メーカー | age |
発売日 | 2003/07/25 |
価格 | 6800円 |
ジャンル | 多重恋愛ADV |
原画 | バカ王子ペルシャ |
シナリオ | 鬼畜人タムー・反重力生命マー・マロ☆ガッツ |
音楽 | 渡来亜人 |
音声 | 主人公以外フルボイス |
対応OS | Win98/Me/2000/XP |
備考 | 挿入歌「Brue tears」マキシはage通販及びage主催イベントのみで購入可 2001年に発売されたCD版に無かった3つのEDが新たに追加 人によっては、鬱と感じるEDもあり。 |
〜はじめに〜
パティにゃんから一ヶ月以上経ってしまいましたが、第二弾は大作「君が望む永遠DVD版」です
かなり攻略に時間を費やしてしまったのですが、それが報われるぐらいの出来の良さに感動しました。
レビューのほうも、気合を入れて作りたいところですが・・・
君望の魅力をプレイで実感してほしいので、なるべく控えめに作ってみました。
ちなみに管理人は、二年前にリリースされたCD版の方は未プレイです。
〜シナリオ〜
評価:S(95点)
最後まで妥協を許さないシナリオの質に脱帽
主人公「鳴海孝之」は、白陵大付属柊学園3年生。
親友で腐れ縁の「平慎二」「速瀬水月」の2人は将来の目標を確立しているのに対して
孝之は具体的な目標も見出すことが出来ずに、焦りを感じつつも日々を流されるように過ごしていた。
ある日の夏祭りの夜、水月が親友の「涼宮遙」を連れてくる・・・
その日以来水月は、腐れ縁3人組の輪に遙を加えようと奮闘するが
内気な性格な遙の孝之を避けるような仕草に、孝之はイライラするばかり・・・
そんなある日、孝之は水月から行きつけの学園裏の丘に呼び出される。
が、待っていたのは水月ではなく、遙だった。
遙は勇気を振り絞って、孝之に好きだと告白する。
いきなりの告白に困惑した孝之だったが、純真な彼女の気持ちを傷つけたくないが為に、それとなく了承してしまう。
それからというもの、腐れ縁3人組の関係は徐々に変化していく・・・
そして、幾多の衝突を繰り返しながらも、徐々に彼女の自分に対する気持ちの本質に孝之は気付き、
2人は晴れて恋人同士となった・・・
それは、孝之と遙の永遠の時間が始まると同時に、
4人の運命が変わっていく序章でもあった・・・
シナリオ構成は全2章形式になっており、1章は純愛学園モノっぽい展開がメインで、遙の魅力が存分に堪能できるパート。
2章はサブキャラの面々も多数登場し、様々な展開が孝之や他のキャラを待ち受けてます。
が、2章は君望の肝になるパートであり、次々に到来する鬱な展開・逃げることを許されない展開に
孝之はどんどん追い詰められていきます。
孝之のやり場の無い虚無感、葛藤がよく描写されており、他のゲームでは味わえない世界感にプレイヤーをいざないます。
また、葛藤や鬱が先行するイメージが大きいですが、「人間の芯の強さ及び弱さ」「愛情・友情」「思いやり」も秀逸に表現されている事を補足しておきます。
難易度は低めに設定されており、自分の進みたいルートに迷うことなく進む事が出来るでしょう。(特定のキャラで例外あり)
公式では、「遙」「水月」「茜」の3名がメインヒロインということで、シナリオにかなりの重みを感じます。
各自のルートをプレイしていくことにより、そのキャラの様々な内面を垣間見る事が出来るでしょう。
孝之だけでなく、他のキャラもそれぞれ思い悩み、葛藤してます・・・
無論、苦難を乗り越えた先に迎えるEDは感動の一言に尽きます(各ヒロイン通常ED)
遙・水月・茜のメインヒロインのEDはどれをとっても感動できますが、どれが真のエンディングか模索してみるのも良いかもしれません。
遙スキーの自分は「遙エンド」が真のエンディングと信じたいのですが(マテ
サブヒロインの面々のルートも、メインヒロインに劣らないぐらいのシナリオの良さが際立っており、
決して、メインヒロインの「刺身のツマ」では無いので、サブヒロインと言えども侮る事は禁物です。
メインヒロイン同様、サブヒロインの魅力も存分に堪能しましょう(≧∇≦)b
が、扱いが悪いキャラもいれば、凄く衝撃的かつ有り得ない結末でプレイヤーを鬱に陥れる面があるのは否めません。
まあ、ネットで氾濫している君望情報でよく騒がれている「愛美エンド」は君望の中の鬱の象徴的な結末ですね。
自分の場合は、テキストを飛ばすことなくじっくり読みましたが、そこまで凹む展開ではありませんでした。
