無  題

    

      表しようのない 想いだけど
      自分のすべてが
      その想いで一杯なのです
      心 それより大きなものを
      唯 貴女という人に
      ゆだねているのです
      見ていること
      それしか出来ないけど
      その意味を噛み締めています
      素直に今 幸せなのです

      ありがとう




無  題


        視線 それは氷の刃
        吐息 それは甘い風
        指先の しなやかな動きさえ
        時を止めることが
        少しも不思議に思わせない
        現世に現れた
        夢の住人

      美という 魅力的な秘薬で
      深い沼へ 誘い込む
      優しい微笑み一つで
      THG END
      そして
      I LOVE YOU
      逃げられない
      永遠に




魔  性


      貴女は 仮面を身につける
      魔性の者と化す
      妖しい瞳に引き込まれ
      不思議な時間に漂う
      不意に 眩しいほどに
      生が昇華し
      遠くを 死に神が笑いながら走っていく
      貴女は 唯 微笑む
      謎めいて
      私の心を また かき乱す




無  題


     惚れてるなっと 思ったら
     ふいに 貴女の写真を思い切り
     引き裂いてしまいたくなった
     憎らしいほどにと
     言う感情 そのままに
     貴女のことで 心が一杯なのに気づく
     写真を見ながら 
     イッーと してみる
     少し気持ちは 落ち着くかしら
     でも 自分の そんな行動が可笑しくて
     そして 落ち着くはず無いと
     ニマリとしている
     あまりに何時もの事すぎて
     やっぱり 貴女に惚れている
     憎らしいほどに




無  題


     貴女の笑顔が
     そこに あればいい
     何も 語らなくても
     優しさがある
     包み込むように 光が流れ
     その中で 唯 緩やかに漂う
     その一時が嬉しい




無  題


     惚れるって事は
     凄く 難しいと思う
     愛とも 恋とも
     何処か違うような
     同じのような
     貴女を 想うことが
     それなのだとしても
     貴女の 何処に 惚れたのだろうと
     考え込んでしまう
     大好きだけど
     何故なのか わからなくなって

     唯 わかっている事
     貴女が 舞台にいてくれるのが
     私は 一番嬉しいと 言うことだけ






     罪作りな人ねと
     呟いている
     貴女を 少し睨みながら
     そこにいて
     優しく 微笑んではいるけど
     どうせ私の言葉など 聞ゃしないから
     ありったけの 恨み言
     貴女に ぶつけようかな
     でも すべて裏返し
     貴女に惚れてる 証だと
     貴女が
     いえ 私が一番知っているから
     貴女は やっぱり
     罪作りな人




無  題


      貴女に 言いたいことが
      沢山ある
      貴女に言わなければ ならないことが
      この心の中に 沢山ありすぎる

      でも 貴女を
      貴女の 瞳を見たら
      何も 言わなくても
      わかっていてくれると 思える
      口に出さなくても
      言葉にしなくても
      貴女なら
      この心の中の 言いたいこと
      きっと すべて
      わかっていると 信じられる
      だから 私は
      貴女を 見つめることで
      すべて 伝えたい




万 華 鏡


     万華鏡 覗いていると
     オペラグラスの中の
     貴女を思い出す
     オペラグラスの向こうで
     貴女は 変わる
     クルリ クルリ
     時の回る 音がしながら
     貴女は 変化する
     目を 離す事が出来ずにいると
     クルリ クルリ
     時を回す 音を聞きながら
     貴女を 見つめ続ける

     私は 万華鏡 覗いていると 
     貴女を 思い出す




無  題


     貴女への 想いを
     この両手を広げて
     力一杯 抱きしめよう

     貴女は 唯 
     この心の中に いてくれたらいい
     私が 客席にいて
     貴女が いつも
     明るい 光の中で
     微笑んで いてくれればいい
 
     それだけで
     私は 一番 幸せな気分になる



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