9月4日 歩行時間 12時間
上高地6:20 出発。景色等は他山行記録参照願います。 
明神7:00
徳沢7:55
横尾8:50 本谷橋に向かう。
本谷橋9:45 涸沢に行く登山家が橋を渡って休憩している。今回のコースは
       橋を渡らずそのまま沢沿いに行くコース。出発点は小さな橋の
       右岸側(進行右手)横にある×印が書かれた大岩がスタート点。
       ヘルメットかぶり出発する姿に休憩している者には不思議に
       見えるようだ。準備をして9:55出発。
涸沢二俣分岐10:45 コースは本谷左岸(進行右側)の水流通しに進む。
       大岩が出て進めない時は、左岸草付にわずかな踏み跡と超古い
       フィックスロープが残っている。4,5箇所ほどある。
       この時期、草が伸びかき分けて進む。
       対岸に徒渉して進む事もできる場所ある。
       涸沢からの涸れた沢との合流点は右側の沢を進む。
二俣11:40 とにかくガレ歩きをすれば前面に尖った南岳東尾根が見えてくると
       分岐点。右俣は直進だが、今回は左俣の予定のため、左の沢に入る。
       とにかく明るい沢なので今日のような猛暑の日は隠れる所がない。
       日影を求めて両岸に近づくと落石に注意。
       上部に雪渓が見えるので水の心配はない。
滝下13:00 雪渓は左岸のザレ場を通過。ここにも超古いロープ。
       この時期雪渓が崩れかかっているので巻く。
       雪渓の先には左の壁より40m程のしぶきを上げて流れ落ちている。
       通称北穂の滝?。
カール下岩場13:40 滝を過ぎれば独特な岩がある。船の舳先をした岩を右に
       回り込めばカールと稜線が見え始める。水の流れる簡単な岩場を
       両手、両足で登ればカールの末端。
稜線15:00 カールは広く真ん中に雪渓が残っている。右手は南岳から
       北穂の小屋まで見渡せる。左手にはA沢のコルに上がる広い急な
       ガレ場だが今回は大キレット最低コルに行くので正面の急な狭い
       ガレ場登り。最後はハイマツを掴んで稜線に飛び出す。
       稜線は過去の踏み跡は残っている。10m下にはカールと反対側に
       縦走路が走っている。
長谷川ピーク15:40 北穂に向かって長谷川ピークに向かって縦走路を
       登り始める。両側が切れたピークを通過するが鎖場、足場、
       人工ホールドがあるが注意して上り下りすれば注意して登り下り
       すればコルが近づく。この辺が核心部か?。
A沢コル15:55 コルには白ペンキで表示ある。右手は滝谷の岩壁が
       霧の中に見える。ここから小屋に向けての登り。カールから
       突き上げてくるガレ場道も見える。
飛騨泣き16:30 急な登りには鎖場と足場が準備されている。白ペンキの目印を
       目指せば目の前に北穂の小屋。
北穂小屋17:10  へとへと状態の到着。満員の為テントにするため小屋で
       手続きして北穂の頂上越えて南峰に向かう。     
南稜テント場18:20 今日のテント場は4張り程度。空いた場所にツエルト
        張ってお休み。
 9月5日 歩行時間 8時間
テント場5:50 昨夜は多少の雨が降ったが朝には快晴。
       今日は時間があるので、南峰に登ったりして景色見て、
       6:30南稜下山開始。でも昨日の疲れがたまっている。。
横尾10:45 涸沢小屋経由での下山。景色等は他山行記録参照願います。 
横尾本谷左俣からキレット
 山岳雑誌に横尾本谷に載っていたの横尾本谷橋から入渓。二俣からは左俣に入り、大キレット最低コル目指して登り、
稜線に出て、最低コルに上がると反対側に縦走路が走っており、長谷川ピークを越え、A沢コルから北穂高岳への鎖場、梯子段を登り
南稜テント場まで。翌日は南稜一般コースを下って戻って来ました。
 登山実施  実施日(2010年9月4,5日) 登り12時間 下り8時間
      
実施者   中村@多摩単独
特異な岩
キレット
最低コル
二俣
本谷橋
 雑誌を参考に左俣を歩いてみた。沢は明るくて良いが今日のような暑い日には
大変だ。日影がほとんど無い。また道はほとんどが急なガレ場歩き。ずり落ちる。
今回は大キレットのコルに這い上がるコースを登ったが
長谷川ピークを避けるA沢のコルに直接登るコースもある。
 過去このコースは大キレットからエスケープルートとして使われていたようだ。
そのせいか安心して歩ける。でも近年歩く人が少なくなったせいか踏み跡が
定かでない。頭と身体を使うコース。慣れた人のみこの道を歩こう。
よい子は一般コースを歩こう。
もう少し歩く人が増えれば岩が安定して良いコースになる。
でも荷物は軽荷で行こう。まだ岩がずれ落ちる。
北穂の池から流れる滝
コルAより左俣カール
左俣下部雪渓
長谷川ピーク

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過去の周辺山行記録。
過去の記録
詳しい写真は下記にあります。
写真集
長谷川ピーク
南岳、キレット周辺のカール
長谷川ピークには階段も