凹む凹まないは人それぞれなので、フルコンプ目的でなければ無理にプレイする事はないですし、
プレイする場合も、「これも一つの事象だ」と割り切った気持ちでプレイすれば、精神的ダメージも受け流せるはずです。
それにしても「愛美エンド」、DVD版の追加ED3つのうちの2つ「水月奴隷エンド」「水月犬エンド」につきましては、
「本当にこのゲームにとって、これらのEDは必要なのだろうか?」と考えさせられました。
水月追加エンドは、孝之&水月があまりにも哀れ・・・・(ノ_<。)
ちなみに残り一つの追加EDは「愛美純愛エンド」で、CD版での愛美のレッテルを払拭する結末となっており、
CD版では拝めなかった、愛美の一面が拝める事でしょう。(どうも、愛美の救済措置的EDに見えてしまいますがf(^^;))
プレイ時間はフルコンプまで30時間台ほど要し、各キャラのシナリオのボリュームが大きいので、
じっくりとプレイ時間を確保してプレイする事をオススメします。間隔があくと、やる気が無くなる可能性大です(経験者語る)
管理人のオススメはラストに「水月エンド」を拝む事ですね♪ 上記の鬱なルートは攻略中盤に消化すると良いでしょう。
くどいようですが、「愛美エンド」「水月奴隷エンド」「水月犬エンド」は最後にプレイしないように!
後味悪くなって、感動の部分が霞んでしまいますよ・・・f(^^;)
〜システム〜
評価:S(100点)
快適なプレイ環境は、非の打ち所無し・・・他のメーカーも見習ってくれっ!!(切実)
既読&未読スキップ(速度は速いです!)、オートモード、テキスト履歴表示(ホイール対応・音声再生あり)、ホイール文字送り完備
さらに、直前の選択肢シーンに戻る事が出来たり、キャラ一人一人の文字色・音量を変える事が出来たり
会話中にBGMの音量を小さくする設定も出来たり・・・etc、かなり芸が細かいです。
本当に色々な微調整ができるシステムを兼ね備えた作品ですね(≧∇≦)/
セーブ箇所は最初は10箇所しかないのですが、10箇所をセーブで埋めると新たなセーブ箇所が10個出現する仕組みだと思いきや
実は、10の倍数番号のセーブデータにセーブすれば、10箇所にセーブしなくとも出現するようです(情報提供者:ひかりさん)
そしてどうやら「1000箇所」までセーブ可能のようです(情報提供者:ひかりさん(管理人確認済み))
まあ、セーブ箇所は30〜40箇所あれば問題ないでしょう。1000箇所なんて使い切れませんw
ちなみにセーブをすると、セーブしたときの表示CGがサムネイルで表示され、セーブ日時・ゲーム中の日時掲載、自分でコメントをつけたり、重要なセーブ箇所には重要度指定(重要度高は赤く表示される)する事が出来ます。
そして、何らかのエンディングを迎えると、タイトル画面に「プレミア」が追加されます。
プレミアでは「CGギャラリー」「SOUNDギャラリー」「回想モード」「エンディング確認」の計4つのモードがあり、
詳細は以下のとおり。
・「CGギャラリー」 プレイ中に回収したCGが閲覧出来ます(とても見やすい作りですよ♪)
・「SOUNDギャラリー」 ボーカル曲(4曲)含む、合計31曲が視聴出来ます。
・「回想モード」各キャラのイベントシーンを再現します。(Hシーンのみ)
・「エンディング確認」到達したエンディングを確認する事が出来ます(但し、エンディング回想は無し)
欲を言えば、「回想モード」に通常のイベントも再現できれば良かったなぁ・・・と思いましたが、
何度もプレイすれば、再現したいイベントの直前でセーブする事だって可能ですし、
これだけの出来なので、あえて突っ込まない方向でw
〜BGM音声〜
評価:S(100点)
各シーンを演出するBGMはまさに一級品!気に入ったら「サントラ」買いましょうw
上記でも述べたとおり、BGMは合計31曲(ボーカル曲4曲含む)
各シーンを最大限に演出するBGMは「素晴らしい」の一言。
特に、栗林みな実さんが歌うOPテーマの「Rumbling hearts」に関しては、かなり気に入ってます(≧∇≦)/
突然のOPで衝撃を受けた所で、この素晴らしい曲の導入は反則ですw
DVD版で追加された挿入歌「Blue tears」(タイトル画面直前で流れるアバンムービーで流れる曲です)や
エンディングテーマの「君が望む永遠」もOP曲に劣らぬぐらい出来が良いです!
