戸隠・高妻山、乙妻山
 連休後半は戸隠に来た。戸隠山の翌日は一不動避難小屋から高妻山、乙妻山を登る。高妻山は人気コースの為多くに人が
登っていたが、乙妻山へはトレースが消えており、楽しい雪山歩きが楽しめた。乙妻山コースはのんびりでいてお勧めコース。
登山実施  実施日(2009年5月10日) 
 
      実施者   中村@多摩単独
一不動小屋4:50 避難小屋に荷物をデポして出発。
三文殊5:20 小屋から目の前の登りを木の根を掴んで登れば三文殊。
   このコースはピークごとに名称が付いている。
五地蔵5:50 この辺までは登山道に全く雪がない。地図上では牧場からこの辺に
   直接登ってこれるコースがあるようなので探すと六・・・という標識の所に
   目印があった。登山道を離れると残雪アリ。
七賢師6:10 この辺から雪が尾根道に出始める。低木が埋まった雪面歩行。
九勢至6:45 この辺から頂上の稜線に出る所は斜面が急。アイゼンあれば
   つけた方が無難。
十阿弥陀7:55 急登を過ぎれば頂上が目の前の十阿弥陀の金属碑。
高妻山8:00 頂上は雪が溶けている。この時間誰もいない。後立山の山並みが
   とてもきれいに見える。まだ時間があるので乙妻山まで行くことにする。
   8:10出発。
十一阿閑8:25 乙妻へは最初から切れた雪稜の下りから始まる。もちろん
   トレースははっきりしない。最初の10分ほど左側が切れているので
   右側の雪面をトラバースしながら、時々夏道が見えている所を
   探しながら進む。ここまで来れば雪稜が緩やかになり、どこでも歩ける。
コル8:50 一度最低鞍部に下り、登り返す。水沢川から登ってくるルートが
   あると聞くがトレースはなかった。
乙妻山9:05 低木の間を進めば穏やかな山頂。十三虚空蔵の表示。
   展望は360度。進行先にスキートレースの跡がわずかにあった。
   きっと杉野沢に下るのだろう。9:15出発。
高妻山10:30 来たトレース伝いに登り返して再度切れた雪稜に注意しながら
   戻る。往復2時間ちょっとだ。
一不動13:15 来た道下る。やはり九勢至の下の雪稜は急でおまけに腐って滑る。
   アイゼン、ピッケルの世界だ。帰りの準備を13:345出発。
鎖場滝13:55 沢の中に赤テープ。まっすぐ下れば一杯清水。その下は不動滝。
   滝口右手に鎖。でも重荷では下るときに身動きが取りにくい。
帯岩滝?14:00 下山道は融けた水で一杯。徒渉を繰り返し、短い鎖が連続した
   スラブを下り気味にトラバース。
   後続の人がいたが足を滑らせていた。要注意。
ナメ滝14:10 徒渉の繰り返し後左手にくさりが着いた滝。重荷ではやはり、
   下りに足場探しが必要。
牧場着15:10 山道下ってくれば牧場の垣根。20分ほどで下の駐車場
に着く。 
九勢至から高妻山。
乙妻山山頂。 

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過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
 今回は雪を求めて戸隠に来た。
乙妻山へはこの時期行く人少ないようだ。とれーすも消えていた。
でも乙妻山へはのんびりできて本当の春山を味わえる。
お勧めコースだ。でもピッケル、アイゼンは準備してゆこう。
下りの滝は重荷の時には要注意。
不動滝では体を入れ替えないと下れない。。
乙妻山方向から高妻山。
高妻山から乙妻山。