こんにちは。 おいらは…、あっ、いや…、当局はアマチュア無線局、JK4UZQでございます。今後ともよろしく!! 
 まず、アマチュア無線をしたことのない方のために簡単に交信内容を再現してみましょう。(電話式の交信。他にもCW[モールス]やパケット、画像通信などが免許によってはできます。)

  (1) 「ハロー CQ CQ CQ こちらは、JK4UZQ… どうぞ!!」
   (2) 「JK4UZQ こちらは、JA○○○○… どうぞ!!」
  (3) 「JA○○○○ こちらは、JK4UZQです。こんにちは、お声がけありがとうございます。貴局のシグナルリポートは59でたいへん強力に入感しております。当局のQRAは林です。QTHは山口県玖珂郡です。今後ともよろしくお願いいたします。 JA○○○○ こちらは、JK4UZQ どうぞ!!」
   (4) 「JK4UZQ こちらは、JA○○○○です。こんにちは、ピックアップありがとうございました。59のリポートありがとうございます。こちらからも59をお送りいたします。こちらのQRAは…、QTHは……。」

 これは私がお相手いただける局を探したというやりとりです。Q符号というアマチュア無線用語を使っていますが、なんとなく意味がお分かりいただけるのではないでしょうか。
(1)のCQというのが「どなたかお聞きの局はいませんか?」という意味になります。JK4UZQは私のコールサインです。これは、それぞれの無線局につけられた名前のようなものです。
(2)は、私のCQを聞いてくれたJA○○○○(仮定)という無線局がお声がけをくださったというところです。
(3)は、お声がけくださった局にご挨拶と自己紹介などをしております。シグナルリポートの59というのは、まずひだりの5が耳で聞いた了解度になります。1〜5の5段階になっていて、とてもよく聞こえれば5、ほとんど聞こえなければ2とか3となります。そして、右に示した9は、無線機に着いているSメーターの表示をさします。これは、電波を受信した強度をメーターで9段階に分けております。つまり、電波の相性の良い時にはメーターが振り切れるので9と表示します。逆に相性の悪い場合は、メーターが全く振れないので1と表示します。
QRAとQTHについてはご想像がつくと思いますが、それぞれ名前と住所になります。
(4)ではお声がけくださった局が私に対してご挨拶ならびに自己紹介をいただいていることになります。
 このようにして日本中だけでなく世界中の不特定多数の無線局と交信を楽しむことができます。もちろん、フレンド局を増やしていろいろなお話で盛り上がることもできます。
また、Q符号にこだわる必要もないと思いますのでお気軽に楽しめれば良いのではないでしょうか。ただ、Q符号を知っておかないと相手局が言っておられる意味が分からず、困ることがあるとは思います。
それに、外国の無線局との交信にはQ符号がとても便利だと思います。具体的に例えると、「しばらくお待ちください」と伝えたい時は、英語でしゃべらなくても「qrx」と言えば良いですし、「○周波数に移動してください」と伝えたいときには「○mhz、QSY」と言えば通じるのです。他にもいろいろなQ符合がありますが、とても便利でしょ!!
 まだアマチュア無線をしたことのない方、興味があればぜひ免許を取得されて、あなたも無線家の仲間入りをしてみませんか?!


     
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