ちなみに、「Rumbling hearts」「君が望む永遠」のOP・ED曲のフルサイズは
「君が望む永遠サウンドトラックプラス」に収録されているので、本編で気に入ったら、迷わず購入する事をオススメしますw
「Blue tears」マキシはアージュ主催のイベント及びアージュ通販のみの販売との事なので、
詳細はアージュのHPで確認すると良いです。
ボーカル曲のほかにも、「六月のメモリーアレンジ」「絆」「誰にでもある明日」あたりは特に出来が良いですね。
その上、鬱ルートで象徴的な「焦燥」「緊迫」の2曲は恐ろしいほどマッチしてましたf(^^;)
そして、この2曲は何故か「君が望む永遠サウンドトラックプラス」には収録されてません。
声優さんのほうも、各キャラ独自の個性が表現されていて、特に気になる要素はありませんでした。
むしろ、レベルの高さに驚きましたがf(^^;)
涼宮遙役の栗林みな実さんが特に遙になりきったが如く、素晴らしい演技をしております。
歌が上手い声優さんは自分大好きです(≧∇≦)b
サブキャラでは、大空寺あゆ役の大友清里さんの声がお気に入り。
あゆの殺人的な悪態っぷりを見事に表現されていて、数々の名言?の数々は死ぬまで忘れる事は無いでしょう・・・w
そして、パソゲーをやっている人は一度はお目にかかる「北都南」さんの声も拝む事が出来るので、こちらも要チェックです。
効果音のほうも色々用意されていて、雨の音や町の雑踏の音などがかなりリアルに表現されています。
一つ一つ音収録したのでしょうか・・・メーカーのこだわりが伝わってきますね。
補足ですが、「君が望む永遠DVD版」をエクスプローラーで開くと、中に「システムボイス集」が入ってます。
「涼宮遙」「速瀬水月」「涼宮茜」「大空寺あゆ」の4名の色々なボイスが詰まっているので、気がつかなかった人は、
今すぐチェキしましょう(≧∇≦)/(これってネタバレでしょうかね・・・f(^^;) )
〜グラフィック〜
評価:S(95点)
キャラ絵に関しては、賛否両論だと思いますが、自分は良いと思いますよ♪
CGギャラリーで表示されているCGだけで168枚(自信なし)。これに差分CGも加えると恐らく2〜3倍強のCG数になるので、
350枚台は堅いと思います。(暇があったら調べてみます)本当に、長編にふさわしいCG数ですね。
イベント時のキャラ絵と立ちキャラ絵のほうも大きな違いは無く、違和感を感じさせませんし、
立ち絵のキャラクターの表情も豊かで、立ち絵が動いたり、場面によってはアップになったりと、見ていて飽きませんw
また、背景のCGも凝った作りになっていて、細部まで気を抜いてない所は圧巻です。
孝之がボコスカに殴られたとき画面がひっくり返ったり、主人公が泣きそうになると、画面(孝之視点)がウルウルしてくる事や
回想の場面では、過去のCGが絶妙な間合いで挿入されたりと・・・もう言う事無し(≧∇≦)b
そのうえ、雨が降るシーンがかなりリアルだった事や、
孝之が「遙・水月・茜・あゆ」を車にたとえて解説!?しているイベントあたりも印象的でしたね。
後は、ゲーム序盤や中盤で登場する「コミカルな絵」も必見!詳しくは言えませんが、この絵が出てきた時は笑いどころ満載ですw
HシーンのCGも各キャラ適度といいたいところですが、水月だけのHCG比率が異常に多いのはどういうわけか!?
