亡頭の辞
2004年の戯言


12月下旬
12月中旬
11月下旬
11月上旬
10月上旬
  (無間地獄その7)
9月下旬
9月中旬
8月下旬
8月上旬
7月下旬
7月中旬
  (無間地獄その6)
7月上旬
6月下旬
  (無間地獄その5)
6月上旬
5月中旬
5月上旬
4月下旬
  (無間地獄その4)
4月中旬
4月上旬
3月下旬
無間地獄その3
無間地獄その2
無間地獄その1

12月下旬の辞・・・

ふと振り返ると…

まさか今年一年がこんなことになるとは
思っていなかった今日この頃

天災もさることながら、
私自身や、私の周りの環境の変化というやつは
ひどすぎて困ったものです。
さてさて、来年はどうしたものやら…


それでは


12月中旬の辞・・・

疲れてます…

仕事のすすめかたが悪いのは自覚しているのですが、
いくら手当てをしてもどうにもならない今日この頃

夏休みの後、設計担当になってからこの様

前にいた会社とそっくりだ…
他人の基本設計の量産対応、
しかも周りの人間がやったことのない技術や、
短納期のお仕事…

なんでこんな仕事にあうんだろう…

いちいち設計思想を掘り起こしながら、
起きている事象に対応するわけで、
後手にまわったり、対応が遅いのは当たり前なんだが…

困ったもんだ…


それでは




11月下旬の辞・・・

もはや手の施しようも無く…

こうまで凶事が重なるものかね…

とりあえず23日、仕事が休めなくなり、
日本丸演奏会の参加は断念。

困ったもんだ…


それでは




11月上旬の辞・・・
空間把握能力…

慣れともいうのだが、
最近、多種多様な車で出張に行く際、
そう、苦になっていないことに気付く、

セダンはセドリック、クラウンコンフォート(タクシー車ね)
ワゴンは、アベニール、ウィングロード
コンパクトはキューブ
1BOXはエルグランド、キャラバン、ステップワゴン
SUVはサファリ
変り種にダットサントラック

流石に、ダットサントラック、サファリの車庫入れは
面倒に感じられましたが、結構、楽しい今日この頃


それでもやっぱり自分の車の方が楽しいのは、
やはり仕事ではないからなのか…?

乗ってから少しして、腕の動きでマニュアルと
初めて気が付かれて、
マニュアルだと思わなかったっていう褒め言葉が
ちょっと嬉しい今日この頃


それでは




10月上旬の辞・・・
無間地獄 その7

その名も「日本愛唱歌集」・・・


HOT WIND ORCHESTRAの訪問演奏のレパートリーの一つ
といっていいこの1曲…

休みはあることはある…

が、しかし

叙情的で、細心の注意をはらいつつ、
豊かに吹きこなすことを要求し、かつ、
めまぐるしくテンポや歌が移り変わるこの曲は
何故かTuba奏者に譜面の見た目以上の疲労と消耗を与える…

