丹沢・神ノ川大岩沢
神ノ川8:30 いつものゲート横に駐車。ヒュッテ横を通り、林道を歩く。
     少し行くと日陰沢林道入り口の表示で木橋を対岸に渡る。
     正規はそのまま河原を歩き大岩沢に突き当たるのだが、
     今回は取り付き間違え、植林を横切ると言う言葉を間違え、
     下ってヒュッテ裏の7つの堰堤を登り、
     初めておかしいのに気づき30分の無駄。
入渓分岐9:10 堰堤底が壊れたところが分岐。大岩沢入口には
     すでに10m程の堰堤有り。沢準備をして9:30左側ガレ場より
     堰堤を越す。
F1 9:40 あと3ヶの堰堤は右側ガレ場を越しすぐにF1に着く。
F2 9:50 8mほどの滝。濡れたくないので早めに巻こうとして、
     右の草地を登るが正規の道でない。懸垂で一回下まで戻る。
     すると滝横右壁にルート有り。
F3 10:10 左壁に鉄製ワイヤーが垂れ下がっている。引いてみてOK。
     上部はスタンス細かく滑るので補助にできる。
F4 10:20 ゴルジュの奥に水量が多い滝が見える。いろいろルートが
     ありそうだが、直登は無理そう。手前の凹地に残地ピンがあるルート。
     ホールドはある。一人のため自己確保して3級程度のスラブを越える。
涸滝下10:30 左手に残地ピン2本にシュリンゲがある。懸垂もできそうだが
     今回は一人の為右手に10m程の涸れ滝が登れる。
     そこから企業庁の標識をみてトラバース5m下の笹藪をつかみ
     下って滝上に出る。
F7 11:30 左壁に残置ハーケン2本ある。その上はないので
     難しそうに見える。自己確保してシュリンゲがついたハーケンまで
     行ってみる。上は足がかりが乏しいが右側1m位からスタンスが
     続いており、滝口に出られそう。シュリンゲを頼りにトラバり
     落ち口に出る。再度今度は懸垂しながら元来たルートを下り、
     ザイル回収しながら再度登り返す。
F8 12:10 F7で時間を使ってしまったがF8は目の前にある。
     傾斜が急に見えるが水流左にスタンスが有りルートはある。
     F8を越えると沢は2,3mの滝が出る程度。だんだん水が涸れる。
     三俣より上は乾いた滝登り。最後は土部が出てきて滑るようになれば
     右手の枝尾根に取り付けば鹿柵が見えてきて、稜線までわずか。
鹿柵13:40 5分も登れば稜線に出る。右側に5分程行けば大室山の頂上。
大室山13:50 今日は沢は南面に向いていて日当たりが良かったが
     ここは下から風が吹き上げている。沢道具を片付け、腹ごしらい後
     下山にかかる。14:10日陰沢林道を下り出発。
林道15:15 最初は鹿柵沿いに下るが直に枝尾根に分かれてゆく。
     最初はわかりにくい。太い赤テープを目印にすると良い。
     後は踏み跡、表示ははっきりしている。ヒュッテそばにの
     林道に出る。

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過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
 初級の沢と言われているが結構遊ばしてもらえる。
但し、岩はもろいので、必ず、チェックして登ろう。
私も何回か、手から岩が落ちた。F8を越えた後、稜線まで
1時間以上急登の連続。ここでも体力がいる。
 まだこの時期沢は荒れていた。又冬場落ちた岩が
固定していないのでバランスに気をつけよう。 
F8落ち口から見る。落ち口から見て
右手にルートある。
F4下の凹地。ハーケン1本有り
F4はゴルジュの奥
F3は水流左から落ち口へ
 今年最初の沢登り。裏丹沢、神ノ川・大岩谷に行ってきました。今回は連休中と言うことで単独です。
8個の滝が有り、直登、高巻きが楽しめる。巻き道もはっきりしているので注意すれば問題無い。
濡れないで登れるのもこの滝の特徴。 
欠点は涸れ沢になってから大室山頂上に出るのに、2時間ばかりかかることだ。
 登山実施  実施日(2006年4月30日)
      
実施者 中村単独