ツェルマットまで戻ってきました。この町は一般車の乗り入れが規制されているので、のんびりと歩くことができます。家々のベランダには花が飾られていて、とてもきれい。ここからロープウェイで、クラインマッターホルン山頂を目指します。
(写真:ツェルマット駅前の様子)
ロープウェイを3本乗り継いで、標高3,820mのクラインマッターホルン駅に降り立つと、そこは一面の銀世界。この一帯は一年中スキーができるエリアとして有名で、真夏でも最長滑走距離7km、総延長25kmのサマースキーが楽しめるそうです。ちなみに、麓のツェルマットとの標高差は2,200m。一気に上ってくると高山病になる人もいるかもしれません。私は山育ち(笑)なので大丈夫でしたが。
(写真左:クラインマッターホルン山頂駅 写真右:ゲレンデ)
岩山をくり抜いて作られたエレベータで、標高3,883mのクラインマッターホルン山頂まで登ると、間近には真っ白な帽子を被ったような姿のブライトホルン、そして遠くにはヨーロッパアルプスの山並みを望むことができます。すぐ横にはマッターホルンが聳え立っている・・・はずなんですが、なぜかマッターホルンの周囲だけは厚い雲に囲まれていて、見ることはできませんでした。こんなところにも、雨男パワーの余波が・・・?
(写真左:ブライトホルン 写真右:アルプスの山並み。中央はモンブランか?)
再びツェルマットに戻り、町の散策。するとこんな建物がありました。ねずみ返しの付いた高床式倉庫・・・って、日本とおんなじじゃん。
(写真:ねずみ返しの小屋)
こうして、雲との追いかけっこに明け暮れたツェルマット観光は幕を閉じたのでした。
(写真:夕暮れのマッターホルン)