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参考文献と読後感想

マイホーム購入の基本がわかる本
富田数志 著 山本公喜 監修
ぱる出版 2000年

初めて読んだ本です。マイホーム購入に関してひととおりのことがよくわかりました。初めて家を購入しようとする人にはとても役に立つと思います。私はこの本を読んで登記や業者免許を調べに関係役所に出かけました。

木造住宅123の常識
大庭孝雄 著
日本実業出版社 1999年

木造住宅の構造についてわかりやすく解説した本です。欠陥の見分け方にも触れてあります。私は、屋根のかけ方で、屋根に谷を作らないことが長持ちさせるコツというのを知って切妻屋根にしました。また単相三線式という電気の引き込み方もこの本で学びました。

欠陥住宅99のチェックポイント
高橋達央 著
泰光堂 1999年

欠陥住宅の見分け方をポイントを絞ってまとめてあります。私はこの本から必要なことを抜粋してプリントアウトしたものを自宅の内覧会の時に持参しました。

高気密・高断熱住宅への期待と不安
足立 博 著
エール出版社 2000年

断熱や結露のことなどについて目からうろこが落ちる思いで読みました。よく聞くQ値やC値についても何の値か実際のところよく知らなかったのですが、これでよくわかりました。C値の測定のしかたはおもしろかったです。ただ残念なことに我が家の建築がスタートした後に読んだので、せっかくの知識が我が家には生きませんでした。これから家を建てる方にはぜひ読んで欲しい本です。

誠実な家を買え
櫻井 幸雄 著
大村書店 1999年

写真が豪華でとてもわかりやすい本です。「ジェットバス」や「24時間換気システム」などの住宅用語をひとつずつ解説し、それが誠実かどうかを評価しています。例えば、ジェットバスの誠実ポイントは、「はっきり言ってどうしても必要な設備ではない」となっています。また、「24時間換気システム」の誠実ポイントは「これ付きで販売される住宅は誠実な造りと言ってよい」となっています。そのほかDENとかヌックなどのあまり耳慣れない用語についても詳解してくれています。

住宅の地盤のことがわかる本
中村和彦 著 高安正道 監修
住宅新報社 2000年

私が見つけた中では地盤のことを詳細に述べた唯一の本です。もっと地盤に注意を向けるべきだと思いました。また、ベタ基礎万能のように言われる中で必ずしもそうではなくベタ基礎にも弱点があること、また単なる土間コンをベタ基礎と混同していることがあるなど、新しく知った事実も数多くありました。


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