「人類の愛と夢と希望」　（その１）

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☆日本の古典物語にかぐや姫が美しい女性に成人したある年の８月１５日に、天人の　 　迎えにより、月の国へ昇って行く時、今迄着ていた衣裳と不死の薬を形見に置いて、 　天の羽衣を身にまとい、月の国へ帰って行く物語がありますが、今やこの天の羽衣 　は飛行機やロケットであり、不死の薬はアクチビンとして存在しています。

　　　　　　　今世紀はヒトゲノム遺伝子の操作により、人間の寿命を１２０歳に延長したり、一度失った肉体を再び

　　　　　　　蘇がえさせるなど、生命再生は最早夢物語でなくES細胞の発見により、大きく現実化してきました。　　

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　　　　　　　　　　１．身体の一部を再生させる遺伝子
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　★同じ生命を再生する？　

　　　　　　　　　　　　家の庭などで見かけるトカゲ、イモリはシッポを踏むと簡単に切れて、シッポを置いたまま、

　　　　　　　　　　　　逃げるのを見た人も沢山おられると思います。

　　　　　　　　　　　イモリ等は切れたシッポは、あとで生えてくると聞いていますし、ヤマトヒメミミズは二つに

　　　　　　　　　　　　切断された、シッポ側の胴体からも頭部が再生されると言われています。

　　　　　　　　　　　　下の写真のトカゲも曲がった尻尾の部分から、生えてきたものです。

☆右側の写真は○部分から先は急激に細くて変形し、 　切れたシッポが生えてきて成長中？と思われる部分の 　拡大写真です。左右を対比して見ると生えてきた部分 　が良くわかります。（我が家の庭での写真） 　　　　The body is made to regenerate newly 　　 　　　　　　　　like a tail of the lizard.

　　　　　　　　　　　トカゲにシッポが生えてくるのは、トカゲの身体内にホメオボックス遺伝子を持ち、未分化

　　　　　　　　　　　　細胞を作る事が出来るからと言われています。

　　　　　　　　　 　再生力が強いイモリは尻尾、足のみならず視神経の網膜や脳の一部を失っても、再生

　　　　　　　　　　　　出来ると云われており、イモリは常時ホメオボックス遺伝子が働く為、すべてを再生可能と

　　　　　　　　　　　　しています。
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　２. トカゲ、イモリに出来て何故人間に出来ないか？

　　　　　　　　　　　　人間も本来この遺伝子を持ち、手足、身体が出来あがる迄は活動していたのですが、完成

　　　　　　　　　　　　以降は機能せず、２度と働かない寝た状態にあるのです。

　　　　　　　　　　　　従って、寝ているものを起こしてやり活動出来る状態にてやれば良いのです。　

　　　　　　　　　★神からの設計図DNA遺伝子操作で起こしてやる！　※ （NHK TVで見たものより引用）

　　　　　　　　　　　　人間にトカゲのように再生の為のホメオボックス遺伝子を再び働かせる為にアクチビンという

　　　　　　　　　　　　起動物質を与えると、この遺伝子に再びSWが入り、再生活動をする事がわかっており、

　　　　　　　　　　　　今世紀は人間も手足だけでなく心臓、肝臓さえも再生可能になるだろうと推定されています。

　　　　　　　　　　　　※技術的には細胞移植なら膵臓、皮膚、血液、神経は数年以内に可能になると云われている。　　

　　　　　　　　　　　　　　※参考事項

　　　　　　　　　　　　・再生＝細胞が分裂、増殖を繰り返し手足、心臓、肝臓等を自己複製させる能力　　

　　　　　　　　　　　　・アクチビン＝試験管内で様々な臓器に変化させる事が出来る初期の胚で、組織作りの

　　　　　　　　　　　　　中心となる脊索や筋肉等の元になる中胚葉へ分化を促すたんぱく質です。

　　　　　　　　　　　　・アクチビンの濃度を変えることにより出来るものが違い、濃度が薄いと血球となり中位だと

　　　　　　　　　　　　　筋肉、濃いと脊索に変化し、心臓や肝臓も出来、更にレチノイン酸を加えると腎臓や

　　　　　　　　　　　　　すい臓が出来、その機能も既に確認されています。　

　　　　　　　　　　　　　それでは現状はどこまで再生可能となっているでしょうか？　

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