まぁ、何の因果かこの曲をして、
私に「無間地獄」と言わしめるのは、
この曲、嫌と言うほど吹き込んだ挙句、最後に、気を許すと



首の筋肉が攣りそうになるのだ…



足や、手が攣った際、自力で直す方法には
鍛えた甲斐あって、自信があるのだが、
首が攣った場合、正直、回復させる自信も手段も無い…



それでは




9月下旬の辞・・・
どうも仕事に忙殺され、
行き着いた曲が

ベートヴェンの交響曲第7番…

第2楽章…仕事中、エンドレスです。

唯一、他の曲にとって代わったのは、
一度、出張の最中にFMラジオから流れた
ハチャトゥリアンは「ガイーヌ」の
”剣の舞”、”薔薇の〜”、”レスギンカ”くらい…

どうも思考回路もグルグルと…

「1812年」辺りだったら、持ち直せるのかなぁ…
あれは最後で勝利して終わるんだっけ…


それでは




9月中旬の辞・・・
どうも仕事に忙殺され、
音楽の時間が少ないのが、
どうもやってられない…

そんな中、気分を変えて、
朝はバルカン半島の音楽で
起きています。
その所為か、頭の中に
あちらの音楽がグルグルと…

もちろん、口ずさんでます

しかも、叩いてます…

まぁ、こんな生活の行き着く先は…


それでは




8月下旬の辞・・・
最近、自然と目を閉じて、
周りの音に耳をすませる事が
何故か多くなった。

この季節は、虫の音が何かと騒がしいもので、
今日、風呂につかりながらその多さに苦笑する

しかし、一度慣れてしまうと不思議なもので、
なかなか、消えては現れる音の重なりが、
楽しい今日この頃


それでは




8月上旬の辞・・・

「暑い」

どうもここ数年、そう感じなくなったらしい・・・


ただ、汗をかくので、蒸すなぁ・・・とは思うのですが、
そう思うからそうなのだ・・・
と、いうことで、「そうでもない」と
20歳の頃、思うようになってから、
なんとかなるようになったらしい・・・

クーラーがある部屋にいることが増えただけ、
つまり、どこかで涼をとれる機会が多くなった、
時間が増えただけ、なのかもしれませんけどね


それでは




7月下旬の辞・・・

言霊

おおげさに表現すると言霊


先日、「暑い」と思わなくなった話を
書き込んだのですが、つい先日、
人と話していた最中、その秘訣を
語っていたのに気付き、
ここにも書き込んでみる


「暑い」って言わなければ、
良いらしい…

人間の感覚はどうしても、暑いと
思うのは仕方がないとして、
一度、口から出すと
その後、「自覚」してしまうのが、
「暑い」に拍車をかける気がする今日この頃

で、口に出しても言わないように
20歳の頃から試してみたところ
涼がとれる機会が増えたのもあって、
「自覚」が薄れてきたようで…
これでもサッカー少年だったので、
影の中にいるだけで涼しいといえば涼しいってのもあるんですけどね


いいんだか、悪いんだか…


それでは




7月中旬の辞・・・

無間地獄 その6

その名も、「世界に一つだけの花」・・・


そう・・・音楽に親しんでいない人でも
一度は聞いたことがあるであろう曲

基本的にはAs、Des、Es、Fの繰り返しに
バリエーションが譜面なのですが、例に漏れず
吹き始めたら最後
最後の方で3小節のお休みをいただく以外
四分休符x3、八分休符x4がある66小節の旅・・・

いやぁね、何が嫌かって言うと、
原曲の音の厚み(薄い音の積み重ね?)
付点四分音符と八分音符のを
しっかり吹き込んであげないと、
微妙に曲がだれること・・・

いや、Tubaだけじゃないんだけどね

知られている曲ほど、意外にだれるもので、
なかなか曲の作りこみが微妙なところで難しいこの曲
下手に合奏で気になると何度も繰り返す羽目に・・・

ここ数年、各所で3、4回吹いてますが、きついです
慣れましたけど(T_T)


それでは




7月上旬の辞・・・

そこにいて、歌い続けた曲 その1

その名も、交響的印象「教会のステンドグラス」・・・


多分、クラシックを知らない人は、聴くこともないであろうし、
クラシックの知識がある人も知らないレスピーギが作曲した曲
私は2001年にあった大清水ウィンドフィルハーモニーの
第10回定期演奏会で、竹さんの指揮の下、演奏した。

合奏中や、演奏後、頭が真っ白になることが、
とても多かった曲のひとつである


それは何故か


そう、第2楽章は意外に問題ではなかったのだが、

第3楽章・・・

"聖クララの朝の祈り"・・・重苦しいあの楽章の後半、
ひたすらロングトーンで木管との祈りがあった後、
間髪いれず始まる第4楽章−聖グレゴリオ大法王の冒頭は、
低音楽器のみによる、朝を迎えるかのようなロングトーン・・・

そして山の頂に登って行くかのような
刻みとクレッシェンドを繰り返した後、
突如現れるオルガンとTubaによる
Solenne
(原曲はオルガンのみ)
全体を包み込む重厚さと響きを出すため
それまで力の限り圧力をかけて、
いやと言うほど速くしていた息のスピードを
心臓を握り潰す感覚と共に殺していたことを思い出す。

