4月3日(土) “〈『長崎新聞』より−〉「ヒバクシャ証言の航海」ドキュメンタリー映画 18日に長崎で上映会”

国際NGO ピースボートによる、2008年8月〜09年1月の「第1回ヒバクシャ地球一周 証言の航海」のドキュメンタリー映画が、このほど完成しました。
この航海には、ブラジルの被爆者を代表して、当協会の森田隆会長と渡辺淳子理事も参加。ピースボートの船内や各寄港地で被爆証言をし、平和の尊さを訴え続けました。
今月16日に出航する「第3回ヒバクシャ地球一周 証言の航海」には、当協会から盆子原国彦理事が乗船し、7月まで証言の旅を続けます。
18日(日)には長崎市で市民向けの無料上映会が行われる予定です。
近隣の方は、ぜひご覧ください。
3日付『長崎新聞』が報じてくださいました。
以下に記事を紹介させて頂きます。
(ホームページ管理者)
「証言の航海」映画2作品の関係者向け試写会 市民向けは18日
(「長崎新聞ホームページ」4月3日付から全文抜粋)
非政府組織(NGO)ピースボート(東京)の第1回「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」を扱ったドキュメンタリー映画2作品の関係者向け試写会が2日、長崎市平野町の長崎原爆資料館であった。
同航海は、2008年9月から4カ月間、広島、長崎の103人の被爆者が世界20カ国を巡り、被爆証言をした旅。100人規模の被爆者が一緒に世界一周して各国に伝えた例は過去にないという。
映画はコスタリカ人のエリカ・バニャレロ監督の「フラッシュ・オブ・ホープ」と国本隆史監督の「ヒバクシャとボクの旅」。
試写会には航海参加者ら45人が出席。ピースボートの川崎哲共同代表があいさつした後、上映。「フラッシュ−」は、被爆証言を中心に多様な手法で被爆そのものを表現し、被爆者が各国で交流する様子も追った。「ヒバクシャ−」は、原爆が投下された当時、幼くて記憶がない被爆者が継承のあり方を模索する姿などを若者の視線で描いた。
核兵器廃絶地球市民長崎集会実行委事務局次長の吉田勲さん(69)は「被爆の記憶をどう伝えていくのかなど深く考えさせる内容」、立命館アジア太平洋大4年の佐々野桜さん(21)は「今までにない視点で被爆問題がとらえられている」と感想を述べた。
2作品の市民向け上映会は18日午後1時半、長崎市魚の町の長崎中央公民館視聴覚室。両監督のトークイベントもある。入場無料。
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