早朝多摩5時過ぎに出発。横川駅を越え、国道から左手に入った入牧橋を
渡ったところに駐車。目の前に赤岩、烏帽子岩、右側に谷急山が見える。
入牧橋7:10 出発。道路を100m歩くと左側に入る標識あり。人家の間を
     5分ほど進むと尾根の取り付きになる。ブルでならされている。
     標識に導かれ、沢を渡渉する。まだまだ切り開かれている。
     沢沿いに踏み跡が続いている。結構進むと崩れて気をつけないと
     進めないところまで来て、おかしいと気付き、少し戻って
     枝尾根を登った。8:20登山コースに出る。
鎖場8:40 時々沢側が崩れているが山復をトラバリながら、行くと鎖場有り。
     たいしたことはない。
三方境9:15 途中三方境に出ないで直接谷急山へ直接行く踏み跡あるが今回は
     三方境に上がってみる。樹林の中に国民宿舎からの分岐点。
     目の前の道は立派に広い一般道。前にはP3がそびえ立っている。
     9:30出発。
P310:05 P3下は鎖場。登れば少し外れたところが狭いP3のピーク。
     表妙義や風穴尾根が見渡せる。記念写真。
P410:20 左肩が切れたP4。右側を巻きながらロープを頼りに登る。
P4,P5コル10:25 右側のロープを使い下れば切れたコル。
谷急山11:00 P6,P7を登りながら傾斜が緩めば頂上は近い。頂上には水準点の
     石柱と小さな標識のみの狭い頂上。でも景色は最高。浅間山、
     蓼科、八ヶ岳、荒船山が見てとれる。暫し天気も良いのでうたた寝。
     11:40出発。
ナイフリッジ11:55 水準点の右側の薮の中にナイフリッジ尾根の踏み跡。
     ビニールテープが付いている。15分ほど薮漕ぎながら下ると曲点から
     左肩が垂直に切れた急降下のナイフリッジの始まり。時々右側も切れ
     ピリリと辛い。これが1時間ほど続く。そう滅多にお目にかかれない
     ナイフリッジ。名をつけた理由に納得。くれぐれも初心者だけで
     入らないでください。必要によったらザイルを出そう。
河原13:00 尾根が広くなってくると河原と道路が見えてくる。堰堤上の河原に出て
     適当なところを渡渉して道路に上がる。
駐車場14:00 明賀部落を過ぎのんびり歩けば入牧橋に出る。 
 地図に載って入るが、谷急山からの下り。P1〜P7までの
登りよりこの下りがハイライト。神経を使います。
1時間の緊張を維持できることが必要。慣れた人ならザイルは
必要としないが用心に持ってゆこう。
ナイフリッジ尾根と名をつけられているがぴったりである。
北アルプスでもそうお目にかかれない尾根です。
裏妙義・谷急山
 急に出かけた裏妙義・谷急山。下から見るとP3がわずかに見える何でもない山だが。登ってわかるバリエーションルート。
今回は裏側横川駅側の18号線沿いの入牧橋から登り始め、昨年の台風で崩れかけた山道を登り、三方境から一般ルートを
P1〜P7を越え谷急山へ。帰りは北稜 ここからはナイフリッジ尾根を下る。こちらの方がハイライト。谷急山の魅力は
かえってこちらにありそう。1時間の神経をすり減らす急な下りのナイフリッジが楽しい。お奨めコースだが初心者の方は
経験者と登ろう。
 登山実施  実施日(2008年4月6日) 
 
実施者   中村、村田
谷急山山頂から浅間山。
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過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
P4,P5のコル。
P3から見た表妙義。鷹戻しから星穴岳。
ナイフリッジ尾根の下り。

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