太陽の道

 

          
太陽が走った道

橋を渡るとスポーツ公園

取水口付近、枯れたすすきの茂みに 白鷺が一匹

孤独で寂しさを 匂わせながら ポツンとっ! 水面をみてる 

足音に驚いたのか 一声鳴いて 飛び立つ



冬の日の夕暮れ 次々と変化する雲、 黄金色、赤土色、朱色だろうか?

今日の勝利を祝福するかのように、輝く! 

多彩な色のキャンパスと化した水 面 ミナモ を見ると

黄金色が波うちながら 広い帯となって 輝いている。



突然の激しい氷雨 走ろう!

ススキの茂みから 小鳥達が一斉に飛び出す。 

直ぐに太陽が顔を出し 私達に向かって 光りが 一気に走って来る!

雨が洗った 太陽の道を 二人を祝福するかのように 

優しい日差しが輝き 柔らかく照らし出す

太陽を胸に 飾って

妻のこぼれるような 優しい笑顔と一緒に

のんびりと 我が家へ  向かう!

缶蹴り( カンケリ )して 走ったり、 止ったり

離れたり、くっついたり しながら・・・・

 

                   2003.02.23 terutaka