・妙義・鶴峯山から風穴
 前夜多摩8時過ぎに出発。裏妙義国民宿舎下の川沿いの駐車場に駐車。仮眠。
 4月19日
駐車場6:00 出発。中木川に沿って歩くと直ぐ国民宿舎。途中星穴岳が
    全貌を表す。もちろん星穴も見える。宿舎左手横に登山道がある。
    浴場の脇。目の前に鶴峯山の稜線が妙義を思わせる。
巡視路分岐6:20 登山道の脇の木に巡視路と黄色で書かれた所を左の沢に入る。
    沢に入り登攀準備をする。
尾根上7:00 河原沿いにはっきりしない踏み跡を探しながら30分ほど進む。
    後でわかったが登るコースとしては沢をコルまで攻めるコースと
    左支尾根に上がって、鶴峯山直下のスラブ帯を大トラバースして
    コルに出る方法があるようだ。今回は尾根コースを進む。
第1岩峰7:40 最初は赤テープや赤ペンキがあったが、途中からなくなる。
    急なやせた尾根を登ってゆくと第1の岩場帯に出る。適当な所を登る。
第2岩峰7:50 直接登ることもできるし、右側を滑りながら巻くこともできる。
    目の前には鶴峯山直下のスラブ帯が見える。
ピナクル下7:55 岩場を越えれば前に鶴峯山の前にピナクル。左に回り込んで
    登った形跡もあるが、右手に踏みならされたバンド帯がコルまで続いている。
    スラブ帯に土と樹木が着いている感じ。滑る所もある。
コル8:20 最後は沢から詰めてくるコースと合流して、落ち葉が積もったスラブを
    登ればコルに出る。反対側に丁須の頭が見えて一息。
鶴峯山8:55 ルンゼを登り尾根に上がれば狭い踏み跡道が続いている。
   立ち木を掴んでの登り。最後に全面に岩場が出てくるが、左側の
   樹木帯に回り込んで乗り越す。右手はバンド帯になっているが
   途中で切れている。頂上は360度の展望だが、藪の中。9:05出発。
P210:00 ここから風穴尾根の始まり。90度右手の灌木帯を下る所から始まる。
   目の前に小さな穴が開いた岩場が出てきたり、切れた稜線になったりで
   アップダウンが始まる。頂上は行かず、どちらかに巻きながら進む。
   来た者みんな捜しながら行くのでどちらにも踏み跡あるので
   ルートファイディングは慎重にする。P3は右手を巻くコースだが途中の
   ルンゼが崩壊しているので直登する。今回大岩が剥がれ落ちたので浮き石には慎重に。
風穴12:05 踏み跡伝いにアップダウンを繰り返すと急に風穴にでくわす。
   大きい。星穴以上の大きさ。穴を通して、烏帽子岩も間近。
   今日はここから下山することにした。12:20出発。左手に下って登り返す
   ルートが続いているが、我々はルンゼの反対側の灌木帯の支尾根を
   GPSを頼りに高度差150m下の三方境からの下山道めがけて下る。
   しっかり尾根をつなげば丸太橋に出られる。
   歩き慣れた人はなら逆に登って、風穴に直接登れるコースだ。ネットにも
   まだ載っていない地元の人しか知らないルートだろう。当然目印はない。
林道13:00 急な灌木の支尾根をゆっくり下ってきて3mほどの丸太橋に出る。
   後は林道を下るのみ。でも国民宿舎までGPSで1.3km。
国民宿舎14:35 何回も山復を回り込んでの下山道。最後は河原に出れば対岸に車道。
コル
過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
詳しい写真は下記写真集にあります。
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写真集

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コルへの大トラバース
最初は沢を登る
鶴峯山。中央のコルから登る。
大きい風穴
 今年は去年裏妙義縦走中見た風穴尾根がおもしろそうだったので今回は国民宿舎から鶴峯山を登って、風穴尾根を縦走後
風穴まで行って、穴の下から支尾根を伝って下の山道に出て、国民宿舎に戻るコースを楽しんだ。
登ってわかるバリエーションルート。まだたくさん歩かれていないので標識は少ない。ルートファイディングが要求される。
   登山実施  実施日(2009年4月19日) 
         
施者   中村@多摩、村田、佐々木、宇津野
 去年裏妙義縦走中に見た風穴尾根がおもしろそうなので、
今回鶴峯山経由で行ってみた。道は踏み跡を探せば行ける。
鶴峯山直下トラバースを含め滑落に注意したい。
風穴尾根はルートファイディングの世界。
慎重に行こう、必要ならザイルをつけることを勧める。
自信があっても落ちたら最後。
目印等はないので又踏み跡に惑わされないように。
今回は都合で風穴から直接懸垂も無しで下ったが
このコース登れるコース。中村直登コースとでもしておきます。
左 鶴峯山