谷川岳・マチガ沢6ノ沢
 10月21日(金)
 PM9:00多摩発 車で天神平駐車場に12:30到着。
  駐車場にテントを張って、一杯。朝5:00起きる。
駐車場5:50 
出発。谷川岳登山センターを横に見ながらマチガの出合に向かう。
マチガ出合6:15 すでに頂上付近はがスっている。
    ここには右壁にマチガのビーナスがいるので岩壁を登って挨拶をする。
    どうもレリーフのビーナスの胸に触ったのが今日の山行を
    運命つけられたようだ。沢準備をして6:20出発。
大滝7:20 適当に沢の真ん中を進み、恒例の大滝。真ん中を登る。
4段の滝7:55 そばにはシンセンの尾根が近づく。4段の滝は左側を登る。
チョックストン滝8:05 ゴルジェに入り、大きなチョックストン滝。
    左側に残置シュリンゲ。強引に腕力で登るコースの為、
    非力な私は右壁を残置ハーケンにそって登ることにした。
小尾根10:36 この辺から本谷をはずれ、6ノ沢に入り込んだ。
    30m程のスラブ滝が出てくる。建部氏猛烈にアタック。
    すでに岩は濡れているので細心の注意が必要だ。
    下部は中央のスラブを登り、途中からトラバリ、
    ハーケンの頭に乗り、右のリッジにせり上がる。
    急な草付き後小尾根にでて確保点あり。この尾根を登ってゆくと
    ルンゼに当たる。この中にまだ新しいピンあり。
    続く下が切れた岩場のバンドが5m程出てくる。
    結構気を遣う草付バンドだ。わずかな岩のホールドを探し、トラバル。
    途中確保ピンなし。40M程ザイルを伸ばし草付き平地で切る。
    ここまでくると頂上から人の声が流れてくる。
    視界が効かないので後どのくらいかわからない。
    急な草付きを適当に登り、東南稜からの踏み跡にでた。
    後は踏み跡を頼りにオキの耳100m程下の稜線にでる。
オキの耳12:30 寒い。寒い。風に吹かれ写真を撮って早速退散。
    途中雨から霰も混じり始める
巌剛分岐13:50 西黒尾根の下りと言っても濡れている岩は滑る。
    尻餅を付きながらの下山。分岐を過ぎれば、ラクダの背や鎖場がある。
    雨の日の鎖、 輪が小さく滑りやすい。要注意だ。
駐車場15:20 鉄塔にくればもう終わり。この尾根やはりバカ
尾根だ。
 岩シーズン最後ということで、近頃行ってなかったクライミングにマチガ沢東南稜に行くことにした。
あいにく当日は雨で視界が効かない。間違ってどうも六ノ沢に迷い込んでしまった様だ。
大滝の登攀、切れたバンドのトラバース、ルンゼの登り最後は必死の草付きの登り。
いや〜まいった。最後は東南稜の踏み跡から、オキノ耳にでて、西黒尾根を下山。
  登山実施  実施日(2005年10月22日) 夜行日帰り

       
実施者 中村、建部
ゴルジュ帯入口、左面を登ったかな
マチガ沢大滝、真ん中を登る
マチガ沢6ノ沢登攀終了点。
 マチガ沢の6ノ沢。ルートはできているが踏み跡はわずかしかない。
登ってわかるが、昔は入っていた人も多い様だ。
ルートとしてはおもしろい。でも晴れているとき、
強引に登るともっと楽しいだろう。
雨の日はスラブ滝、草付き超滑るから注意。
 でも決して初心者の方は入るのやめてね。
道は不明瞭で、戻ろうとしても懸垂するピンや灌木がないから。
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過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
マチガ沢適当にチョックストン滝、右壁を登った。