上越・巻機山
 今回は急に身体が空いたので前日の金城山に続き、夜天竺の森に仮眠して、朝暗いうちに歩き出し、
裏巻機渓谷の新道から登り、巻機山を登り、旧道を雨の中下ってきた。
旧道の徒渉は大変。取り入れ口前の岩壁大巻や取り入れ口徒渉はできない。
四苦八苦の日帰り周遊登山。
 登山実施  実施日(2016年10月23日)  登り6時間 縦走1時間  下り6時間 合計13時間
 
       実施者   中村@多摩 単独
 前日、裏巻機渓谷入口の天竺の森駐車場で仮眠。。
天竺の里駐車場5:20 3:00起き。暗い中湯を作って朝食。
    今日は遠出するので周りが白くなるのを待って朝早くの出発。
割引岳登山口6:10 10分も歩けば電力会社の管理している裏巻機渓谷の始まり。
    いくつかの沢を簡単な徒渉で取り水口近くになれば簡単な表示のある登山口。
    渓谷道から細い急な山道入る。景色は稜線まで出るまで途中まで無し。
ロープ場7:15 途中から赤土の滑る急な登り。。枝、ロープを持っての登り。
    ずっとトラロープが続く。途中から反対側の尾根にとりつく為1標高差00mほど
    沢に下ることになる。当然トラロープは続く。
徒渉点8:15 石ゴロ場に降りて適度の石伝いで徒渉。今日はまだ雨が降り出していないので
    簡単な徒渉ですんだ。
稜線11:35 これでもかと登りが続いた頃草原状の稜線。この辺から連続の雨。
    白霧の中足跡を頼りに標識のない中進むことになる。
割引岳11:50 標識と三角点の三の山頂。割引沢唐の登山道に出会う。
巻機山標識12:15 木道を歩いてゆけば井戸尾根からの合流点。今日は4名の登山者に会う。
巻機山12:25 標識はないが登山道の真ん中に小石を積み上げた山頂。
    この山はどうなっているのかな。井戸尾根からのbってきた人たちはここで引き返し。
    私はさらに木道を進むことになる。
牛が岳12:45 朝日岳縦走コースの標識を左側に曲がりそばにこんもりあるのが
    牛が岳山頂。朽ちた標識があるのみ。ここまで7時間かかる。
    最近はここまで来ないのかな?。後巻機山といった感じか。
    当然景色は360度だが今日はガスがかかっていた。
徒渉点13:30 急いで下山開始。どんどん下ってゆくと最初の徒渉点にで食わす。
    すでに雨も降り出し、通常徒渉点は大岩伝いに渡るのだがすでに激流が
    おきている。仕方ないので50mほど上の浅いところを膝まで浸かり徒渉。
取り水口17:20 徒渉から大高巻きが待っていた。鎖場、ロープ場、笹を持ってのトラバースと
    雨で滑る中100mほどの上り下り。要注意箇所でもある。最後の下りで取り水口まで下る。
    増水しておりコースは堰きを鎖で下って、下で徒渉をして、鎖で登り返すのだが
   増水で徒渉なんてできない、堰の流れる激流で登り返すなんてできない。
    ビバークを覚悟したがいつ減水するかわからない。
   雨の中決死の思いで激流を飛び超えるしかないかなと判断しロープを取り出しザックを縛り、
   余裕を持たせクレバスを渡る要領で1.5mほどの対岸まで飛んで通過。
   一歩間違えれば天国への道か。
   通過後ザックを引き寄せ一安心。雨が降り始めたら旧道は絶対に歩いてはいけない。
駐車場18:15 堰からはコンクリート階段を登り、渓谷道に出たら後は朝歩いた道の戻り。
   枝沢の増水はあっても通過は可能。真っ暗でヘッドランプの残業だ。天竺の森駐車場は
   真っ暗で私の車しかなかった。
雨の中割引岳
トップ アイコン
新道途中の徒渉点
詳しい写真は下記にあります。
クリックすると行きます

写真集
過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
 この時期夜が早いし、朝も明るくなるのが遅いので
このコースは長時間コースと言うこともあって紅葉の時は避けた方がよい。
雨だったので今回は13時間程度かかった。
又雨が少しでも降ったら旧道は歩いてはならない。徒渉できなくなる。
熟達者コースということを認識して行ってください。
巻機山山頂下
旧道下山点の徒渉点