まあ、特に気にする事では無いですし、こちらも丁寧に描かれているので問題ないですね。
キスシーンの時の顔がアップになる演出は、往年のエルフ名作を彷彿させるようで、自分は嬉しかったですよw
遙の恥じらう顔に萌えまくりましたからw(≧∇≦)b
ともあれ、キャラ絵に関しては「萌える」「萌えない」は別にして、スペックの高さと丁寧さを評価しました。
これがとても2年前に発売されたゲームとは思えませんねf(^^;)
最後に、孝之の親友である慎二君のCGの一枚が「これ、本当に慎二かよっ?」って思えたCGがあったのですが・・・
高評価に水を差すようで・・・気にしない方向でf(^^;)
〜キャラクター〜
評価:S(100点)
各キャラクターの設定が明確で、一切の妥協は無し!
スルメの如く噛めば噛むほど味が出るので、心ゆくまでキャラの魅力を味わうべし(意味不)
(アイコン作成&配布:淡色館様)
涼宮 遙(すずみや はるか) 管理人一番の萌えキャラ(≧∇≦)b
(CV:栗林みな実)
白陵柊学園3年生
以前から孝之の事を想っていたのですが、控えめな性格のせいか、
なかなか告白する事が出来ずにいたところを、親友の水月が見かねて
お膳立てしたぐらいの、今時では珍しいぐらい純粋な女の子です。
しかも、心に熱き想いを秘めているんですよね・・・(≧∇≦)b
好きな花火が「へび」という変わった一面を持っていたり、
土壇場になってアセアセする光景も彼女の魅力の一つです。
ゲームをプレイすれば、遙の意外な一面も見る事が出来るしょう・・・w
速瀬 水月(はやせ みつき)
(CV:石橋朋子)
白陵柊学園3年生。
涼宮遙とは入学以来の大親友で、遙とは正反対で明るく元気な性格。
人の世話を焼くのも趣味の一つのようで、時にはおせっかいになってしまうのが難点です。
孝之を遙と結びつけたのも、彼女の世話焼きが起こした事で、これも水月の魅力でしょう。
さらに、お家芸の水泳となると県大会常連で、将来も嘱望されているぐらいの「超高校級スイマー」という一面も持ってます。
(水月の功績で、学園に室内温水プールが増設ほどですからf(^^;) ):
ゲーム中では孝之・慎二と同じクラスのため、3人でよく行動しているようです。いわゆる、腐れ縁3人組(管理人命名)ですねw
涼宮 茜(すずみや あかね)
(CV:上原ともみ)
遙の実の妹で3歳年下。
中学では超高校級スイマーの水月に憧れてか、水泳部に在籍。
姉の遙とは正反対に、活発的でハキハキした性格。
孝之曰く、「茜はポスト水月の素質十分」と言わせるほど、水月と性格が似ているようですw
孝之の事を「お兄ちゃん」水月の事を「水月先輩」と慕うぐらいの人なつっこい性格も持っていて、
年頃の女の子ゆえか、孝之と遙の恋路にちょくちょく入ってきては、ちょっかいを出す「おマセさん」な一面もw
穂村 愛美(ほむら まなみ)
(CV:雨宮 麻紀)
白陵柊学園1年生。
落ち着いた性格や、よく気がつくとこから後輩と思えないような一面を持っています。
保健委員をしているため、保健室によくいるようです。
水月同様、人の世話を焼くのが好きなようですが、水月とは方向性が違う(良い意味で)はつっ込まない方向でw
(アイコンの方が2章の愛美になってますが、それは仕様という事でf(^^;))
大空寺 あゆ(だいくうじ あゆ)
(CV:大友 清里)
孝之のバイト先のファミレス「すかいてんぷる」の同僚。
見た目は可愛いのだが、それを否定するような邪悪な性格&殺人級の口の悪さは
孝之に対してではなく、お客さんに対してまで向けられるので、
「すかいてんぷる」の明暗を分けるキーマン的存在でもあるw
