8月7日 歩行時間 5時間
朝早く2:00多摩を出発。沢渡に駐車してバスに乗り換える。
沢渡出発6:30 上高地へ。
上高地7:10 のんびり出発。
徳沢8:50 夏休みだけあって人多い。明神で立ち休み後徳沢園前。
    わずかに奧又白横の雪渓が見える。
新村橋9:10 新村橋を渡る者が今日は少ない。
    後でわかるがパノラマ新道への登り口に通行止めの表示。
    ロープ場は凍っているそうだ。
松高ルンゼ10:20 途中氷壁の慰霊碑を見てパノラマコースとの分岐点。
    前に先行パーティー居る。やっぱり話を聞いてみるとA沢越えて
    前穂を行くそうだ。ご一緒する事にする。
奧又白12:10 先に行かせてもらって宝の木を見て奧又白池に着く。
    徳沢から3時間で穂高とは思えないほどの静かな世界。
    山屋のオアシス。ここでゆっくりするのが心を和らげてくれる。
    ビールととかげで過ごす。
8月8日 歩行時間11時間
天場5:15 4時起床。1人できたのでツエルト泊。天井シートがびっしょり。
    すでに前パーティーは登り始め、A沢ののどに居る。追いかける。
A沢のど6:00 狭くなった部分に雪が残っている。右側シュルンドを登る。
    結構急傾斜。目印等はない。わずかな踏み跡のみ。
雪渓下6:25 ここでアイゼンを履く。上部に行くと傾斜が増す。
    ここでは10歯以上がお勧め。まっすぐ登る。コル下で雪渓が消え
    ガレ場を10m程登る。
コル踏替点7:10 右下に明神岳が見えてくる。まっすぐ草付に踏み跡は
    続いていて回り込めばごろごろ岩の間に稜線がある。
    小休止後7:30出発。稜線にザックを置いて明神岳まで往復する。
明神岳9:25 わずかな踏み跡を探し、3ピークほどを上り下りする。
    最初のピークは右手の巻き道を歩き、次のピークは、フィックスロープが
    あるがだまされずに正面の残地シュリンゲめがけて登るのが正規コース。
    だまされてガレ場を何度も登り返してしまった。
    最後は奧明神沢への下山点を過ぎれば左手は切れているが踏み跡は
    しっかりしている。狭い岩山頂。今日はガスッテいてわずかに2峰が
    見て取れる程度。9:35戻る事にする。    
踏み替え点10:50 行きは2時間かかったが、帰りは道がわかっているので 
    1時間強で登り返して来れる。小休止後目の前に見える前穂に向かって
    ガレ道を登る。     
前穂高岳11:20 頂上は多くの登山者。ここで大休憩。
    360度の展望。槍、白馬、鹿島槍最高の天気日より。
    奥又の池も下に見てとれる。11:45出発。
紀美子平12:20 急な岩場を下れば、奥穂との分岐点。小休止後岳沢への下り。
岳沢14:20 長い鎖場を2度ほど下り、鉄梯子が現れ出すと新しくできた
    岳沢ヒュッテが近い。2時間半程度で下れる。ここで水補給。
    小休止後14:40出発。
上高地16:25 道なりに下れば丸木橋を8回ほど過ぎれば遊歩道に出て
    川沿いに歩いてくれば終了。
明神岳、前穂高岳縦走
 仕事の合間に奧又白に来た。やっぱりここは山屋のオアシスだ。1泊して前穂高岳、明神岳間の稜線に突き上げるA沢を
登り始めます。のどから雪渓登りとなり、踏み替え点から明神岳までピストンして前穂高岳に登り、岳沢に下った。
途中東京から来ているパーティーとご一緒した。
 登山実施  実施日(2010年8月7,8日) 1泊2日
 実施者 中村@多摩単独
前穂
A沢

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詳しい写真は下記写真集にあります。
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写真集
過去に登った周辺山行記録。過去の記録
A沢の雪渓
左の白い所がA沢
 昨年は雪渓が悪く来れなかったが
今回は少し早めに来たら雪渓も安定している。
稜線から明神岳へは岩場を踏み跡を探しながらゆく事になる。
時には3級程度の登りもある。
明神岳へはどのコースを登っても難しいコースだ。
明神岳山頂