早朝多摩5時過ぎに出発。妙義神社手前500m位前を右に入ってゆくと
大沢橋に出る道となる。橋のそばの路肩に駐車。アンデルセン牧場や何とか
ファーム工場が目印。
大沢橋8:00 出発。パナファームと言う工場の前の檜林を今回は登ることにした。
いろいろな人がそれぞれ色々なところから取り付いているが、
結局この檜林の尾根に来るようだ。
尾根沿いには赤テープがまだ残っている。
妙義富士9:10 ヤブ岩稜を登ってくるとあっけなく妙義富士の下に出る。
直登もできそうである。右側に赤テープで巻き道ができている。
巻けば直ぐ頂上下部。狭い頂上に行ける。人間一人が立てる場所だ。
目の前には今日のごちそうP2が急峻に立ち上がっている。
P2コル10:00 何個かのピ−クを越えてくれば
目の前にナイフリッジになっているP2のコルに出る。
今日のごちそうだ。左側は大沢沢まで切れ落ちている。
右側も薮沢へのスラブ帯となっている。今日は9mmロープ1本しか
持ってきてないので思案の末100m程右側の枝尾根に
トラバースすればP2に行けそう。ロープで確保してもらい、
草付き灌木付きのスラブ帯を対岸にトラバース。
4m程の岩場を登ればP2基部。
所々赤テープあった。登り道よりずれたところにP2の山頂。
P211:00 P2へは多少の岩場歩き。今回は間違えてP2より大沢に
下りかけてしまったので登り返し。右側の稜線が正解。
黄色テープつけて置いた。
も見る稜線は相馬岳まで切れている。これが富士稜か。
相馬岳13:10 相馬岳北稜を見ながらの薮払い登り。
踏み跡はしっかりしているが枝がうるさい。
沢上部のわき水場を見れば頂上は直ぐ。
頂上からは360度の展望。裏妙義を始め、荒船山、浅間山。
タルワキ沢のコル13:30 少し下った所に分岐。今回は大沢に下る予定だ。
分岐に立ち入り禁止。危険の看板。ここからは自己責任だ。
右岸をわずかの踏み跡を頼りに下り始めるが直ぐ道はなくなる。
沢を下ることになる。安全のため一回ザイルを出した。
仙人の滝14:40 右往左往しながら沢沿いに下ってきた。
少し富士稜に近づきすぎたのでコースを修正しながら下る。
道はないので沢下りだ。
仙人の滝は右岸を下る。水流は少ないが3段30m位か。
大沢橋16:00 最後は薮こぎで道路にでた。
左側の廃畑の方に行けば多少薮は回避できるかも。
過去に登った周辺山行記録
詳しい写真は下記にあります。
クリックすると行きます
地図に載っていないこのコース。大沢橋の取り付き点に多少迷うが
檜の植林を目指せば尾根に出る。踏み跡はしっかりしているが
やはりヤブ枝がうるさい。
このコースには、鎖はない。ザイルを持ってゆくことをお奨めする。
今回はP2基部が濡れていたせいもあってザイルを使用した。後は特に
問題になるところはなさそう。P2のナイフリッッジを登らない限り。
下りは仙人の滝を見るために沢を下ったが、全く踏み跡はなくなる。
多少ケルンが残って道を教えてくれる位。
あくまでも自己責任での下りだと肝に刻んで下ろう。
妙義富士の上部岩場。巻ける。
大沢を下れば名瀑仙人の滝。
毎年行っている妙義山。今年は地図にルートが載っていない大沢橋から妙義富士を登り、相馬岳まで縦走後
タルワキ沢のコルからもう道になっていない大沢を下る。登りはヤブ払い、下りは沢下りとすでに道になっていない。
ルートファイディングが要求されるので地図とGPSを頼りに進む。
登山実施 実施日(2007年11月4日)
実施者 中村、松本
P2上部。ナイフリッジになっている。
妙義富士から見るそばのP2。
相馬岳からの展望。