奥多摩・タワ尾根U
 週末天候が悪いので、急遽方向転換して、雪を歩きたいという仲間の希望で
奥多摩の長沢背稜を歩いてみた。3年前歩いたタワ尾根を日原鍾乳洞から登って、天祖山に登り返して、
八丁橋に戻ってきた。雪を期待していったが北面にわずかに足跡がつく程度の雪。
でも前日の雨で稜線は樹木に氷が着いて、樹氷の世界。ほんとにクリスタルの世界で満足。
稜線は途中から登ってくる足跡が一つあった程度で誰にも会わずに鍾乳洞に戻る。
 登山実施  実施日(2009年2月1日) 
       
実施者   中村@多摩、山口す+ゲスト2
鍾乳洞8:40 奥多摩タワ尾根に行く噂をかぎつけ、
    春日部のS氏夫妻もやってきた。車2台となったので一台を八丁橋にデポし、
    もう一台を鍾乳洞上の駐車場に車を止め、階段から登り始める。
    岩を巻きながらジグザグに沢沿いを登る。
一石山9:25 急な登りが終わり、尾根に取り付くと一石山の表示。
    枯れ木の平地を歩いてゆく。
大樹9:45 人形山に取り付く前の鞍部に前回はなかった大樹の表示。
    大樹ブームがここまでやってきていた。
人形10:05 樹木に人形山の表示があるだけの途中点。
鈴坂丸10:40 踏み跡をたどれば樹林の中に頂上の標識。
    横に採掘跡生々しい天粗山に登る尾根が見える。雰囲気をつぶしている。
ウトウの頭11:15 この辺から岩場が出るが巻いたり、直登して問題無い。
    頂上は三等水準点の標識有り。ここからは岩場の登り下りがある。
    最後は大京谷のくびれに下りる岩場。前回は北面の岩場を
    下ってしまったので、四苦八苦したが、今回は天祖山側のルンゼを下る。
    凍っているのでアイゼンつけて降りた。ここだけが注意が必要な所。
大京谷のくびれ12:00 途中小休止してくびれに。
    やはりここはひなたぼっこによいところ。今日は通過。
    急な岩場の登りから始まるが10分の辛抱。登り終えれば、唖然の風景。
    下からモノレールが尾根の真ん中に作られている。
    おまけにまっすぐ伸ばそうと樹木を切り倒して。
    全く雰囲気ぶちこわし。森林保護という名目の自然破壊か。
稜線12:35 1500mから上は白い世界。アイゼンつけてまっすぐ登る。
    鳥獣保護区の赤い看板と稜線の道標が立っている場所に飛び出す。
    稜線も雪が少なく、足跡が付く程度。新しい足跡は今日はない。
    雪の上の縦走。
下山点13:30 稜線は昨日の雨で樹木に氷が着き、クリスタルワールドだ。
    とてもきれいの一言。北面では足首程度に潜るところも出てくる。
    途中に1人の足跡あった。尾根沿いに縦走しているようだ。
くびれ14:00 ここからは天祖山に150mも登り返さないと着かない。
    結構急登だ。午後の登り返しはきつい。
天祖山14:40 急な登りで頂上。神社の横の日だまりで休憩。
    後は急な下りが待っている。
林道16:15 最後は林道に出るジグザグの急な枯れ葉の中の下り。
    過去ここでは死亡事故も起きているから最後の気を引き締めての下り。
    下って林道に出れば八丁橋。今日はここまで。
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
過去に登った山行記録
過去の記録

天祖山に向かう尾根
大京谷の下り前の岩場。下りは注意。
天祖山側に下り点
ブナの大樹。最近のはやりか
 テープと踏み跡と頂上の標識で山慣れた者ならこの尾根を歩ける。
 注意は大京谷のくびれに下るところが天粗山側を巻こう。凍っている。
危険な場所はここくらい。
 今回は大樹の名所と尾根につけられたモノレールが変わっていた。
このモノレールには参った。もうこの尾根に来る値打ちがなくなった。
写真に一部同行したS氏の撮影したものを使用させていただきました。
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