによる転倒も考量して、オーディオラックとスタンドの間に支えを付け、さらに下記の
  テレビ裏側の画像にもあるように、壁掛け金具の下に木製横棒とアジャスターねじを付けたスマートレグ丸脚を取り付け補強
  をすることにした。

                    完成日 2020年2月28日     総費用 12,751円
 
木製スタンド

スタンドに回転式金具を取り付け
  
 
テレビの裏側に壁掛け金具と接合


スマートレグ丸脚、アジャースター金具と支え材



 

テレビ設置状態
 


 
                     無印良品のアクリルボックスを利用した行灯

     無印良品のアクリルボックスに美濃和紙を貼り付け、上下に木枠を取り付け、灯は100円ショップのダイソーの
      ソーラーライトを使用しました。

    無印良品の透明アクリルボックス(幅12.6×奥行12.6×高さ16p
) 790円・個
    

    100円ショップ ダイソーのガーデンライト 100円・個
        

   点灯した行灯
           

 竹かごにソーラーライトを使用したガーデンライト

  

使用したDAISOの300円ソーラーライ
  

点灯の模様
    



升の灯り

   
 使用した灯りはDAISOの300円ソーラーライ

点灯後の模様

 

 正20面体の灯り

 
ヒノキ9ミリ角材30本で組立、和紙を貼付け

 
多面体の下部に台を取付け完成。 内部にダイソーの300円ソーラーライトを入れ点灯

                 美濃和紙の糸で作った灯り

     2022年10月中旬、美濃市の松久永助紙店を訪れた際、その店で見た和紙糸で作られた球形の
     灯りに感銘。
     その店だ購入した和紙糸を使い、教えられた方法 ( 風船を膨らませ風船の上に糸を巻き木工
     ボンドで固める )で球形の灯りを作りました。 
                                                                 
       
        成型後の球形                100円ショップのダイソーの灯りを


このページのTOPへ戻る