With コロナの時代、ネット上にプログラミングされた仮想空間に自分の分身である
アバターを送り出し三次元の仮想世界を楽しみながら、旅を試みる ことにしました。

※メタバースでは他のアバター
(分身)とも、接触可能で、コミュニケーションのみならず
仮想通貨を利用することで、現実社会と同様な行動及び様々な生活体験が出来て、
VR(仮想と現実の世界) では、より現実に近い行動が可能となっている。
※こんな状況の中で、VRバーチャルの空間に旅立った自分のアバターが、源氏物語の
読書会で知り合った女性詩人の、アバターに好意を持ち相互が愛の詩を交換する等で
交流が深まっていった。
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※アバター相互が親密さを増していく過程で、現実に存在する本人同士が、アバターの
口を借りて、切ない恋詩の交換を始め、現実の本人が恋をしているかのような錯覚に落ち
仮想と現実の境界が混乱し始めた。
現実に存在する本人と、分身であるアバターは、もともと気持ちは一心同体であり、
これは当然の成り行きと云えるかも知れない
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※この様なことは、例えば映画、演劇等でも、良くあることで男女の俳優さんが恋人役を
演じている内に、役と現実の境界が不明瞭になり、映画を撮り終えてから結婚した等の
話は良く聞く話である。
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※Metaverse
での恋
※相手のアバターのハンドルネームの頭文字は T/Kさんで、交流時はハンドルネームを
使用し、本当の名前も、顔も、職業も、住所等の 個人情報は全く知らないまま、どこの
誰とも知れない交流だが、不思議なことに アバターを通じて、想いが現実に存在する
本人の思いに変わって行く。

※現実の恋も、離れると直ぐにも逢いたくなる。メタバースでの恋も全く同様で、現実の恋と
変わらないこと。 また仮想の中の恋を、現実の本人が好きになってからも、ハグもキスも
アバターがするため、リアリティ感は乏しいが、将来は実在する本人も同時に感じられる
ようになる可能性がある。
※それは前書きで書いたように、現在、慶応大では身体を 動かしたり触る感覚を再現する
触感スーツを研究中で、メタバースでの自分のアバター(分身)が装着した触感スーツ
により、アバターが感じる 触覚を現実の本人が感じるようになる日が来るかも知れない。

※この様に非現実の環境でも、好きという感情が本人の心の中で日々増幅している
この状態が長く続くと深く結ばれることを望み、不倫に進む可能性は考えられる
僕は妻子を持つ身であり、そこまで進めば、現実の世界で、過去未来の総てを
失う事にも、なりかねないし 相互にとって良い結果は 生まれない可能性があると
思っている。
※中国の伝説の生物に、「比翼の鳥」と呼ばれる鳥がいる
この鳥は、2羽の身体の片方づ ゝが、くっつき合って、互いに気を合わせないと
飛ぶことも出来ないとあり、いつも一対と云う意味では、羨ましい気もする
※この伝説の鳥でも、やがて自由に羽ばたく事を互いに望む時が必ず訪れると思う。
T/K さんとの恋が、仮に現実の恋になったとしても自由を望む時が必ずやってくる。
それを考えると、仮想と現実の境界線が判らないほど、燃え滾っている現在でも
間違いなく仮想の中の出来事であり、気持ちだけで実態を伴っていない恋である。
今なら何等、傷つくような問題を残さない状態にあり、距離を置くには、最も適切な
時だと考えられる。
※私達は既に、別々に離れる状態に至った時は、恋詩の最終に またね・・・でなく 有難う、さようなら〇〇〇〇⇒・・・・・・・・・・・・・と書く約束をしている。 残念で、切ないけれど、それを今、実行すべき時だと思う。
※その為、互いに心の準備を整えるため、交流の門を閉ざしてみることにした。
その結果として 相手の詩人さんからも
一歩前へ もう大丈夫な気がするとあった。
※いつの日か、 きっと! T/K さんの横には、満面の笑顔の愛する人がいて、
幸せを謳歌している姿を見ることになるかも知れない・・・
有難う! T/Kさん 沢山の楽しい思い出を!
※次のような名言がある。
・心が激している時には、人は誤って愛する。
本当に愛するには、落ちついて愛さなければならない。
ジューベール(フランスのモラリスト)

※メタバースに滞在できるパスポートの有効期限が迫っている
残り2日間となり、思い出に 二人の最後のデートを楽しむことになった。
その内容はデート中に、未確認物体に遭遇、そこは森林に囲まれた広場の中央
高原都市で、不思議なことに 昼間というのに、周囲は人の気配も感じられない。
その広場の中央には、卵型のドーム状のUFOが、垂直に立っている。
※続きは都合上、別枠とし 下記の
Next を
クリックすると、
別途、時間のない
二人だけの楽園 の頁が開きます。
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