その後も、鐘の音の強響音
再びオルガン
そして大音響のクライマックスへと続いたわけだが
思えばTubaを一人で
11分30秒程

ほんとに休み無く最後まで吹いたものだ・・・


それでは




6月下旬の辞・・・


無間地獄 其の5

その名も、「アフリカンシンフォニー」・・・


多分、吹奏楽を知らない人は、聴くこともないであろう、
I氏の編曲の吹奏楽の曲?なのだが、
冒頭のPerだけの8小節と、
冒頭のファンファーレというかメインテーマというか・・・
8小節パワフルに吹いた後にあるPerだけの4小節で、
お休みをいただいた後、


休符というものが、存在しない・・・


ほんとに休み無く最後まで吹く・・・


譜面上は、四分音符、八部音符x2の
いたってシンプルな繰り返しなのだが、
3度から4度くらいの跳躍を延々と繰り返し、
当然あるcrescをして盛り上げた後の疲労困憊のとどめに
冒頭でも扱われるメインテーマというかファンファーレというか・・・を
豪快に吹かなければらない曲で、
ご丁寧にCodaがまでつき、
戻りたくも無い譜面を往復するのにひたすら忙殺される・・・


盛り上がりもあって嫌いな曲ではないのだが、
ひとつ納得のいかない部分がある・・・


編曲者はなぜ、途中で、Perだけの演奏箇所をつくらなかったのか・・・?


それでは




6月上旬の辞・・・


最近、更新が滞っているのは…

過去に描いた絵をデータにしようとしたら、
明らかに欠陥のある絵に気が付き…呆然

ピストンのTubaなのですが、1番管が何故か、
1番ピストンと2番ピストンにつながって…
2番管も、3番管も…


音でるのか…?


我ながら、大爆笑…


只今、修正中…


それでは




5月中旬の辞・・・

お気づきの方がいるか?ですが、
このコンテンツには、ほとんど「チューバ」または「テューバ」の
表記をしていません。
ほとんど「Tuba」で表記しました。

どっちが正解か?なんて議論が
こりずにどこかでやっているそうですが
別に日本語表記にこだわる必要も無く…

どっちだってよろしいのでは?
と、思う今日この頃


それでは




5月上旬の辞・・・

定期演奏会以降、風邪引いたままです…


気が緩んだからなんでしょうね
ここ数日の天気の移り変わりの激しさも相まって、
なかなか厄介です。

どうやら、湯河原の足湯に行って、
疲労箇所を認識してしまったのも
原因なんでしょう。


ちなみに…
足湯に使っている最中、
どっかが炎症を起こしていたのか、
血の味が口腔内に出てきてました。
なんのこっちゃ…

あと、たま〜に、腕や肩の筋肉が痙攣するんですよ。
眼の痙攣も残っているのですが、
さて、どうしたものか…


それでは




4月下旬の辞・・・

無間地獄 その4

バレエ音楽”ガイーヌ”より「レスギンカ」・・・


吹奏楽の編曲だと、Clも地獄をみるのですが、
編曲者によって、Tubaも洒落にならないことを要求される。

そう、ティンパニと同じことを吹かされるんです・・・


つまり、Dの頭打ちの音を
いつまでも、いつまでも吹き続けるのです。

忘れた頃にやってくる、Trbと一緒に吹く8小節が
まぶしいくらいです。

Clの個人練習が中途半端のまま、
合奏に至ってしまった日には、いつ終ると無く、
Dの頭打ちの音を吹き続けることになる・・・


無間地獄に違いない・・・


それでは




4月中旬の辞・・・

知っている人は、知っていることと思いつつ、
Tubaってのは、演奏中、どうにもPerの影響を受けます。
どんな影響かというと、「音の返し」・・・
かれらの音の波(振幅)をベルが受け、
こちらの振動させようとする努力を打ち消すというか、
鋭い、打音は、マウスピースまで震え、こちらの唇を震わせるほど・・・

