〜開店直前 最終決戦〜
全員がフロアに立っている

タクヤ「まあ、そろそろ、勝負の決着もおしまいみたいだね」
ゴロー「うん、僕かタクヤ兄貴か、どっちがオーナーになるか」
タクヤ「それを彼女たち自身で、ジャッジしてもらう
    えー、ゴロー、その前に目、閉じて」
ゴロー「うん、わかった(目を閉じる)」
タクヤ「うんうん
    俺の方がオーナーにふさわしいと思う人、手上げて」
従業員(全員手を上げる)
タクヤ「はい、ゴローいいよ」
ゴロー「(目を開ける)えー!!」
さやか「ごめんなさいオーナー、いや、元オーナー」
ゴロー「元!?
    勝負だもんな、仕方ないよな…
    わかった、僕が店を出て行くよ
    みんな、今までありがとう、楽しかったよ、いい思い出をありがとう、元気でね、じゃあ
    (去ろうとする)
    あ、タクヤ兄貴(立ち止まって振り返る)、一つだけ約束してくれないかな」
タクヤ「なんだ?」
ゴロー「彼女たちのことを絶対に裏切らないで欲しい
    それじゃあ、あとはよろしく(去ろうとする)」
さやか「待って、オーナー!!」
ゴロー(振り返る)
さやか「あたし、やっぱり、オーナーの下で働きたい」
ゴロー「だって、俺はダメな男だからさ」
友 近「ダメな男でも、あなたは世界でたった一人のONLY1じゃないですか」
ゴロー「ONLY1」
(世界に一つだけの花シングルヴァージョン)
従業員「オーナー!(とゴローに駆け寄る)」
ゴロー「そうか、やっぱりみんな、僕のフロアレディたちだよ!」
従業員「オーナー(拍手)」
ゴロー「よし、これからもがんばろうね、ありがとう
    なんかホントに感動して、ちょっと涙が出てくる」
タクヤ(一段から離れた場所で拍手)
   「試験合格」
ゴロー「試験? どういうこと」(タクヤに歩み寄る)」
タクヤ「いや、おまえ、だまされやすいじゃん
    だから、こう、悪い女の子たちにだまされてんじゃねーかなと思うと、俺、ホント心配
    だったの」
ゴロー「そういうことだったんだ」
タクヤ「ああ、ってか、(時計を見て)もうそろそろ放送終わりでしょう? 俺帰るわ!」
ゴロー「まあ、そう…うん」
タクヤ(階段を上る)
ゴロー「ああ、じゃあさ、今度はさ、タクヤ兄貴、ちゃんと客として遊びに来てよ」
タクヤ「うちら、結構、兄弟多くなかったっけ?」
ゴロー「まあ5人ぐらいいるけれども」
タクヤ「うん」
ゴロー「ちょっと他じゃイメージでない、僕は」
タクヤ「あ、ホント」
ゴロー「うん」
タクヤ「じゃあ」
ゴロー「うん」
タクヤ「(帰りかけて)あ〜!!
    最後に一ついいかな」
ゴロー「最後に一ついいよ」
タクヤ「あの、俺ね、恥ずかしいんだけど」
ゴロー「うん」
タクヤ「わりと見てんのよ」
ゴロー「ありがとう、見てくれて」
タクヤ「結構、始まった当初ね、結構、ガカク広すぎて気になったくらい見てた」
ゴロー「ダメ出し受けた」
タクヤ「おれね、結構、ボーイの人たちの」
ゴロー「うん」
タクヤ「あの、ゴロー笑わせるところ、結構好きだから」
ゴロー「あ、そう、よかったね」
タクヤ「(また帰りかけて)あ、最後もう一ついい?」
ゴロー「いや、もういい、もういい、もういい
    もういいです、もう帰ってください、ありがとう」
タクヤ「アディオス、ブラザー」
ゴロー「アディオス、ブラザー」
タクヤ「それじゃあ、フロアレディたち、バイバイ」
従業員「バイバイ」
   「さようなら」
ゴロー「ありがとう、じゃあね、タクヤ兄さん」
タクヤ「ホント長かったな」
ゴロー「うん」
(5時間以上、収録しました)


〜新春スペシャルショータイム〜
『夜空ノムコウ』
  SMAP(1998年)
  歌 タクヤ兄貴&オーナー・ゴロー


従業員(拍手)
タクヤ「ブラボー!!」
ゴロー「ブラボー
    いや〜」
タクヤ「いいね」
ゴロー「気持ちよかったね」
タクヤ「もうホントにGoro’s BARっていい所なんだなっていうの、すごくわかった」
(Goro’s BARを今年もよろしく)


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