ところがどっこい、後輩のまゆや店長の健さんには普通に接しているようです。
仕事はちゃんとこなしているようですがf(^^;)
孝之との耐える事の無い「口げんかバトル」は必見そのものw
本気になると、「うがぁぁぁぁっ!」と獣化するぐらい気性は悪いです。
特に、「あんですと〜!」と捨て台詞の「おまえなんか、猫のうんこ踏めっ!」は名台詞ですねw
玉野 まゆ(たまの まゆ)
(CV:吉田恭子)
孝之のバイト先のファミレス「すかいてんぷる」の新人ウェイトレス(バイト)
明るく、素直な性格ですが、致命的ぐらいなドジっ娘で、仕事中もしばしばミスをしてしまいます。
素で、店内の柱に激突してピヨってしまうときも多々ありw
それでも、めげずにひたむきに頑張る姿勢は、彼女の一番の魅力でしょう。
祖父の家で生活しているせいか、大の時代劇好きで、いつもの「まことかっ!」を初めとする口調も時代劇の受け売りのようですw
そして、猫好きで猫のヘアブローチをつけているのですが、そのヘアブローチには秘密があるようです(管理人の勘ですがw)
先輩のあゆからは「まゆまゆ」と呼ばれているぐらい、2人は良いコンビでもあります。
天川 蛍(あまかわ ほたる)
(CV:窪田聡子)
欅町(けやきちょう)にある病院の看護婦。
見た目はお子様にしか見えませんが、立派な大人。
さらに、看護学校では優秀な成績を収めるほど、頭は良いみたいです。
見た目のおかげか、歩くと子供が歩くような効果音が付いたりする演出もあれば、
突拍子もなく、凄い事を思いついて速攻で行動してしまうので、孝之を混乱させる時も多々あるようですw
しかし看護婦の職業柄、命の尊さをよく理解していて、
孝之にその日その日を大切にする事を説く大人な部分も兼ね備えてます。
同僚の「星乃 文緒」は看護学校時代からの同期で、蛍が「文緒っち」と呼ぶぐらい二人は仲が良いです。
星野 文緒(ほしの ふみお)
(CV:北都南)
欅町(けやきちょう)にある病院の看護婦。
見た目は「遊んでいるような女性」そのもので、口調もまさにそのもの。
本当に勤務時間外は遊びまくっているようですが、
実際は人の事を思いやる事が出来る優しい女性。
不器用な性格か、優しさがときには誤解される事が多いようです。
孝之に皮肉混じりな助言を的確に与える事が出来るのは
恋愛経験が豊富で、その分傷ついて乗り越えてきた背景もあるようです。
香月 モトコ(こうづき もとこ)
(CV:小林まりこ)
欅町(けやきちょう)にある病院の女医。
くわえタバコが目印で、ぶっきらぼうでサバサバした性格な大人の女性。
やはり、蛍・文緒同様、孝之にアドバイスを送るのですが、
過去にいろいろあったようで、その経験を生かしたアドバイスは、一つ一つに重みを感じます。
反面、車の運転技術はザルのようですf(^^;)
平 慎二(たいら しんじ)
(CV:安藤 正輝)
白陵柊学園3年生
孝之とクラスメイトで腐れ縁。
大のゲーム好きで、新作ゲームの話にうるさく、ゲーセンも孝之としばしば通う事も。
成績は優秀で、白陵大学への進学も決まっており、現在予備校通いの日々に追われている。
自分の事よりも友情を重んじる点や、女性に優しい、よく気が利くあたりは慎二の代名詞的要素でしょう。
本当に、友人にしたい漢ナンバー1のキャラですねw
崎山 健(さきやま けん)
主人公のバイト先のファミレス「すかいてんぷる」の店長。
何事にも動じず、冷静に物事を見極めて行動できる人。
そのうえ、海のような心の広さを兼ね備えており、孝之を初めとするスタッフの不手際にも
よく眼をつむってくれます。
