ものがたり通信

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役に立つかもしれない薬の話

                                          2020年6月29日 新規作成    
0 はじめに

 これは、自分自身の薬についての体験を書いたものである。

 薬というものは、個人差が大きいので、自分にとって有効であっても、他の人には効かないという例も多いだろう。

 だから、すべての人に当てはまる内容ではないので、注意してほしい。

 それでも、もし、悩まされている人がいたら、ちょっと試してみては、というぐらいのつもりである。

 もし、「自分には合わない」ということであれば、忘れてもらってよいのである。

 その場合は、「自分に合う」方法を他に求めればよいのである。


1 かぜ薬について

 一時、「かぜなら、葛根湯入り」というブームがあった。

 筆者も、50歳ぐらいまでは、かぜの症状なら、葛根湯入りのかぜぐすりを利用することもあった。

 年齢によるのだろうが、50歳までは、副作用も出ずに、利用できたように振り返る。

 ところが、50歳代になると、大人の服用錠剤数を服用すると、過剰になり、鼻に膿を生じるようになった。

 そこで、服用の分量を半分、さらには、もっと少なくするようにした。

 年齢が上がると、症状の回復のために必要な分量が、大人用ではなく、子ども用の分量、あるいは、それ以下の

 分量でも、効き目が十分になるようであった。

 それでも、ある時、少量でよいのなら、「体の自然の回復力」に任せても十分なのではと考えるようになり、

 のどの痛みなどのかぜの症状が現れても「かぜ薬は服用しない」で、

(1)水分補給を過不足なく行なう。

(2)食事で栄養補給を、必要な分量でとる(もちろんとりすぎはダメ)。

(3)睡眠時間を、必要な時間だけとる(もちろんとりすぎはダメ)。

(4)かぜをひかないために免疫力を高めるには、
衣服調節等で、適度に体を温めることが効果的である。


 以上、当たり前の「健康管理方法」をこころがけ、「免疫力を高める」ことで、かぜをひかない体を保持し、

 たとえ、ひきかけても、かぜ薬に頼らず、「自然な治癒作用で直す」ように、方向転換した。

 そのようなあり方が、60歳代に入った自分には、合っているようだ。

 もちろん、人によって、個人差があるので、こじらせては大変である。

 常識的な判断により、必要に応じて、ドクターに相談してほしいと思う。無理は禁物である。



2 アレルギー性鼻炎の薬について

 50歳代までは、アルガードクイックチュアブルを愛用していた。鼻水が収まるので、助かっていた。

 ところが、ある頃から、服用によって、歯茎が腫れて、歯肉炎のような症状が生じるようになった。

 ドクターにみてもらい、抗生物質を服用することで、回復した。

 なかなか手放せず、愛用のたびに、腫れが生じて、抗生物質の繰り返しとなった。

 当初は、因果関係に気付けなかったが、繰り返される症状から、副作用と認識できてからは、鼻炎薬

 の服用を完全に中止した。
以後、歯茎の腫れは無くなった。

 アレルギーの発生する期間は、鼻水が生じるし、かゆみもあるが、歯茎の痛みよりは遥かに「まし」である。

 鼻水期間も限られており、時期を過ぎれば、収まるのである。わりきればよい。

 この鼻炎薬も、副作用の出る・出ないは個人差が大きいのだろうと思う。

 副作用なく使用して問題ない人は、使用して、症状の緩和に役立てればいいと思うのである。


3 発赤でかゆみが出た場合の薬について

 食べ物、とりわけ、化学物質の取り込みが作用して、腕やお腹などに、発赤が出て、かゆいことがある。

 時間がたてば、かゆみはなくなることが多いので、何もしないこともよくある。

 それでも、かゆみが大きいこともあり、その場合、ドクターの処方による「ボアラ軟膏」を塗って、一息つくことが多い。

 効き目には個人差もあろうが、自分にとっては効果的で、半日もたてば、すっかり普通に戻ることができる。


4 からだのかゆみの治療について

 ドクターにかかれば、症状の出る部位に応じて、アズノール(陰部)、ルリコン(足底・指)、レスタミンまたはオイラックス(掌)などを

 処方されるはずである。陰部・足底・指の場合、これらの塗り薬と併用して、服薬を処方されることもあり、効果的である。

 筆者の場合、掌に「しっしん」ができて、場合によっては、かゆみがひどいこともあった。

 ドクターには、最初はレスタミン、次は、オイラックスを処方されたが、なかなか、かゆみは消えないままであった。

 ふと、以前に、薬局で購入していた「メンソレータムADクリーム」をかゆみの生じる部位に塗ってみた。

 1回目で、少し、かゆみが少なくなり、2回目で、目立たなくなった。念のため、3回目を塗布しておくと、かゆみは殆ど消えた。

 もちろん、当然、個人差があることだろうが、自分には、効果的であったという次第の報告である。



5 まとめ

 かぜの症状、アレルギー症状、からだのかゆみ、など、生じているときには、本人にとって、大問題である。

 それが、最小限に抑制できれば、それにこしたことはない。

 ここでは、ごく一部の人に当てはまるだけかもしれないが、一例として、紹介してみた。

 一部の人であっても、役立てば幸いである。(合掌)