光りの中に立つ

ヘッドライトが行き交う高速道路

真夜中、その高速道路の中央に立つ

眩しいと! 感じたとたん 意識不明

なんの痛みも感じない自分が

跳ね飛ばされて転がっている



冷たい照明が 線路を照らす

真夜中、線路の中央に立つ

激しい風と 眩しい光が 真っ直ぐ襲って来る   

何も感じない肉の塊が あちこち 転がっている


  by Play Moon



昼間、川に沿った道路の中央を歩く

突然の氷雨! 道路一面 たたきつける雨足

さっとあがり、太陽が出た あっ・・・

直線道路を 光が 真っ直ぐ襲って来る!

周囲も 身体の中も 光が通り過ぎて行った

私は飛ばされも、転がりもせず、中央に立っている

イメージでない本物の自分が立っている 

                      2003.02.23日 terutaka