弾ける瞬間(とき)

 


       硬い かたい蕾が、次第に大きくなっていく


        成長するに従い 

       衣の裾が 半透明な 淡い春色に変化していく






     やがて、有り余るエネルギーが 体内に充満

          我が意志を 超越した喜びが 

               先端から ほとばしり はじけ飛ぶ






        我が想い

           留めようもなく 膨らみて

               命の絆 突き破って燃ゆ



                              2015.04.18日作


 ※コメント:

   私の若いころも、身体の中から激しく湧きあがるものを感じ

   自分で、それを抑える事が出来なかった事を思い出す。

   花も同じで、蕾たちの気持ちが、心に直に伝わって来ます。


   蕾自身は、これから燃えるような大輪の花に、生まれ変わることを

   知って、咲こうとしているのでしょうか? 

   見ているだけで、体内にエネルギーが充満してくるようです。

   花って とっても素晴らしいですね。