雪の大谷見物
2001年4月27日
北アルプスを東西に貫く「立山黒部アルペンルート」。例年、4月末の全線開通直後には見事な雪の壁が見られることで有名です。混雑を避けるためゴールデンウィーク直前の平日に、年休を取って見物に行ってきました。メンバーは毎度おなじみ、ジュリ、福、酉の3名です
アルペンルートの長野県側入口、扇沢駅です。この先は自家用車通行止なので、ここに車を置いてトロリーバスに乗り換えます。駐車場は無料エリアと有料エリアがありますが、この日は平日だったため、無料エリアに置くことができました。
(写真:扇沢駅)
ここからはトンネル区間が続くので、排気ガスの出ないトロリーバスが走っています。見た目も乗った感じも普通のバスと変わらないけど、屋根の上の集電用パンタグラフ(?)が特徴的です。
(写真:トロリーバス)
(屋根の上の集電装置は「トロリーポール」と言うのだそうです。Miyamotoさん、ご指摘ありがとうございました。)
トロリーバスに乗ってひたすらトンネルを走ること約15分、黒部ダムに到着です。日本一大きなダムで、冬の間は雪に閉ざされます。映画「ホワイトアウト」の撮影の舞台に使われました。
(写真:黒部ダム)
黒部ダムから、ケーブルカーで急斜面を一気に上ります。雪を避けるため全区間トンネル。何も見えません。
(写真:ケーブルカー(福さんのカメラにて撮影))
黒部平でロープウェイに乗り換え、さらに上ります。先ほどとは打って変わって、青い空をバックにそびえる後立山連邦や、黒部湖などの雄大な景色が楽しめます。
(写真:ロープウェイからの眺め)
ロープウェイを降りると、駅は雪で埋もれていました。展望台へ出るために写真のような雪洞が掘られています。気分はヨーロッパアルプスの氷河観光!?(私は行ったことないけどね)
(写真:大観峰展望台への出口)
ここで再びトロリーバスに乗り、トンネルを走ること10分で、アルペンルートの最高地点、室堂に到着です。
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