3月27日(月) “再び映画の話。旧聞ですが ― 昨春の映画祭、在ブラジル被爆者を描いたドキュメンタリーがグランプリに”
森田会長ご夫妻は今日、日本に向けて出発です。29日に東京に着かれます。
私も3日、東京に入ります。
先日の映画の件、撮影は続いているようです。
それとは別の映画のお話を致します。
2005年9月29日から10月7日まで、ミナス・ジェライス州ヴァルジニア市で開催された第4回映画祭で、ドキュメンタリー部門で、サンタ・カタリーナ州在住の被爆者・小川和己氏を取材した『メモリアル・ア・パース』と題する映画がグランプリに輝きました。
この映画は、ロドリゴ・ゴーメス、アレックス・モライス・エ・エニイド・ブラバッチー氏が製作し、小川和己氏を通して1945年長崎で被爆した一生存者が、今ブラジルで平和を求めていかに生きているか ― その姿を映したシネマです。
このようにブラジルでは原爆被爆者に、関心と、同情と、これからの平和に対する願いと、多くの方が理解を示して下さっています。
(盆子原 国彦)