9月25日
西沢渓谷6 :15 無料駐車場に車を止め、出発。
     林道途中からは甲武信岳への道と分岐する。
東沢分岐6:50 西沢渓谷に行く吊り橋を渡り、右側の小道に入り、河原に出る。
     鶏冠谷はすぐなのでここで登攀の身支度をする。
F17:30 8m程の魚止め滝。右側が登れそうだが、水流が多く、濡れそう。
     今回は巻くことにする。
3段ナメ滝8:20 奥飯盛沢を分ける地点で3段スラブ滝が現れる。
     奥の逆くの字の滝の門番の感じ。中央部はホールドがないので
     ザイルを出し、左側の草付きルンゼ取り付き、右にトラバース。右側に巻き道もある。 
逆くの字滝9:00 20mの逆くの字をした急傾斜のスラブ滝。
     下部は水流右側にホールドがあり、登れるが
     上部5mは右壁に打たれたハーケンのシュリンゲをつかんでの直登。
     最後一足がホールドがなく微妙なバランス。
     昔は左側水流の中の細かいリスを頼りに登ったが
     ルートが変わっているようだ。9:50分抜ける。
左俣出合10:25 出合付近には15m程度のスラブ滝があり、
     右端のチムニー沿いにハーケンを頼りに登る。
     出合に右俣には40m大滝、左俣出合には15m大滝が門番として
     待ちかまえる。右を高巻くが悪い。
五段の滝12:20 三の沢にはいると目の前に5段50mナメ滝が現れる。
     この時大粒の雨が降り出し。左の樹林対に入り、雨宿。
     止むのを待っていられず、樹林の中の巻き道を滑りながら登る。
     最初の3段は水流越しに登れるが上段2段はスラブ状。
     右端を登るようだ。ここを過ぎるとゴルジュ状の滝が頻繁に出てくる。
鶏冠尾根15:15 最後は忠実にルンゼを詰めるようだ。結構傾斜がきつい。
     途中から左端から樹林帯にに入ったが、小1時間
     シャクナゲの藪こぎとなってしまった。小休止。
木賊山17:30 狭い尾根道を倒木や、小枝をかき分け、
     狭いガレ場で沢道具をしまう。結構時間がかかる。
     途中不明瞭となる箇所がある。木賊山頂上近くに出る。
甲武信小屋17:45 暗がりの中ヘッデンを付け小屋前のテン場に着く。
     今日はここまで。 釜の沢遡行の仲間がテン場を取って待っていてくれた。疲れた。
9月26日
テント場8:00 出発。もう何度も甲武信岳は来ているし、曇っているので
     景色は悪いのでので頂上パス。
ヌク沢渡渉10:25近丸新道をくだる。結構下りが急。
     途中ヌク沢を渡渉点。少し上流に鉄板の仮橋あり。
林道11:15 後はトロッコ道を下る。結構崩れている。
西沢駐車場11:30  出発点に到着。
奥秩父・東沢鶏冠谷
 04年9月先週のキュウハ沢に続いて、鶏冠谷左俣三の沢に3人で出かけた。
前夜国道140号沿いの道の駅三富の駐車場にテントを張って仮泊。朝早く西沢駐車場に向かい、
東沢にはいる。西沢分岐で河原におり、ここから遡行開始。
今回は水流が多い。最初の渡渉点でも川幅はいつもの倍この沢の名物逆くの字の滝は昔は水流通しに登ったが
今回は上部にシュリンゲが4本かけられていたので直登。ホールドが乏しい。
三の沢は今回初めてだが大雨が降り始め、最初の50m五段ナメ滝は巻く。
この沢は遡行距離が長く、飽きるほど適度な滝が出てくる。
 遡行後鶏冠尾根までシャクナゲの藪こぎ。後細い山道、木賊山を経由して仲間が待つ、甲武信小屋のテント場に着く。

 
登山実施  実施日(2004年9月25,26日) 
 
        実施者   中村@多摩、谷澤し、谷澤あ
 丹沢や奥多摩の沢に比べ、遡行距離が長く、高低差も大きい。
普通鶏冠尾根に出ると、尾根を下るのが普通だが
今回は甲武信小屋まで足を伸ばした。
釜の沢遡行の山仲間と小屋で待ち合わせの為、12時間の山行となった。
結構直登可能の滝が多く、ザイルを出す頻度も多い。
また飽きるほど滝が出てくる。
この辺が奥多摩の沢よりグレードが高いせいかも。
くれぐれも滝は藻で滑りやすいので注意を。
過去に登った周辺山行記録
過去の記録
一ノ沢出合直前のスラブ滝
解説されないが急で滑りやすい
鶏冠谷名物20m逆くの字の滝
今回は右壁をシュリンゲを使って登る
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