高所順応にもなれ、6500m峰に登れた。
6200mからは身体が動かなくなった。
平地の半分以下の空気では疲れ始めると、
急に動かなくなるようだ。
まだまだ体力不足か?でも何とか1000m程の高度差を
6時間で登れたからまあいいか。
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
アンデス・イリマニ6439m
イリマニ北峰下部のセラック滞
 南米アンデスボリビアにある山 イリマニ(6439m)に続いて登ってきました。
中心都市ラパス郊外にワイナポトシと反対側に白く大きく勇姿を映し出している。
8月9日ラパスを発ち、6時間かかり、ピナヤ村3900mに着き、一泊後、翌日BC4400mに向かう。
草原のなか、目の前にイリマニがある。
翌日雪面下のニード・デ・コンドル5400mにC1設置。ここから頂上へのピストンしました。
 登山実施  実施日(2008年8月9〜12日) 
 
        実施者   平岡ガイド他中村@多摩、含め6名
8月9日
ホテル10:00 出発。途中イリマニの山頂が見えるたび、
     写真撮影しながらのんびり向かう。
ピナヤ村18:15 3950m地点サーカーコートに天幕。
8月10日
天幕場9:00 出発。ここからはプエント・ロトにBCにゆっくり。
プエント・ロトBC13:35 草原の中4400m。
     快晴の中のんびりひなたぼっこ。
     明日の為の休養。目の前のイリマニが直ぐ近くに見える。
8月11日
BC9:00 出発。ここからは山道にある。
渡渉点10:00 この高さになると氷河からの流れ水も凍ってくる。
黒い岩12:00 黒い岩基部下休憩。この上30分の所に最適な
     休憩地があった。
C1 15:55 C1手前に岩場あり。問題ない。ニード・デ・コンドル着。
     雪面下に平地有り。だが今日は半分雪の中。
     傾斜のあるところにテントが設置。そばの岩場には
     本当にコンドルが住んでいた。
8月12日 
C12:15 夜中2時にベース出発。ここからアイゼン履き、3人ロープ結合。
     ヘッドランプの明かりのみ頼りに、雪面を斜上してゆく。
雪壁6:00? 標高差200m程ありそうな雪壁が6200m位に出てくる。
     息も絶え絶え登ることになる。でもバケツが掘られているので
     ゆっくり登る。
イリマニ山頂8:20 雪壁から上は南峰と北峰のコル。
     右手に登って、稜線歩き。でも見えている上は頂上の様に
     見えているが、ずっと奥。こん辺で息も絶え絶え。
     さすがに6300mにもなると死ぬ・・・・・。
     水平になって下る寸前が6439m頂上。何もない。
     遠くサマハ峰が望める。写真撮影をしながら後続を待っていたが、
     寒くなったので8:55下山開始。
C115:30 下りはのんびり下山。コルまでは南面の為風がなく、
     ぽかぽか陽気。のんびり休憩。さすがに疲れ始めている。
     10:30頃出発。
     コルから下はガイドがロープを出し、スノーバーを打ち込んで確保。
     でもそんなに問題難しくない。
     場合によっては200m程滑るだけだ。
     後はC1まで広い雪稜を下るだけだが見えているが、なかなか
     着かない。それだけ山が大きいと言うことか。
8月13日
C19:40 二晩5450m地点に宿泊。でも結構快適。
     今日はのんびりBCを撤去して、ピアナ村まで下山。
     今日朝登ったフランス隊が戻ってきている。
     上部が強風で断念したそうな。
前衛峰10:00 通称ジャンダルム?日本より易しい。
     ガイドがフィックスロープをセットしてくれている。
     安全第一で使わせてもらう。
鞍部10:20 ケルンが積まれた尾根の鞍部で休憩。
     ポカポカ陽気でうっとり。ここでパスタ昼食。
渡渉点11:40 昼間は凍っていない。問題なし。この後少し岩場があるが、
     注意して下れば問題なし。
BC12:00 草原の中のテント群。ここで村までの下山のための片付け。
     お茶して、ゆっくり後14:40出発。
ピヤナ村16:00? 草原で今日はテントだ。ここでセルベッサだ。
     なんか夜遅くまでやっていたそうな。
過去に登った海外山行記録。
過去の記録
途中イリマニ山頂6439mがしばしば
この辺がC1

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BCから見たイリマニ南峰6439m
下山途中下から見たイリマニ山頂
イリマニ山頂付近よりみた北峰