3月31日
 前日30日夜11:00多摩を出発。今回は道の駅南アルプス長谷で天幕。
戸台駐車場7:30 河原の駐車j場に車をデポし、河原歩き。この時期だというのに
       全く凍結していない。鴬まで鳴いている季節。
白岩の堰堤8:20 重荷を背負い、平坦な河原歩き。
角ベイ沢出合9:40 堰堤を越せば、左岸に移るため、徒渉。水が少なく適当な
       所を石伝いに渡る。角ベイ沢の出合まで平ら道。
       鋸岳が見え出すと角ベイ沢への分岐標識。ここからはだらだら登り道。
丹渓山荘10:20 無人と化した山荘。ここで暖まった想いがよせる。
       ここからは本格的に急な登り。ジグザグしながら凍った踏跡を行くのみ。
大平山荘12:30 地面全面が白くなってきて林道らしいところに出ると新しい
       山小屋。もう北沢峠の小屋に着いたかと錯覚。
       大平小屋だそうだ。昔は無かった。
北沢峠12:50 小屋も手前の登山道を登る。標識があるからわかる。
       林道を2,3度横断すると北沢峠への林道歩きになる。
       5分程度で到着。今日はここまで。
       唯一の平坦部道の真ん中にテントを張った。誰もいない。
4月1日
天場  5:00 朝3時過ぎに雨が上がったので起き出す。今日は風があるが
       暖かい朝。
双児山7:30 ヘッデンつけてわずかに残るトレースを頼りに進む。時々見失い
       腰までズボズボを繰り返す。双児山まで来ると森林帯を抜け出し
       広い稜線を直登する。稜線沿いは表面がクラストしているので
       登りやすい。
駒津峰8:20 ここまで来れば頂上は目の前に見える。しかし風が強く
       立っていられない。反対側に風を避け、冬景色を堪能する。
       今回は低気圧が去った後の強風のため登頂断念。
仙水峠9:45 摩利支天側のリッジの踏み跡をたどり仙水峠に下山する。
       未だ時間があるので、峠下の雪面を使って雪上訓練をした。出発10:10
仙水小屋11:20 予想に反して、トレースは無く、ズボリズボリ潜りながらの
       時間がかかる下山。もう飽きる。
北沢峠13:00 沢沿いに潜りながらの下山。長栄小屋が見えてくれば北沢峠は
         近い。テント撤収して13:30出発。
大平山荘13:50 通過
丹渓山荘15:20 1本取り小休止。
白岩の堰堤16:35 1本休憩。駐車場が見えだしても遠い。
戸台駐車場17:25 着いた。本日12時間以上の山行。       
南アルプス・甲斐駒彷徨
北沢峠のバス停
過去の周辺山行記録
過去の記録

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詳しい写真は下記にあります。
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写真集
仙水峠から甲斐駒ヶ岳を見る。
 今回は若い2人を連れて3000mクラスの雪山にきたが強風のため登頂を断念した。
帰ってきてこの日谷川岳西黒尾根、西穂高岳稜線。鹿島槍ヶ岳ビバーグ翌日の赤岩尾根滑落と
なっていた。駒津峰から上は岩稜帯の為行かなくて良かった。下山も時間がかかることを
思えば正解か。この時期やはり、3日は必要だ。人が入っていないのでトレース無し。
トレースがばっちりできていれば2日でも可能か。
駒津峰から北岳を見る。
駒津峰から甲斐駒ヶ岳を見る 。
H氏撮影写真使用。
 今回は会の若者連れて3000mクラスの冬山山行を計画。南アルプス・甲斐駒が岳に行くことにした。伊那側の戸台から河原を
歩き、北沢峠で幕営。誰もいない。
 夜中雨が降り、翌日の山行は重い雪のわずかなトレースを探し、双児山から駒津峰まで登り、ここからはあまりに風が強いので
登頂を諦め、仙水峠に下る。やはりこの下りや北沢へも沢沿いルートも時々踏み抜けのラッセル。疲れる山行でした。
でも誰もいない山でラッセルも気持ちの良く充実感を味わえる山行です。
 登山実施  実施日(2007年3月31日、4月1日) 
       
実施者   中村、山口あ、原田