最初の梯子、鎖場の上は雪の世界
ご存じ河童橋から焼岳。
コルへの大トラバース。
焼岳小屋
北アルプス・焼岳
中ノ湯側から見る2カ所の噴煙。
 霞沢岳敗退により焼岳は登って帰ろうと言うことで小梨平らにもう1泊して上高地側から登り、
コルまで急雪面をトレース作って一人で登る。峠まで古い足跡あったがここから上はない。
頂上からは中ノ湯側に沢をまっすぐ下って、右側の小尾根に取り付けば釜トンネル入口に出る。
やっぱり連休はじめは人があまり入っていない。中ノ湯側からは多いが。
登山実施  実施日(2009年5月1日) 
      実施者   中村@多摩単独
 帰り道おまけのつもりで焼岳登って帰ろうと思ったが
、雪が着いているときは、このコーストラバースが多い。
今回は雪が柔らかかったのでバケツを作って進めたが、
寒い朝は注意したい。注意、注意・・・・。
下山は中ノ湯側は対照的で、春山の特権で雪の詰まった沢をまっすぐ下れる。
楽ちん下山。中ノ湯側からは、この時期下から登ってくる人が多い。。
テント場5:50 出発。梓川沿いに焼岳を見ながら進む。
     開山日に吹雪いたせいで結構頂上付近は白い。
取り付き6:30 林道を歩いてくれば、右側に登山口の表示。
     焼岳小屋6月からの開業の看板。
沢出合7:10 土砂が崩れた沢を右手に登る、この辺から白くなり始めている。
     トレースはある。まだ坪足でOK。
トラバース8:10 小岩を回り込むのに熊笹の上に雪が積もった雪面のトラバース。
     この辺は斜度斜度はそんなにきつくない。注意は必要。
     数10mの滑り台か。
梯子場8:35 トラバース後は急斜面から梯子、鎖が現れる。安全第一。
     ここからアイゼン登山に切り替える。ガリガり、ガチャガチャの始まり。
     鎖は雪の中に隠れている所もあるが、ステップを踏んで登ればOK。
稜線9:05 2度目のトラバースで稜線に出る。今回は小屋方面に行かず
     直接中尾峠の標識のあたりに出た。この辺は一部雪が溶け、
     地肌が出ている。
ガレ場9:30 目の前に大きな岩塊に頂上に湯気。でも最初は岩に書かれた白丸の
     表示があるが、雪で見えなくなってくる。
     山復に噴煙を上げている所あたり迄登ると後は雪面。
コル上10:55 この辺からは標識ない。トレースも切れている。
     どうしたものか。右のルンゼからも登れそうだし、
     中央の岩塊に取り付いた後もあるし
     左手ずっと先コルまで急斜面にもトレースはない。 直登は可能そうで
     登ってみたが無理そう。小一時間彷徨したあげく、コルまで急斜面を
     斜上することにした。バケツを掘って、ピッケルを深く刺して。
     コル近くまで来ると人の影。稜線だ。
焼岳頂上11:05 コルから噴煙を吹き上げている所を巻きながらわずかで頂上。
     360度の展望。穂高岳、槍ヶ岳、遠く野口五郎?あたりまで。
     もちろん霞沢岳も間近にどっしり。見飽きない景色。
     ズーと居たい気分。11:15下山。
コル11:20 ここからは反対側に広く広がった中ノ湯への下り。
     登ってきている人もいる。沢ど真ん中をまっすぐ下る。
     春山の醍醐味だ・・・。
     あっという間に下に小さく見えた人と行き交う。
支尾根11:50 30分足らずで、中ノ湯への支尾根を下る地点に着いてしまう。
     こちら側は風も弱く、最高の雪面。でもスキーもできるが、
     スキー跡が今回なかった。
     後でわかったが下の藪を登ってくるきになれないせいか。
第1ベンチ12:35 平坦な雪面を少し行けば、雪面にわずかに出た中ノ湯への
     分岐を示す表示板。左側のトレースで釜トンネルに下る。
     下ってゆけば落ち葉の道。知らないうちに第1ベンチの表示。
     ベンチは見えなかった。
登山口13:00 道路が見えだすと釜トンネルは近い。約200m程上の
     登山口に出た。後はビールを飲んでターミナル行きのバスで戻る。
四季山行記録山行記録
過去に登った周辺山行記録
過去の記録
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
左 鶴峯山

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