裏妙義・丁須の頭赤岩
 上旬の谷急山から見た丁須の頭、赤岩、烏帽子岩が立派に見えたので、5月山行前にお気軽ハイクのつもりで出かけた。
登ってわかるバリエーションルート。丁須の頭まででも鎖場多い。丁巣の頭に登るにはちょっとビビる。
今回は丁須の頭から赤岩、烏帽子岩の基部を巻き、三方境から元の国民宿舎に下山する
 登山実施  実施日(2008年4月27日) 
 
        実施者   中村、村田、岡田
 早朝多摩5時過ぎに出発。裏妙義国民宿舎下の川沿いの駐車場に駐車。。
駐車場7:30 出発。中木川に沿って歩くと直ぐ国民宿舎。
     宿舎左手横に登山道がある。浴場の脇。
     目の前に風穴尾根の稜線が妙義を思わせる。
木戸8:20 河原沿いに樹木に木戸の表示。なぜ木戸なのかわからないが、
     5m程の鎖場。前に団体さんが居られたので、一休憩。
コル9:30 木戸から右側の沢沿いに黄色い目印を頼りに登る。目印通り行ったら
     3m程のスラブ面にぶつかる。おかしいと思い登って見渡すと左側の
     薮帯に白い標識。道を修正して、ルンゼ状を登る。新しく沢沿いに道が
     できているようだ。最後に長い鎖場が出るとコルに出る。
     御岳への縦走路とぶつかるコル。鼻曲がりの標識。
丁須の頭下9:40 左手の岩場の下の踏み跡を歩くと、丁須の頭下横の
    スラブ帯に出る。鎖を直登しトラばるコースと右手凹状の鎖場あり。どちらも
    丁須の頭下の岩場に出る。なぜか易しい方に立ち入り禁止の表示。
    登ったところが丁須の頭下。鍵沢への下る分岐点もここにある。
    鎖を補助に10m程登れば、テラスになる。
丁須の頭10:10 普通丁須の頭と言えばこのテラスまで。後3m程の鎖を登れば
    T字の岩のテラスにあがれる。その上5m程の鎖が左手に延びている。
    今回は仲間が登りたいとのことで、ザイルをつけ登る。体を左空中に
    振り出し、鎖を頼りにハングを登る。2段のハング。
    初めて登るにはちょっとビビル。頂上には鎖を固定する丸環があるので
    それを使い懸垂で下る。
チムニー11:00 反対側の登り返し、ピークを越えると25m程の鎖の付いた
    チムニーが待っている。下まで見えないのでザイルを出して確保をして
    下る。慣れた人は丁寧にスタンスを探せばある。
赤岩基部 目の前のに赤岩の岩壁が見えてくると、基部への下り。鎖トラバース、
    アルミ桟橋、水平バンド、斜上スラブと至れり尽くせり。遊ばしてくれる。
    多少緊張する。
烏帽子岩基部12:20 赤岩のコルを下れば、烏帽子岩の基部は広い休憩場。
    お昼の休憩。
風穴尾根分岐12:40 烏帽子を巻けば、下りながら風穴尾根の出合で休憩。
    ここからは安全地帯。持ち上げた缶ビールがうまい。
三方境13:20 広い尾根の下り。後は国民宿舎への下山路。
河原14:20 河原に出たら適当な所を石伝いに渡渉して対岸の林道に出る。
    適当なところを渡渉して道路に上がる。
駐車場14:40 国民宿舎を通り越して駐車場に。 
丁須のコルに出る長〜い鎖場。

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赤岩基部の桟橋トラバース
丁須の頭から見る鍵沢
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
 某登山雑誌に載っていた妙義特集の中の裏妙義縦走ルート。
道ははっきりしているが鎖場は多いので初心者の方は経験者と行こう。
丁須の頭を登ろうとする人はザイルをつけることを勧める。
自信があってももしもの事があれば20m下に落ちることを念頭に。
鎖では横に振られるので注意したい。
四季山行記録山行記録
過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
赤岩と烏帽子岩
対岸の稜線から見る丁須の頭
25mチムニーの下り。