そう、嫌というほど、振動のせめぎあいをしているんですね。
で、ヒルス

えぇ、以前よりもベルの大きさが大きくなったわけで、
その影響も大、つまり疲労も大・・・

まぁ、息をしっかりいれていれば、
「音の返し」なんて関係無い(と思う)のですが、
合奏中ははっきりいって、危険です。

たまにカウント間違えたり、前に出られたりすると、
打楽器の種類によっては、音にするのが苦になるときがあります。

悪気が無いのは知ってますが・・・

で、「1812年」
ちょっと狭いところで合奏していると、あれ、危険です。
デカイ塊が連発される上、壁にぶつかったものも来るので、
微妙に時差があるんですね。
心して、吹いている今日この頃


それでは




4月上旬の辞・・・

ご存知のように?私は今度、「1812年」を演奏する。

編曲によって差があるとは思いつつ、
私の場合は、冒頭から吹きっぱなしになる。
譜めくりも、1小節半程度ですませなければならない場合もある。
よくも悪くもC管なので、B♭のロングトーンの最中に
譜めくりができないというのもあるのだが、
#や♭で、黒々としたスケールやロングトーンが盛り沢山な為、
一番、緊張するのは、譜めくり忘れではないか?と思う今日この頃


しかし、二回も4小節半のお休みがいただけると思うと
なんだかうれしい今日この頃

やはり、吹きすぎなのか?


それでは




3月下旬の辞・・・

最近、今度の演奏の準備が忙しくて、
CDの頁が更新できていない今日この頃
あの頁、私の記憶が定かではないのも手伝って、
だいたい改めてそのCDをかけながら
つくっていたんですね。

5月くらいまで、更新できなさそう・・・

さてさて、どうしたものか・・・


それでは




3月上旬の辞・・・

無間地獄・・・その3
その名も・・・
燃える闘魂

これも誰でも知っている曲ではある。

ただ、この曲を挙げられて「?」を抱いた人は少なくないかもしれない…

が、

下手すると、この曲は、1日に、十数回以上、演奏する機会に恵まれる場合がある。

それは・・・高校野球応援

そもそも、屋外で、吹き続けること自体、楽な話ではないのですが、
Tuba吹きは何をしているかというと、
御存知の様に、ほとんど休みはありません。
リズムにわざわざ上やら下へのコードをつけて、いつ終ると無く、吹いたかと思うと、
げんなりするロングトーンがその後に続き、繰り返しへもどる、といった事が
目的とする打者が塁へでるか、アウトになるまで吹き続けるのである。
更に、テンポが全体的にゆっくりなことから、
攻撃が長引くにつれて、応援側がダレ始め、3回目のリピートから、
げんなりし始めるというこの曲を私は影で・・・

萎える闘魂・・・

と、いっている。


そうそう、不思議なことに、奏者が2塁以上にいる際、演奏する
狙い撃ち
山本リンダの有名なあれ、ですが、何故か、異様に燃える・・・
しかし、あれも休みが無いのに、嫌じゃないのは、
何故なんでしょう?


それでは




2月下旬の辞・・・
最近、思うこと…

無間地獄 其の2・・・
テキーラ・・・

誰でも知っている曲といえる。
誰もがそのイメージをある程度持っているのではないか?
知っての通り、よく演奏される曲である・・・


しかし・・・何が大変かって、単調な音の繰り返しだけでなく、
この曲が選ばれた目的を果たすこと・・・

そう、盛り上げなければいけないのだ。

思うに、休みが無いのはTubaだけではないのだが、
それが更に地獄へ導く・・・

そう、Sax、Trp、Trbの連中が荒れ気味になる。


ときにアンサンブルを維持するのが
苦痛になってくるのを感じることがある


たまに思う・・・
比較的アンコールによく使われるこの曲、

テキーラの名演ってあるのか?


それでは




2月上旬の辞・・・
日本中の吹奏楽をするTuba吹きの何割かが、
通るかもしれない道…

STAND BY ME・・・

曲の内容もさることながら、
なぜ、二度どころか、三度、四度も
演奏する機会があるのだろう…

あれは無間地獄に違いない…

日本中の吹奏楽をするTuba吹きの何割かが、
通るかもしれない道…

STAND BY ME・・・





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