奥多摩・水根沢遡行
 今年最初の沢登りに天候が心配されるので半日で遡行終了する水根沢に1人でやってきた。
通常初心者用の沢と紹介されることが多いが、水流線に沿って登ると結構難しい。
今回は水流が多かったかもしれない。。釜が膝くらいの所はどこもなかった。
ほとんどが淵をトラバースできず、巻かざるを得ない。
今回は半日と言うことで水根のバス堤前の無料駐車場から歩き出し、半円の滝を両手両足全脚開きの登り
右側の踏み跡を登り、伐採林を登ると林道に出て終了する。
30分程度で元の場所に戻れる。

 
登山実施  実施日(2008年5月24日) 
 
        実施者   中村@多摩単独
 車を水根バス停前の無料駐車場に止め、道路対岸の標識をみて向かう。
駐車場6:50  道路反対側に登り口の標識がある。まっすぐ10分も歩くと
    キャンプ場から沢にはいるのが一般コースだが今回は手前から沢歩きを始める。
入渓点7:10 最初の橋を越した上で沢準備。ここから河原を歩く。
最初の滝7:30 2m程度の滝から始まる。最初の滝を登り、
    続く滝は深い淵を持った水流豊かな滝。淵の深さに足が届かない。
    最初から泳ぎか?・・水流に押され進めない。
    左壁に残置シュリンゲ3本。これを頼りに水中右壁トラバース。
    水根沢はこんなふうだったあかな?疑問に思いながら水流際を登る。
中段の滝群8:05 目の前の滝は高さは無いが、釜は透き通って底が深い。
    淵は歩けない。しょうがないので左壁ルンゼにわずかな踏み跡。
    10m程登ってトラバース。下りはしょうがないので立木にロープを
    通し、懸垂で滝上に出る。でも上の滝はやはり淵を歩けない。
    今度は腰まで入って10m程の右壁にシュリンゲの連打。
    ルートはここだろうが、今回は右壁にトラバースできそうな
    踏み跡があったのでこちらを歩いてみた。
    結果ちょっと悪いが、トラバース後踏み跡下ると大滝上に出てしまった。
大滝上9:45 巻いた後大滝を見下ろすテラスに出る。
ワサビ田9:50 左に沢を分けるところにワサビ田の始まり。
    しばらくは水流通しに歩く。
半円の滝10:25 急に目の前に5m程の流速が早い滝。左壁を登れるが滝に挑戦。
    釜の左淵から滝下に。体を右壁に乗り出し、両手でブリッジ後体をひねり、
    右足を右壁につけ、両股開きの体勢。
    最初は緩いが中段から飛び跳ねて来る水流を避けるには
    両足めいっぱいに開いてのよちよち登り。10cmずつ手足を上げるが精一杯。
    これで3級と不思議がり途中で休憩しながらの登り。
    疲れた人は滑り台で釜の中に行く事になる。
終了点11:00 この滝の上が終了点で右に曲がった所にわずかな踏み跡。
    5mほど登れば伐採林の中の踏み跡に出る。
    ここからジグザグに登れば50m程で林道に出る。
林道11:00 ここで沢支度を取り、食料補給とビールでのどの潤し。
駐車場11:30 林道を下ればあっという間に人家に着く。上に車道がある。
過去に登った周辺山行記録
過去の記録
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
半円の滝を上部。
中流域の滝群の始まり
 今年最初の沢登りに初心者向きとの評のこの沢に来た。
噂では釜が土砂で埋まってしまったと聞いたがまだ十分楽しめた。
今回は1人で来たが、たくさんの人と来れば
、きたでそこそこまた楽しめるコース。
この時期、まだ雪解けのわき出し水が出ていたのかも知れないが、
釜が深い沢だった。

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