南アルプス・大無間山
月20日
井川駐車場12:00 井川湖ほとりの無料駐車に車を止め、細道入ってゆけば
     諏訪神社に出る。神社道を登れば、再度道路に出る。
     反対側に登り口。重荷を背負って登るがこのコースは登りだけ。
     1500m程度から雪が見え始め、登山道は凍っている。
     P4頂上に雪が50cm程積もっている。
小無間小屋15:30 P4そばに小無間小屋。今日の水はP4横の雪たまりで確保。
     小屋の雨水をためてあるバケツはいまいち使いたくない。
     今日は私一人だけ。ツエルトを張って独り占め。
3月21日     
小屋6:30 アイゼン付け、出発。最初は細い稜線を下るところから始まる。
     所々凍っている。       
P3下7:20 最低部から登り返して、100m登り返し。P3頂上からは
     急な凍った下り。コル手前は5mほどのフィックスロープ。
P2 8:10 左側が崩れ落ちた崖部を右に巻きながら凍った樹木帯を登るのみ。
P1 8:15 P1を過ぎれば目の前に小無間山が大きく見えるが、途中には
     進行左側に大崩壊地があるので北面の樹木の中を雪に足を取られながら進む。
     登り口は右側が崩壊して、傾斜が急な崖縁をあるくが慣れれば問題ない。
     ここより上は樹木と雪に足を取られながらテープを頼りに
     急斜面を登ることになる。。       
小無間山9:30 雪に埋まりながら唯一木に看板があるのでここが頂上とわかる。
崖部10:00 方向を90度替え、テープを頼りに広い樹林帯を下ってゆくことになる。
     トレースを作ってゆくので結構時間がかかる。
大無間山12:40 右に光岳、聖岳を見ながら途中細い岩場を超えてゆく。
     頂上には大きめの看板があるのみ。雪で水準点はわからない。
     ここまで6時間以上かかったので急いで下ることにする。
     樹林の中の頂上。景色無し。
小無間山15:40 下りも登り返しがあるので時間はかかる。
小無間小屋18:00 ここも登り返しが大きい。下ってくると
     霧の世界から雨の中になる。下では悪い天気なっているようだ。
     カッパを着込み、小屋までやっと。約12時間の歩行。
     ただでも長いコースなのに雪に埋まりながらのトレース作りには疲れた。
     再度小屋に泊まることにする。
3月22日
小屋7:00 朝から雨が降っている。まあいいか。今日は下るだけだから。
     登ってくるときは急斜面は凍っていたのでアイゼンつけて下るが
     雨で溶けていた。取り外すと今度は落ち葉と木の根で滑る。 
駐車場8:50 視界が悪い中テープを頼りに下るが、時々道を踏み外す。
     昨日のトレースを探しながら下山。 
 夏でもロングコースの大無間山までのコースを今回積雪期に挑戦してみた。上り下りが多く、
また一つのピークがやたらと大きい。巻くと言うことを知らないかのように上り下りする。
今回は小無間山から大六間山まで標高差500m登るのに500mの下りもあるので
往復を考えれば1500mの標高差を往復することになる。
この時期まだつぼ足では時々膝上まで潜り、トレース作りに結構を時間費やす。
 登山実施  実施日(2009年3月20〜22日) 
 
       実施者   中村@多摩単独
小無間小屋から大無間山を見る世界
 今回は高所登山のトレーニングをかねて、
残雪時のロングコースに挑戦した。
帰りは上り下りが待っているので時間がかかる。念頭に置いて登ろう。
 トレースができていれば夏時間とそれほど変わらないだろう。
 でもロングコースには変わらない。
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過去に登った周辺山行記録。

詳しい写真は下記にあります。
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写真集
大無間山山頂の積雪
大無間稜線から南アルプス山並
P3下のフィックスロープ