フロントブレーキマスターのOH
【2003年12月8日】  まずはここから..♪
ピストンの押し口のゴムカバーが破れていました。もしかして水が侵入しているかも..(^^ゞ。ここは破れやすい処ですよね。特に旧車の泣き所。メンテをきちんとしないと水が入って痛い目をみます。
シールゴムも良い状態。強く握ってもオイル漏れはありませんでしたから、まだ大丈夫でしょうけれど、セットでもちろん交換します。
【2004年3月7日】  
VF750Fのフロントブレーキマスター..の番です。これもキャリパーとセットで入手していたものですので、コンディションは同等でしょう。社外品も考えましたが、ノーマルルックに近いVF用をとりあえず使って見ようと思います。F純正と比べるとフルードタンクまで金属なので逆にクオリティーが高く見えるところがGood!ですね..(^^ゞ。F純正よりルックスは良いかも。タンクカバー廻りの腐食も少なく、なかなかの部品です。
睨んだ通りサークリップはサビサビ!やはりゴムカバーが破けているマスターの泣き所ですね。一番年齢を感じる処です。ここを綺麗にしてあげて新品のゴムカバーを付けてあげれば暫くは安心でしょうv(^^)。
シリンダー内部も綺麗です..安心!。クリーニングすればまだまだ大丈夫そうなのです。ここが命ですから、入念に綺麗にしてあげましょう。
フロントマスターのOHは装着間際になってからと思っていましたが、そろそろ暖かくなりそうなので室内作業で出来るところから少しずつ..と言うわけで本日サクッと仕上げることにしました。本当は大物処をやりたかったのですがここ数日の雪で青空ガレージはまだOPEN出来そうもなく..。でもこうしたパーツを先にメンテしておけばOPENと共に一気に作業が進むでしょうから、頑張らねばv(^^)。寒いからと横着していては春のシェイクダウンに後れを取ってしまいます。
開けてみると以外と綺麗なピストンでした!!スプリングにもサビは無く水分の侵入はほとんど無かったようです..v(^^)。プライマリー&セカンダリーカップも傷が見あたらず良い状態ですがやはりここはセットで交換しておくことに。
リザーバータンク内部も綺麗なので一安心です。ここが腐食していたらお手上げですから..(^^ゞ。古いフルードの固着もないけれど、しつこいくらいにお掃除を..と。
ピストンの装着です。サークリップ用のミソがサビで盛り上がっていたので、ガシガシそぎ落としました。お陰で新品のような輝きが戻りましたよv(^^)。シリコングリースを塗ってバッチリセットしました♪。
ピストンカバーにもラバークリースを塗って装着。これで暫くは水の侵入は押さえられるでしょうv(^^)。このゴムカバだけは部品注文出来ないのですよねぇ。マスターのアッシーですので仕方ありません。でも消耗部品ですからなんとか単品で販売して欲しいところですね。
ピストンの頭にもグリースをたっぷりと塗ってあげましょう。ここが乾くと例の「ギシギシ」という気色の悪い感触が出てきますので、定期的にグリスアップが必要なところですね。でも今まであんまりチェックしていなかったなぁ..(^^ゞ。
レバーのピボット部分もしっかりグリスアップしてセットします。握ってみるととてもスムーズな感触に思わずニンマリv(^^)。あとは全体を綺麗に掃除してとりあえず完成です。
完成したフロントマスターのOH!新品のようなスムーズな動きが蘇りましたv(^^)。あとはキャリパーのOHを待って、フロント廻りの大リフレッシュの時に換装しましょう。ブレーキマスターは頻繁にメンテをするところでは無いのですがやはり定期的にチェックしてあげれば気持ちの良いブレーキフィーリングを維持出来るのでしょうね!それからリザーブタッックキャップの取り付けネジも今回ステンレスに交換してみました。チョットした輝きが嬉しいものですv(^^)。
雪模様で風強し..外は寒い!