あの雲は何処まで行くのかな?
……あの山の町までさ。

あの鳥は何処まで行くのかな?
……あの沖の島までさ。

あの風は何処まで行くのかな?
……あの水平線の船までさ。

あの波は何処まで行くのかな?
……見渡す限りの海原までさ。

あの麦藁帽子は、何処まで行くのかな?
……海の向こうの、知らない国までさ。

……私たちは、何処まで行けるかな?
…………二人だけの、楽園までさ。

……きっと。




蜃気

written by ぼしゅー






 8,000HITおめでとう御座います!!
 ぱちぱち。記念画像進呈。
 ……ふっ。

 まぁ何はともあれおめでとう御座います。8,000HIT。後2,000HITで10,000HIT。おお、夢の数字ですな。まぁ僕ももうすぐ2,000HITしますし、なーんてね。……畜生。
 久しぶりの記念画像ですな。前回の驚嘆から3,000HITぶりくらいですか。とゆーワケかどうだか知りませんが、今回わなんと画像です。
 えーと。多分僕の二枚目の完成カラー画像ですかね。ホントはちゃんと線修正してまじめに色を塗るつもりだったのですが、面倒になって結局適当。うぐぅ。次こそわ……。
 えー、蜃気楼。夏の海で水と戯れる少女を眺めている図ですな。楽しく遊んでいる筈の少女の表情は影に隠れて見えず、その姿が手を伸ばしても届かない蜃気楼のように思われて心を掻き乱されるとゆー感じでしょうかね、なーんてちょっとスカしてみたり。
 詩というか、まぁ氏ですか。先行きの見えない自分達に比べ、無限にも思える空を雄大に流れる雲や自由に飛び交う海鳥を羨望のまなざしで見上げていると、突然吹いた風に被っていた麦藁帽子が飛ばされて波に流されていった。所詮自分達も周囲に流されていくだけなのだろうかと、まぁそんな詮の無いことを考えていると、みたいな感じです。夏影にも共通する、よーるすに炉利系悲恋てな感じでふ。こーゆーの大好き。蜃気楼ってのは、儚い少女の姿であり、存在しない“二人だけの楽園”なワケです。もーさいこー! 炉利マンセー!!
 ……御免なさい、勝手に萌えちゃって。手屁♪

 ……そういや1,000HIT記念はいつになったら届くんですかね? なーんて言ってみたり。

2002 4/20 ぼしゅー






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