0310vienus

<2003年10月4日～5日>

ビーナスライン～草津温泉　２ｄａｙｓ (2/2)

草津温泉．．２０数年前この愛馬を手に入れてから初めてのロングツーリングで軽井沢～草津温泉を訪れ時にその虜になってしまったのであります。今でこそ湯畑の周囲が整備されて美しい佇まいを見せていますが、そのずっと前からここは「温泉と言えば草津」というほどボクの体にしみついてしまったのです。温泉の中の温泉．．温泉はかくあるべき．．と思わせる心地よさからか、まだ草津温泉を越える温泉には出会っていないような気がするのです。

ここからはいつもの一人旅。最後に記念写真でも．．と。

ビーナスラインともお別れです。美しい山岳道路ですね。それにしても空気が薄くて上が回りません．．(^^ゞ。愛馬の心臓の調子が悪くなったのかと思うほど。高原を下ると何事もなかったように快調に回りますv(^^)。

そして定番、湯畑の湯滝。記念撮影のおきまりのポイントですね。今年正月に来たときの雪の湯畑もまた格別だったなぁ。すぐ隣には脚湯もあるのです。これがまた気持ちの良いことv(^^)。

Slide show in 草津温泉

結婚してからも彼女とも幾度となく訪れ、二世に恵まれなかった頃に神頼みに子宝の湯に浸かりに来たものです。その甲斐あってか．．(^^ゞ、今では３人の子供達に囲まれ、その代わりに彼女のオートバイの旅はひと休み。神様の．．しっかり子供を育てなさいとの思し召し．．とオートバイに乗れない愚痴などひとつもこぼすことなく今に至り、この次こそはまたオートバイでの二人旅でこの地を訪れるのが楽しみなのでありますv(^^)。そんな草津温泉の思い出話と写真をたくさんお土産にするのもまた妻孝行かな．．などと勝手な解釈で(^^ゞ．．自分ばかり気ままに走ってきてしまった訳なのですが．．。

これは．．．もう見とれるしかありますまい．．．(=_=)

今日は帰還の日。もう一度湯に浸かって．．湯畑を巡りお土産を仕込んだら最後の儀式です．．♪

湯畑を一望できるカフェで贅沢なモーニングコーヒーで最後のひとときを過ごしましょう♪今度は彼女とオートバイで来れるよう．．それからF仲間とここでまた再会出来ることを願って、そろそろ帰路につくことにします。

車山パーキングで皆さんを見送ったあと、も一度ビーナスラインを走ります。ここからはまたいつもの単独行。これもまた楽し！途中高原で雨に降られましたが高原を降りる頃にはまた日も差してきました。今回は残念なれど軽井沢はパス。夕方になり日も傾いてきた頃ようやく浅間山のすそ野に出ました。ここを過ぎると草津へのプロローグが始まるのです！

ようやく草津温泉に到着！　いつもの事ながら暖かく迎え入れてくれるようです。この湯畑が好きなんですねぇ！夜に佇んでいると、温泉がわき出る音と界隈をそぞろ歩く温泉客の下駄の音が旅情をくすぐるのです♪。

昔御利益を授かった老舗「山本館」を望む西の河原へ続く土産物屋街の通り。この通りに温泉まんじゅうをふんだんに．．(^^ゞ　くれるお店があります。これがまた美味しいんだ！。この先には「片岡鶴太郎美術館」もあります。鶴太郎さんはスゴイです！。

この浴衣姿の賑わいもまた風情満点です。でも一人で居るとどうしてもシャッターマンを頼まれることが多くてちょっと閉口気味．．(^^ゞ。オネィチャン達に頼まれると二つ返事なんですけれど．．x_x) ☆＼(￣￣*)

そして温泉．．を堪能します。旅館の温泉にも既に浸かってきましたが、これからが本番ですね．．v(^^)。とりあえず「白籏の湯」、「千代の湯」、「煮川の湯」と３湯をハシゴしました！どこもほとんど貸し切り状態で．．もう言うこともありません！もちろん今日６００ｋｍ以上も走った疲れは何処かへ行ってしまいました。でもやっぱり幸せの睡魔は襲ってくるものですね～。こんなフワフワした気分のまま宿の布団に入るのがこれまた究極の贅沢！当然朝まで熟睡です．．(^^ゞ。
してもちろんこの頃の写真もしっかり取り忘れてます<(_ _)>。

夕食は「龍苑」．．にて自分的定番．．チャーハンと餃子を食しますv(^^)。混んでいましたが根性で湯畑ビューの特等席をＧｅｔして、しばし生きていることの喜びに浸るのであります．．(^^ゞ。今回はおまけに五目あんかけ焼きそばまで食べてしまいました。これから風呂にはいると異常に消化が速いことを体験的に知っていますので．．大丈夫♪しかし暫く放心状態だったため、写真はしっかり撮り忘れました。

前回も立ち寄った「白根温泉」の蕎麦やさん。温泉もあるのだけれどガマンです。今入ったらホントニ風邪をひくだろうなぁ！せめて蕎麦と温泉卵で最後の贅沢をば．．v(^^)。

沼田市・片品村を通り日光金精峠手前で丸沼で一休み。紅葉にはチト早いようでしたが湖面に煌めく陽の光があまりにも綺麗で思わず立ち寄ったのです。

金精峠トンネルを抜けるとこんな絶景が目に飛び込んできました。この圧倒的なパノラマは写真では伝え切れません。紅葉が始まればそれはそれは美しいでしょう。これから冬はあっという間に近づいてくるのでのでしょうね。さぁ、もうすぐ中禅寺湖です。

いろは坂．．「頭文字Ｄ」にはまっている息子からＣの何番だかのコーナーの写真を撮ってきて！．．とのお達しがあったのでとりあえず適当に撮影(^^ゞ　（いろはで言ってくれっての！）。そばにいた猿が今にも襲いかかって来そうで怖かった！。
さぁ、ここから下ればもうハイウェイをまっしぐらです。何事もなく．．いや、高速の風と戦いながら無事帰宅することが出来ました．．v(^^)。

心地よい余韻を残して今回の「旅」は幕を下ろしました。二日で千ｋｍ弱もの距離を走破するツーリングは本当に久しぶりでしたが、実は体力的にも少し心配だったのです。しかし終わってみれば楽しい思い出と共にかすかに残る充実した疲労感を味わいつつ、まだまだ愛馬と共に走れる自分を再確認出来たことが嬉しく来年からまた新たな「旅」をここに刻んでいける喜びが沸いてくると同時に、新たなお知り合いも沢山出来てこれからは自分の「旅」の楽しみ方も変わって行くだろう事を予感しました。これから長距離の旅が多くなりそうだなぁ．．(^^ゞ。

そして初めてお会いする方も多いのに、サラっと集まって旧知の友のごとくうち解けて楽しい時間を共有し、またサラっとお別れして来る。近いうちにまた会える確信のほうが大きいので別れ際の寂しさより新しい友が出来た喜びと、同じ時間を共有できた充実感の方が途方もなく大きくて、また来年の再会とそんな時間の再来が至上の楽しみでもあり．．オフシーズンを乗り切るエネルギーとなるような本当に有意義なひとときでありました。

今回のツーリングで飛び入りの新参者を暖かく迎えてくれた皆様本当にありがとうございました。感謝です．．<(_ _)>

PS.
写真をご提供いただきました、けんさん．．。ありがとうございました。ランダムに使わせていただきましたのでご容赦くださいませ．．。