12月29日 八王子駅 24:40ムーンライト信州号で出発。
 
12月30日 3:45上諏訪着。待合室で仮眠。6:37分発。
    伊那大島駅8:57タクシーで塩川小屋手前の舗装が切れる所まで入る。
舗装終点10:15 準備を整え、出発。塩月小屋前1.5km手前。
塩川小屋11:00 登山届けをポストに入れ出発。川沿いの雪道を行く。
分岐12:00 小橋を渡ると尾根への取り付き。木の枝には、ピンクのテープが
      着いており、目印となっている。
三伏峠17:00 登りだけの山道から峠に出る。山小屋は閉店。テントは10張り。
 
12月31日  
テント場7:00 5:15起床。曇って雪がわずかに降っているが風が弱いので
      アイゼンを着け、出発。
本谷山8:20 小屋の横から三伏山に向かっての登り。そこから下り始め、
      のち本谷山の急な登り。
塩見小屋10:30 下り、登りを続け、権衛門山を巻き、塩見小屋に着く。すでに
     風が強くなっており、吹雪いている。トレースがすぐ消え始める。
     風をよけ、小休止。小屋は無人。避難小屋が開いているだけ。
塩見岳12:45 時々足が雪に埋まりながら、岩にかかれた黄色の目印を探し
     南斜面を登る。天狗岩を前にザイルで4人をつなぎ、時々
     耐風姿勢をとりながら、まつげが凍る中進む。
     天狗岩より上は岩と雪のミックスで登りにくい。
     頂上は狭く写真をとってすぐ下山。
塩見小屋13:25 小屋に戻り、ザイルを解く。久しぶりの冬の登山を味わった。
本谷山16:30 私の具合が悪くなり、ペースダウンする。雪と風でトレースは
     無くなって来ており、三伏山の頂上に来るときにはすでに道が
     わからなくなっており、雪の中を彷徨する。先に戻った仲間が
     再度登ってきており、先導をしてくれて夜遅くテントに戻る。
 
1月1日
テント場10:55 昨夜の戻りが遅くなったので今日は下山だけの為、遅い起床。
ロープ場12:30 水場をすぎるとロープ場に出る。岩部に雪が着き
    気をつけての下山。注意を要する場所だ。
河原13:00 元来た道を下山し、河原に出る
塩川小屋13:40 来たときより雪が積もった河原を歩き着く。タクシーを呼ぼうと
     するが圏外。樺沢小屋まで歩くがダメ。沢井までもダメ。
     1人が携帯電話範囲まで下る
 今回は登頂日に吹雪き状態となり、厳しい冬の山行。
天狗岩より上部は上り下りには十分な注意が必要。
様子を判断して行動することが必要。
また雪が降るとトレースも消えてしまう。
この点も注意が必要。
今回は天候により冬の良さと怖さを味わった山行となった。
南アルプス・塩見岳
登り口の塩月小屋。今回はこの下1.5km下から歩く
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 冬山中級の塩見岳。四季山岳会のみんなとこの冬一番の寒さと風のなか登った。登頂当日は吹雪かれ1ランクアップした
山行になった。小1時間でトレースが消えてしまう雪と風の中で本当の冬山登山を味わった。河原の登り口からは急登の
連続で苦しめられる。
 登山実施  実施日(2003年12月30、31、1月1日) 
       
実施者   中村@多摩、松沢、松本、上村
過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
三伏峠からの塩見岳展望
甲斐駒、仙丈岳が隣に見える。
下山時にタクシーを呼ぼうとするとこの辺ではauの基地局が近くにあり
つながるようだ。
ドコモ、Jフォンの場合は三伏峠から予約できないと後で困る。