9月30日(日曜日)

今日は日曜日。福さんの案内で、お隣の国オーストリアへ行ってみることにしました。目指すは音楽祭で有名なザルツブルク。

ミュンヘンからザルツブルクまでは、アウトバーンを飛ばして1時間…のはずなんですが、酉の雨男パワーは今回も健在。雨が降ったり止んだりで、さしものアウトバーンにも速度制限が出ていました。途中のサービスエリアでこんな車を目撃。うーむ、いくらアウトバーンで事故が多いとはいえ・・・
(写真:事故現場?)

ザルツブルクは「世界で最も美しい町」と言われているそうです。ザルツァッハ川から見た景色は、確かに「いかにも中世ヨーロッパ」という感じがします。
(写真:ホーエンザルツブルク要塞と、大聖堂)

ザルツブルクの中心部、ゲトライデ通りです。中世そのままの街並が残り、両側からは複雑な形の看板がニョキニョキと突き出しています。ここには、モーツァルトの生家もあります。
(写真:ゲトライデ通りの看板群)


大聖堂の中はステンドグラスなどはありません。でも天井の複雑な彫刻と、フレスコ画(って言うのかな?)が実に見事でした。
(写真:大聖堂内部)

大聖堂横の広場には、変わった噴水がありました。上半身は馬、下半身は魚の姿をしており、鼻の穴と口からピューッと水を吹き出しているんです。うーむ、さすが芸術家の街。常人にはこのセンスは良く分からん・・・
(写真:鼻水(違)を吹き出す馬)

山の上にそびえるホーエンザルツブルク要塞は非常に堅牢で、ナポレオンの遠征時にも堕ちることはなかったそうです。上からはザルツブルク一帯を一望することができるのですが、この日はあいにくの空模様でこんな感じ。
(写真:ホーエンザルツブルク要塞からの眺め)


ザルツブルクといえば、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の舞台となったミラベル宮殿と庭園が有名ですが、私の注目は、庭園の片隅にあったブロンズ像に・・・。手の上や肩に乗せた小鳥の口から水が吹き出す様は、まさに日本の水芸そのもの。そして何がそんなに楽しいのか、目を細めて唇をめくり上げて笑うペガサスの像。うーむ、やっぱり芸術家のセンスというのはよく分からない。
(写真:変なブロンズ像たち)

この後、再びアウトバーンを通って、ミュンヘンへ戻りました。
その2へ続く。

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