勝手に名前をつけたおもしろ岩。
進行を阻んでいる
おもしろ岩手前を北面に回り込んで
登り返したルンゼ。3級程度
両神山・狩倉岳から縦走
 大晦日冬山山行が天候不順の為、中止したので、急遽埼玉側ニッチツ部落から登り、狩倉岳から
横八丁両神山まで縦走しました。
わずかな踏み跡を頼りに多少のヤブをかき分け登ります。標識類はほとんど無く、ルートファイディングが
必要なルートでした。でも、槍ヶ岳の通過、横八丁の通過はスリルがあります。
ルートは北側を巻くようになっているので多少雪が付着しているのでアイゼンをつけて登りました。
梵天尾根の大笹が生えている所に出ます。頂上からは、八丁沢の作業道を下り、落合橋にくだります。
やはり雪が付着していました。総合的に隣の赤岩尾根よりレベルが高いルートです。
 
 登山実施  実施日(2007年12月31日) 
          実施者   中村@多摩 単独  
 今回は秩父の中津川のニッチツの旧社宅横に車をデポして
荒れた社宅横から登り、稜線までケーブルを頼りに登る。
小倉橋6:40 橋のたもとに旧ニッチツ社宅の横から登り口。
     最初は沢沿いからケーブルが敷設されている尾根を詰める。
     踏み跡は尾根にジグザグにある。アンテナ塔8:20 
     北面は雪が付着しているのでアイゼンつけて登る。
     ケーブルに沿って踏み跡を探しながら登るとテレビアンテナのある
     稜線に出る。100m程東側に今回唯一赤布の標識。
     神流川出合への下り分岐点。
狩倉岳9:15 1625mの頂上。景色は見えない。
     唯一立ち木に標識。前方に槍ヶ岳が見え出す。
槍ヶ岳10:25 ここも樹木の中の道なりの山頂。唯一石のケルンがある所。
     この先急降下。進行先が切れた時は必ず進行左側北面に
     巻き道がある。でも雪が着いているのでアイゼンつけて
     登ることをお奨め。
おもしろ岩10:40 手前に狭い岩稜を渡ってくると目の前に登れない
     おもしろ岩の前に出る。進行右側は切れ落ちているので少し戻って、
     進行左側の北面をルート探し。踏み跡が色々ある。
     みんなずいぶん考え込んでいるようだ。
     探した結果北面岩の直ぐ横の10m程のルンゼが易しい様に
     思えたので登る。倒木が2本あり使えば容易。
     この辺が横八丁の岩場の始まりのようだ。
     反対側に回り込めば又先に岩場。右側に踏み跡道が見えたので
     甘い誘惑に駆られ、巻き道と思い下ったら、途中から道が切れる。
     梵天尾根が見えるが間違い。結局戻り返して正面岩場をわずかに
     左まきすれば道が見える。この2カ所で時間を食ってしまった。
大笹12:30 横八丁を越えれば笹が生え出すと梵天尾根と合流できる。
     頂上から直線距離で500m程度の所。
山頂12:45 清滝コースと合流後鎖場を登れば頂上。
     今日は風が強く寒いので直ぐ下山に下山にかかる。
作業道分岐13:00 下山は最短時間の八丁沢の作業道を下る。
     頂上直下清滝に下る前に立ち入り禁止ロープをくぐり、
     登ってきた道戻る。少し先に右側に作業道の標識。
     ロープをくぐって下ることにする。
落合橋14:20 途中2カ所ほどロープが設置されているが
     立派に踏み跡ができている。今日は雪が付着しているので
     アイゼン下山だ。切れたところもあるので慎重に下ろう
 冬山山行の代わりにやってきた両神山。
今回は地図に載っていないがあると噂のコースをたどってみた。
多少の踏み跡が唯一の判断材料。
標識、赤布がほとんど無いのでルートファイディングが必要。
私も黄色のテープを数カ所つけてきた。又上り下りのも多く、
切れたところが出てくる。北面にトラバースルートがある。
良く探そう。初心者だけではいるのはよそう。総合力が要求される。
 コース全体を見れば、ルートファイディング力、歩く距離、
岩場の存在を考えると隣の赤岩尾根よりレベルが高いと思う。
このコースヤブをかき分けながら、ゆっくり考えながら登ろう。
逆に中津川出合の沢から梵天尾根に取り付いて
大笹から下る人もいる。
槍ヶ岳の山頂。ケルンが積まれている
過去に登った近辺山行記録
過去の記録
横八丁から見る槍ヶ岳全景
狩倉岳の頂上。唯一標識があるのみ。

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