tommitz BOX > レガシィ > 改造日記 > 【番外編】トトロ・ティッシュケース

ティッシュ・ケースの改造をしちゃいました。
(2014 Dec.)


ウチにはふたりのむすめがおりまして,
そこそこの年齢にはなってきたものの,まだまだ車内で
ティッシュやらウェット・ティッシュを必要とするシチュエーションがしばしば。

車内にごてごてとモノを置くタチではないけれど
ふとしたことからティッシュ・ケースを購入し,そしていつしか恰好のDIYネタになり・・・


これまで車内にボックス・ティッシュを置く際は
このように後席足元で座面とカップホルダーの間に収めてました。

けっこう収まりがよいものの,家族で乗っていると・・・
いつの間にやら,踏みつけられたかのごとく箱がつぶれ,
ミスボラシイことに・・・
そんな折,ふと見かけたのを機に,ネット・オークッションでげっと。

縦向き吊り下げ用のひもも付属し,意外によくできてます。

遠目からは・・・
ありがちな中華品とかでなくて
いちおうスタジオ・ジブリの正規品なのか,それらしいタグがついてます。

が・・・
背中側をみると・・・

ティッシュ箱を留めるアイテムは,何とも安っちいゴムひものみ。

さらには,イマドキの薄型ティッシュ箱ですらこんなふうにはみ出る始末。

うーん・・・

さらに・・・
なんと!

まだ一度も実装(車載)してないうちから,吊下げひもの留め具が本体から剥がれた(´・ω・`)↓↓↓

うーん,あり得ん。悔しい。

かくなる上は(`・ω・´)!!!じぶんのスイッチが入っちゃった。
自宅にあった手芸用布のなかから(多少ゴワゴワでもよいので)織り目が密でパリッとしたものを選び,もともと本体側にあったプラ製スナップボタンを挟み込むように縫い付け。

この際,カオを出す部分にはハサミで切り込みを入れてます。
これを,もともと留まっていた位置に埋め込んで,近似色の糸を使って手縫いで固定。

もともとしつこい縫い目の密度?が低いモール素材?なので,近くに縫い目を取っていてはすぐにまたちぎれるのは明白。

てことで,毛足に紛れ込ませてけっこう遠い位置からも縦横無尽に縫い目を取ってリスク分散☆
で。
スイッチが入っちゃったもんだから,ココからは第2弾☆

ティッシュ箱が見える情けない背中をなんとかしたくて,“インナー・ケース”を製作することにしました。

まずは,先ほどと同じ布地を用意。
ヨレが生じにくい織り方で,且つおあつらえ向きにタイル調?に区切られた模様のため,私ことシロウトの採寸や裁断には最適☆☆
完成すれば見えない部分だけど,よめミシンを投入してなるべくピシッと(`・ω・´)

ミシン作業ハワタシジシンデスガ,ナニカ?
そしてこのあたりから,
なぜかオカルトちっくになっていきます。。。

背中のゴムひもを切り・・・
うぇああぁぁぁ!

  ・・・



まんべんなくただただ詰め込まれている綿を
一部抜き取ります。
なお,“開腹”の際の灰色の裏布は“アウター・カバー”に最適なため,丁寧に扱います。
あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ・・・ヽ(゚Д゚)ノ
もてる技術とアイディアを結集し,手縫いとミシン縫いを巧みに使い分けて作り込んでいきます。

コレは,ティッシュペーパーを抜き出すおなかの部分。
表のぬいぐるみ部分と灰色のアウター・カバー,それとインナー・カバーを縫い込みます。
綿の偏りを防ぐ点からも,ティッシュ箱が収まるインナーカバー(の8辺ぶん)と表地とを絶妙な糸テンションで縫い合わせ。

アウター・カバーの辺縁部には,よめ手持ちの金属製リングスナップボタンを据え付け(豪勢に4組!)て,完成!!!
試しに実際のティッシュ箱を収めると,こんな感じ。
そして車内に実装してみると,こんな感じ。

この写真ではジュニアシートのフック部を通してますが,
長さを調整しつつヘッドレスト部に掛けても,おなじ塩梅になります。

縦にぱっかりと割れた腹部から,ティッシュを1まい,また1枚・・・


2014年の年末は,まさかのトトロいじりで暮れてゆきました。



改造日記TOPへ。

HOME。