コル手前から見る銀山平
未丈ヶ岳
山頂からの越後の山
越後・未丈が岳ピストン
 静かな山で評価がある越後の中で特に静かな山歩きを楽しめる未丈が岳をこの時期にしか登れない銀山平から
日向倉山を経由して未丈ヶ岳を日帰りで往復した。今年はまだ雪が多く、稜線にはまだ雪庇が付いている。
未丈ヶ岳は近くに見えているが結構時間がかかる大きな山だった。
  登山実施  実施日(2011年5月4日) 登山時間 登り5時間 下り4時間 
          実施者 中村@多摩単独
 
  昨年ナキ沢避難口のシャッターを開け6月雪のない時に来たがやはりこの山は
積雪期が楽しそうなので来てみた。
登山口8:50 赤い橋のたもとが出発点。左側の小尾根が取り付き点。
    取り付きはコンクリート小屋が目印。
    急な斜面を登るところから始まる。後は上を目指してゆくのみ。
赤崩コル10:00 今日はアイゼン付けても沈まないので適度のスピードで登る。
日向倉山11:30 歩けば歩くほど未丈ヶ岳が遠のく。
    片側が雪庇がまだ付いている雪稜を登り、スキー場から来るコースと
    合流する。ここからはまだ目前の未丈ヶ岳は遠い。
1376m12:30 張り出した大きく雪庇を避ける為、
    最初は左側樹木帯には入り通過、続けてクラックの走った雪庇の上に
    乗って通過。最後が藪が出ている狭い岩場を下って最低点。
    ここから1376m峰に登り返す。途中3人パーティーのみに出会う。
未丈ヶ岳14:05 目の前に黒く見える頂点は山頂では無かった。
    さらにその上に100m程の高さで未丈ヶ岳の山頂があり、
    登りは左側の藪帯が狭い部分を漕いで頂上に出た。
    頂上からは浅草岳、守門岳を初め、遠く燧ヶ岳まで見て取れる。
    当然越後駒ヶ岳や荒沢岳は縦走中ずっと見て取れる。
    帰りも時間がかかるので14:15下山。
日向倉山16:05 来た道を雪庇に注意して登り返しがきつい。
下山点16:45 足跡をたどって下ってきたが後でGPSのデータを見ると
    下山点を通り越してしまったようだ。境界線沿いに下り最終的には
    小尾根を下り、河原に出て車デポ地の鉄橋までまでヘッデン付けて下山した。

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過去に登った周辺山行記録。
過去の記録
詳しい写真は下記にあります。
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写真集
 今回このコースは積雪のみ歩けるコース。
核心部は1376m峰までの雪庇の通過にある。でも結構楽しめる。
銀山平らからの未丈ヶ岳への日帰り往復は可能。
今回は下山点通り過ぎて大アルバイトをしたが9時間位は見ておこう。
未丈ヶ岳山頂
日向倉山
日向倉山から見た未丈ヶ岳
丈から日向倉山への帰り道