命の煌(きら)めき

 




花びらを じっくり眺めていると 絹織りのような肌の、きめ細やかさは

咲き誇る薔薇と 見紛うばかり・・・

花も 命の儚さを知っているのか 一瞬を全力で輝こうとしている


短すぎる その一瞬の時を 我が命に重ね合わせると なんと愛しいことか

椿に添えて ピンクのサツキを飾り 愛しみながら何度も話しかけ 水を交換する


君は美しい! 愛しているよ

そこには 心の奥に 話しかける自分がいた


絹織りの

   薔薇と見紛う 八重椿

     命煌めく 一瞬の時


※あとがき:

薔薇は、美の女神ビーナスの花と云われるだけあって確かに美しい

しかし、どんなに見比べてみても、八重椿が見劣しているとは思えない。

椿の花言葉には、気取らない優美とある。

気取ることなく相手を思う、優しい心の美しさだと 私は解釈している。

もう一度、写真見て下さい

椿の控えめな 優しい心が伝わって来ませんか?

豪華な花、少し控えめな花、どちらも変わりなく 美しいですね。

本当に花って とっても素敵です。