前から気になっていた電源不要のUSB接続ポケットハードディスクをついに購入した。主な製造メーカーはバッファロー、IOデータ、ロジテックの三社である。私は一番軽量のバッファローの物がほしかったのだが、つい最近発売開始した高速回転(5400回転)の40ギガタイプのが店頭に全くなく、同じスペックのIOデータの物にしたのだった。
IOデータでも問題はないのだが、バッファローの物より50グラムほど重い。全体の重量が200グラムなので50グラムの差は大きいと思う。(バッファローの物は150グラム)なお、ロジテックの物は少し大きめなのでパスした。
使ってみての感想だが、やはり便利である。今までデータのやりとりをしていたCD-RWよりもはるかに安定しているし、何と言っても容量が大きいので、何でも入れておける。職場のノートパソコンの空き容量が少なかったので、マイドキュメントの内容をほとんどこれに移してしまった。おかげで空き容量もだいぶ増やすことができたし、年度末にこのパソコンは返却しなければいけないのだが、データのことを心配せずにそのまま返却できる。
付属してくるケーブルは1本しかないが、同じタイプの物を購入すればそれが使える。私は3本購入して、職場に置いてあるデスクトップ、職場で借りているノート、自宅のデスクトップ、自宅のノートのすべてにこのケーブルを差しっぱなしにしてある。ハードディスクだけをそれぞれのケーブルのもう片方のコネクタにつなぐだけで使えるようになるので便利である。
取扱説明書には、パソコンによっては動作しない機種があるとあった。USBに供給されている電源容量が少なくて別途ACアダプタが必要だというのだが、幸い私が使っている4台とも大丈夫であった。
USBは、USB2.0とUSB1.1の両対応なのだが、USB2.0を装備したパソコンは持ってなかった。ショップで見たら、UBS2.0のボードが1,600円程度で売っていたので、思わず買ってしまった。さっそく自宅のデスクトップに取り付けてみると、やはりかなり速い感じだ。自宅のデスクトップにはいろいろなUSBケーブルが差さっているので、不足気味のUSBポートを増設する意味でも買ってよかったと思う。ちなみにこのハードディスクはUBS2.0で動作しているときにはブルーの、USB1.1で動作しているときはグリーンのインジケータが点灯する。ブルーのインジケータが点灯しているのを見るのは美しい。
この結果、CD-RWはまったく使わなくなった。実はポストCD-RWとしてUSBメモリとこのUSBハードディスクのどちらかを考えていたのだ。USBメモリの小ささも魅力ではあったが、デスクトップではUSBポートが背面にあるので、抜き差しが面倒なことでやめた。今のところハードディスクで正解である。