ちょっとした情報@→観光スポット
小樽には市指定の歴史的建造物は、古くは明治9年建築の龍徳寺から、昭和10年建築の物まで67棟ありますが、他都市に比較して特徴的なのは、かって「北のウオール街」と呼ばれた銀行街及び、商店街、倉庫等が街並みとして保存され、昔の面影を其の儘残している事です。という事は銀行街からオルゴール堂迄、ゆっくりと歩いても30分もあれば、小樽の有名建築物の大半を流し見位なら出来るのです。然し若し時間が許されるのであれば、建物の外観のみならず、内部もじつくりと見学される事をお奨め致します。その際注意して頂きたいのは、商店や倉庫の鯱(しゃちほこ)及び卯建ちや銀行の壁面彫刻の類です。これ等はかって栄華を極めた小樽商人の足跡と誇りの証でもあります。特に商店の2階左右にある突起物は、卯建ち(防火壁)と呼ばれ、かって成功者が建てた事から、うだつが上がる、上がらないの語原となったとも云われております。この様に注意深くを観察して頂ければ、小樽の魅力もより一層印象深いものになると確信いたします。
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ちょっとした情報A→客引きにご注意
小樽に着きました!さ〜ぁこれから市内観光です。はやる気持ちは分かりますが、でもここで一息入れて落着きましょう。貴方に親切そうに近寄って来る 札幌の○○観光と名乗る人には気を付けましょう。(今の所札幌を名乗っていますが、いつまでもそうとは限りません)この者達は言葉巧みに観光客を連れ回し、最後に結託している飲食店へと案内し法外な金額を請求するようです。何処の観光地にもこの手の輩はいるものですが、残念な事にあなたの好きな浪漫溢れる小樽も例外ではない様です。充分気を付けましょう。さぁ〜観光の後はお土産ですが、和洋菓子
蒲鉾等は有名店も多く何を買われても失敗は無いでしょう。然し魚介類にはご注意を!同業店舗を何軒か回られて、価格の比較をされる事をお奨めします。若し時間が無い場合は大型市場であれば間違いないと思われます。硝子工芸品
オルゴール等その他お土産はあなたの趣味の範囲ですのでお好きにどうぞ
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ちょっとした情報 B→小樽の寿司屋について
寿司について皆さんは貴重な時間と予算をかけ、大きな期待を寄せて小樽をご訪問される事と存じますが、意外と多いのが寿司店に対する苦情です。そこで先ず第一に気をつけて頂きたい事は、強引な客引きの店は避けることです。(相手の風貌に惑わされてはいけません)この様な店は何処の観光地にも必ずありますが、入店しても碌な事はありません。小樽市も小樽市民も、善良な業者も心を痛めておりますが、有効な解決手段が無く今の処観光客の皆様に注意を促すことしか出来ないのが非常に残念です。次に小樽の寿司屋は安くて美味しいのは確かですが、これはあくまでも他都市との価格と質の比較なのです。高級品の寿司を通常価格で提供している訳ではありません。過大な評価と期待は貴方の味覚を満足させない可能性があります。又同じ寿司でも時間と事情が許されるのであれば、出来るだけ店主が直接握る小型店を選ばれる方が良いでしょう。然しこれは決して大型店が悪いと云う意味ではありません。大型店には大型店の良さと役割があるのです。(この際の注意点は先程の強引な客引きの店は避けて下さい。これ等の店は小型店に多いのです)そうして店主と小樽の話でもしながら、ゆつくりと時間をかけて食する寿司は、多分価格以上に美味しく感じられる至高のひと時となる筈です。
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ちょっとした情報C→ 車いすの方に
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最後に車椅子の方にお知らせ致します。ご来樽の際は何かと不安もありましょうが、「坂の街小樽」と云われている割には、銀行街からオルゴール堂に至る道筋は平坦であり、車椅子の方には不便な点もありましょうが、皆さん何とかこなしておられるようです。車椅子用のトイレットは、中央運河向かい角の「運河プラザ」と、運河付近に何件かホテルがあり利用可能のようです。又小樽にいらしたからには、風景も見たいとお望みの方は、車とロープウエイで天狗山へも行かれます。ロープウエイの降り口には車椅子用のエレベータがあり天狗山レストハウスに直結し、一階館内は車椅子で移動も出来ます。名物の「天狗蕎麦」でも食し乍ら窓から一望する小樽の全景は仲々のものです。外に出ると展望台には行けませんが、それでも市内を見ることができ、付近にはリス小屋もあります
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ちょっとした情報D→冬道はどうすれば?
雪に対する経験の浅い地方から来られる方々は何かと不安も多い事と推察致しますが、皆さん一応の覚悟と準備はなされて居られる様です。夏とは異なり冬季間に関しては、私の見る限り大半の皆さんは間違いの無い服装のようです。問題は履物です。専用の冬靴は高価ですが、何よりも冬道に慣れない地方の方には冬靴と言えども意外と滑るのです。そこでお奨めは装着用滑り止め靴バンドです。種類は踵用
つま先用 両用と色々ありますが、雪の降らない地方でも容易に入手可能です。(例えば東急ハンズ渋谷店等)但し爪が鉄製の製品等は建物内部では装着を解除しなければならない物もあります。予算が許される方は冬靴との併用も良いかも知れません。
ちょっとした情報E→冬路の歩き方
冬道の歩き方、冬靴の選び方と歩き方、最近の傾向としてはあまり切り込みの多くない平坦に近い靴底が多いようです。これは圧雪状態、もしくはスケートリンクと化した路では、地面により密着度の高い方が良いとの解釈からなのでしょう。冬靴の歩き方は(スパイクバンドなし)テレビなどでスタイリストが一歩一歩シツカリと歩くように薦めていますが、あれは嘘です。北国の私共の経験からは、この様な危ない道路ではむしろ逆わらずに小股にすり足よろしく地面に足を滑らせる様に歩くのがこつなのです。あくまでも小股にです。なお転倒を避ける為、建物等は歩きながら見ずに立ち止って見ましょう。
この際お子様の「だつこ」は止めましょう。非常に危険です。お子様は一人で転ぶよりも親と一諸の方が、はるかに怪我の確率が高いと心得ておくべきです
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