AAA-BBBBB-CC 最初の、「AAA」は車両の生産型式。(ZeaLは3YX)
次の、中5桁(「BBBBB])は、部品名称を表すもの(基本番号)。
例えば、14101ならキャブレタアセンブリ1(=左側)
14900で検索すれば、4気筒車のキャブASSY.が全部出てくる。
さて、最後の「CC」のうち、
初めの桁は「設計追番」
仕向地の違いや、車体部品では塗色、認定上の変更等で変えます。
最後の桁は「改訂追番」で部品の改訂で変えていきます。
技術部スペシャルとして私のマシンに付いていたテストパーツは、
全て、仕様追番が特別にふられたものでした。(全て純正部品の刻印入り!)
この設計追番ですが、
7は競技用チューニングパーツのみに使います。
その昔、GYT(ギット=純正チューニングキット)が有った時代の名残。
W,X,Yは、海外ノックダウン生産用パーツ。日本国内には存在しません。
Gは、ドイツ向け内面防錆仕様のフューエルタンク(RZ系には設定無し)。
U,Gは、補修パーツ仕様のフューエルタンク(下塗り塗装のみ等)。
ピストンリングでは、0がSTD,1〜4がオーバーサイズ(1st〜4th)。
(ですが、近年はオーバーサイズの設定が無くなっています)。
タイヤでは、A,E,F,G,Hで、メーカが異なります(多社手配の場合)。
キャストホイールも、0〜3でメーカが異なります。
電装品は部品により異なりますが、殆どの部品でメーカ違いを表しています。
キャブでは更に複雑で、仕向地・地域別に、数字とアルファベットを使います。
スプロケットの歯数別や、フロントフォークの仕様違いにも使います。
尚、一般には知られていませんが、
普通部品番号の後に、更に−○○−○○形式の、
工程番号と色区分番号が付くものもあります。
ピストン等、選択組み合わせを行う部品で、色で識別している部品です
これと異なるのは標準部品
例えば、98501−なら、スクリュ・パンヘッド 亜鉛メッキ品
−06030なら、M6で長さ30ミリ。こんな感じ。
1)
六角ボルト(アップセット) 970CD−EFGHI
六角ボルト(ディープリセス) 980CD−EFGHI
C材質
0‥S10C〜20C 強度区分4.8
1‥SCM435 〃 8.8
2‥S35C〜S45C 〃 6.8
7‥SUS410熱処理 〃 無し
8‥SUS304 〃 無し
9‥SUS430 〃 無し 船外機用
D表面処理
0‥無し SUS材の場合
1‥亜鉛メッキ5μ(クロメート いわゆるユニクロ)
2‥ 〃 (有色クロメート 黄金色)
3‥クロムメッキ10μ 装飾用
5‥ダクロタイズドメッキ 船外機用
6‥ 〃 (有色クロメート 黒色)
8‥リン酸塩被膜
EF呼び径
05‥M5
06‥M6 等
GHI長さ(首下長さ)
100なら100ミリ
※径と長さの組合せには制限があります。
概ねJISの標準品が入手可能ですが、標準部品番号として設定の無い場合もあり。
2)
フランジ付き六角ボルト(アップセット) 958CD−EFGHI
フランジ付き六角ボルト(ディープリセス) 910CD−EFGHI
C材質
0‥S10C〜20C 強度区分4.8
1‥SCM435 〃 8.8
2‥S35C〜S45C 〃 6.8
9‥SUS430 〃 無し 船外機用
D表面処理
0‥無し SUS材の場合
1‥亜鉛メッキ5μ(クロメート いわゆるユニクロ)
2‥ 〃 (有色クロメート 黄金色)
5‥ダクロタイズドメッキ 船外機用
6‥ 〃 (有色クロメート 黒色)
E〜I前記と同じ
3)
六角ボルトwith/washer(バネ座金)975CD−EF4HI
〃 w/w (平座金) 975CD−EF5HI
〃 w/w (平座金+バネ座金)975CD−EF6HI
C材質
0‥S10C〜20C 強度区分4.8
1‥SCM435 〃 8.8
2‥S35C〜S45C 〃 6.8
7‥SUS410熱処理 〃 無し
9‥SUS430 〃 無し 船外機用
D表面処理
0‥無し SUS材の場合
1‥亜鉛メッキ5μ(クロメート いわゆるユニクロ)
2‥ 〃 (有色クロメート 黄金色)
3‥クロムメッキ10μ 装飾用
5‥ダクロタイズドメッキ 船外機用
6‥ 〃 (有色クロメート 黒色)
EF呼び径
05〜12‥M5からM12まで
HI長さ 首下長さは90まで
※−○○7○○ と −○○8○○は、旧規格なので指定出来ません。
4)クロスリセス(+溝)のもの
小ネジ(パンヘッド ナベ小ネジ) 985○○ー○○○○○
と 925○○ー○○○○○
小ネジ(フラットヘッド 平小ネジ) 987○○ー○○○○○
と 927○○ー○○○○○
小ネジ(バインドヘッド) 989○○ー○○○○○
小ネジ(パンヘッドw/w)976○○ー○○○○○
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