天神平下4:45 天神平の駐車場がには6Fに暖房が効いたフロアがあり、
      夜遅く着いたものには大変重宝だ。十数人が寝袋を広げ、
      仮眠している。酒かっくらってしばしの睡眠。
      朝早く出発。谷川岳に来ると必ず朝早いので睡眠不足だ。
一ノ倉出合6:20 一時間強でかの有名な衝立岩が待つ出合だ。
      準備をして滝沢に入る。デブリを乗り越して20分ほどで
      一ノ沢の出合。
      ここからは沢のなかを上部に気を使いながら登る。
中間稜分岐6:55 トレースを拾ってゆくと右側に一,二の沢中間稜に
      トレース有り。今回は沢沿いのコルへの道を進む。
      だんだん雪面は角度を増す。
      両側が立ってきて、さしあたりミニ三の窓雪渓の感じ。
シンセンのコル8:00 先行パーティーが居り、トレースが
      しっかりしていたので予定通りの時間。
      分岐からは一度左に雪面トラバース後左巻きに登って
      コルに出る。ここは10名程度の人間が立てるスペースだ。
      10分小休止後出発。
第二岩峰8:30 目の前に見える岩が第二岩峰。一ノ倉沢を巻き、
      岩の右部多少凹地になっている草付き、雪付きの足場が
      固まらない所を2,3歩だましの登り。
第一岩峰10:15 この後一ノ倉沢の急斜面のトラーバースが続く。
      結構天気の下りが早いせいか風が出てきて、
      すぐ先行パーティーのトレースが消える。おまけに雪が
      固まって居らず、アックスとアイゼンを何度もこの雪面に
      たたき込まないと固定できない。
      雪が着いている乗越部にフィックスロープがたれているが
      ハングっている。
      今回は右側の一の倉側の急斜面を巻くが、結構やばい。
      足場を固定しながら、ダブルアックスだ。
      ここを巻くと安定した岩陰になる。下を見ると滝沢が急斜面だ。
オキノ耳11:00 ここかも急斜面の広い斜面だ。
      やばいのでゆっくりダブルアックスだ。登っても未だ頂上は先だ。
      時間はそんなにかからないが、まだまだ雪稜の
      アップダウンは続く。最後は右側にトラバースしながら
      雪庇を乗越すとオキノ耳標識の前に出る。
      最後の一歩は反り返りながらの踏み込みだ。
      ここは安全第一。年寄りはお助けひものお世話になる。
トマノ耳11:15 頂上も寒い。ここでは縦走組やスキー登山の
      パーティー範囲だ。
      もう疲れたので今日は天神尾根を下ることにした。
天狗の腰掛け11:45 ゆっくり広い天神尾根は登ってくるもので一杯。
      ここでガチャモノを片付け一般登山者になる。
天神平12:50 人のいないスキー場を横断しロープウエー乗り場に到着。
シンセンのコル
取り付きの一ノ沢 ミニ三の窓?
過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
広い雪面の直登。後ろの雪稜が登ってきた東尾根
トマノ耳から見た東尾根
第1岩峰とその上の急斜面
コルから最初の岩場 第2岩峰
第1岩峰上のテラスより見る。
 今回は急に仲間に誘われやってきた谷川岳。
今年は雪が少ないとはいえぐずぐず雪に悩まされた。
もう少し固まっていると登り易いと思う。
アックスやアイゼンをたたき込んでも一回で決まらないほど。
時間の関係上天候が下り坂だったのでザイルを出さなかったが
無理しない様ください。
出して当たり前のコースです。
これからは雪崩れる時期になるので入山禁止になります。
良く登山センターに確認して登ることをお奨めします。
でもよい子は登らない方が賢明です。
なお今回は同行した仲間T氏の写真を使わせてもらいました。
第1岩峰
登ってきた東尾根
第1岩峰を巻く当人
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 今週は会の仲間に誘われ、急遽谷川岳東尾根に一ノ倉沢の一ノ沢から取り付き、
シンセンのコルから雪が十分固まっていない雪稜を一ノ倉沢にトラバースしながら
落ちたら止まらない雪面にビビリの連続でした。
よい子は絶対に行かないでください。
今回は天候が下り気味だったので上部では吹雪かれました。
 登山実施  実施日(2007年3月24日) 
       
実施者   中村@多摩、建部
上越・谷川岳東尾根
谷川岳