年の功か!?人生経験豊富で、孝之に素晴らしき助言をする事もしばしば。
まさに、漢の中の漢そのものです。
〜えちぃ〜
評価:A(85点)
物語上、絶妙なタイミングで入るHシーンもあれば、不要なHシーンも少々あり。
緒先輩方のレビューサイトでも述べられている通り、物語に重みがあるがゆえに、
Hシーンの方が栄えない傾向が見受けられました。
が、遙・茜・蛍の3名に対しては、ストーリー上での必然的かつ感動的なHシーンは一級品です(≧∇≦)b
反面、水月は他のキャラに対してHシーンが圧倒的に多いので、物語中に頻繁にHシーンが挿入されていくので、
少々興ざめしてしまう部分もありました。まあ、ストーリー上仕方ない事なのですが・・・
Hシーンの種類もソフトからハードは勿論、はたまたマニアックなものまで多種多様にあり、
色々なユーザーのニーズに合わせていると思われます。
が、ハード&マニアック系の適正がダメダメな自分にとっては、受け入れられないHシーンも多々あったわけで・・・f(^^;)
正直言って、「これはどうかと?」と思ったりもしました。
まあ、上記でも述べた「愛美」「水月」にこのような傾向がありまして、尋常じゃないHシーンがいくつか存在しましたね。
特に、DVD版で追加された「水月奴隷エンド」「水月犬エンド」については、ルート突入後はマニアックプレイのオンパレードなので、
これらのプレイが嫌いな人は覚悟が必要です。出来る事ならば避けて通りたい道ですねf(^^;)
(純粋な水月ファンの方々はどう思うのでしょうか・・・って思ったりする今日この頃。)
とにかく、えちぃより壮大なストーリーを楽しむ事が得策だと思います。
・・・
・・・
第一章の遙たんとのえちぃシーンは初々しくて萌えましたが(≧∇≦)b
〜最後に〜
シナリオ | S(95) |
システム | S(100) |
BGM | S(100) |
グラフィック | S(95) |
キャラクター | S(100) |
えちぃ | A(85) |
総合評価:98点 格付「殿堂入り」
萌えキャラ
遙>>>>茜=あゆ>>蛍=水月 以上。
やはり、遙が一番でしょう。サブキャラではあゆですね。
最後まで読んでいただき、誠に有難うございましたm(_ _)m
いやはや、大作のレビューは気を遣っちゃって仕方ないのですが、
その分、やり応えは十分でした。
やっぱり、プレイ中は主人公「鳴海孝之」の行動に注目し、時には同調、疑問、怒りを覚えながらプレイすると
臨場感あふれる楽しみ方が出来て良いと思いますよ♪
自分も、鳴海孝之の性格に少々当てはまる部分もありますので、
自分があの立場におかれた場合、自分でもまともな判断をする事が出来るかどうか不安ですf(^^;)
どの選択をしても「どちらかが傷つく結末」
奇跡や永遠なんて無いシビアな現実・・・
本当に色々な面で考えさせられたゲームでした・・・
今後、このようなゲームに再び出会えるのでしょうか・・・f(^^;)
是非、興味がある人はプレイして、君望ワールドを堪能してください(≧∇≦)b(プレイして損は無いと思います)
さて、最後に意味深な発言をしてレビューを終えようと思います。
孝之と遙の輝ける永遠を幻に変えたひと夏の悪夢
永遠を望んだ故の代償か、それとも神の嫉妬だったのか?
その答えを探す事すら空しくなるような絶望感。
遙が孝之に見せたあどけなさと、孝之が遙に見せたたくましさ
その2つの表情の奥に秘められたはずの素顔は
あの輝ける永遠と共に
3年前のあの日に封印された・・・
(元ネタは詮索しない方向でw)
TOPページへ戻る/ゲームレビューへ戻る