平成13年11月27日(火)

平成13年11月27日(火)

 いよいよ引き渡しだ。当日は午後の予定(確か午後1時だったか…)だったのでまず現場の様子を見に寄った。


 現場では階段にタイルを貼っているところだった。職人さんにねぎらいの言葉を一声かけて、銀行へ向かった。結構寒い日だった気がする。ちょっと緊張してドキドキしていたのを思い出した。

 妻と子どもたちは連れて行く必要がないことは前回の訪問で学習済みだったので、今回は私一人で行った。

 最初に行ったのが、三井住友銀行である。ここで銀行および公庫(つなぎ)の融資を受け、下妻不動産に支払うのだ。細かいことはもう忘れてしまったが、融資を受けるために通帳を貸してくれと銀行員のHさんに言われたのを覚えている。それで先日作ったばかりの通帳を差し出した。Hさんはそれを持って席をはずし、しばらくして通帳を持って戻ってきた。「融資しましたので、ご確認ください」と言われ通帳を見たところ、たしかに三千万円以上の残高が通帳に記載されていたのを覚えている。

 そしてその場で下妻不動産に振り込むのだ。誰が振り込んだか忘れてしまったが、私以外の人間が振り込むことは考えにくいので(当たり前だ!)、おそらく振り込んだのは私だと思う。(この辺の記憶は実にいいかげんである)
 三千万円以上あった残高が、一気にほとんどなくなってしまった。何だか変な体験だった。

 その後、家の鍵を受け取ったと思う。また、登記証明というか重要書類をもらったのもこのときだったと思う。三井住友銀行での用事はそれで終わり、Oさん、Kさんと私は銀行を後にした。

 でも、実はこの時点ではまだ下妻不動産への支払いは完全に終わっていなかったのだ。それは共済組合からの融資分である。まだ支払いがすんでいない。共済組合からの融資は千葉銀行に振り込まれている(はずである)(実は私もそのときまで確認していなかった)

 そこで最寄りの千葉銀行まで、Oさん、Kさんと私の3人で移動することになった。幸い千葉銀行は歩いてすぐのところにあった。確かな記憶ではないが、まず残高確認をして、融資が行われているか調べたと思う。

 まちがいなく融資は行われていた。それを確認してから、改めて下妻不動産に残金を振り込んだのだった。

 すべてが終わって千葉銀行の店頭に出てきたとき、今でも鮮明に覚えているのは、OさんもKさんもそれまで我慢していたタバコをうまそうに吸っていたことだ。私は吸わないのかと聞かれたが、数年前に止めていたので、もう止めましたと答えた。「なかなかやめられないんです」とOさんは言っていた。二人とも私の支払いが終了してホッとしたのだろう。

 その後あいさつをして二人とは別れた。


 ついに我が家を手に入れた。家の鍵を受け取るというのはひとつの儀式であるなあと思った。「やったな」という感激を味わいました。



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