臓器移植法改正 News!

2003年になってからの臓器移植法改正に関するニュースは、以下のようなものがあります。
News headlines! で元のニュースへのリンクが切れているものも、バックナンバーのコーナーに本文があります。

日本小児科学会の提言「小児脳死臓器移植はどうあるべきか」にも、これまでの臓器移植法改正への動きをまとめた簡略な年表が付いており、あわせて小児科学会の取り組みもわかります。
日本小児科学会「提言:小児脳死臓器移植はどうあるべきか」
http://plaza.umin.ac.jp/~jpeds/saisin.html#50
古いニュースを探すには、Mainichi INTERACTIVE 科学環境ニュースが役に立ちます。

----------------------------------------------------------------

News headlines!

自民党改正案(2004年2月25日)

自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(宮崎秀樹会長)が、2004年2月25日、脳死での臓器提供の条件を「本人の拒否の意思表示がなければ、年齢を制限せず、家族の承諾のみで臓器提供ができる」と変更する臓器移植法の改正案をまとめた。

 

http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040225E040_0101001410DA.html
毎日新聞
臓器移植:家族承諾で提供可能 年齢制限せず−−自民調査会が改正案、今国会提出へ

http://www.asahi.com/science/update/0225/003.html
朝日新聞
家族承諾で臓器提供可、15歳未満も 自民党が法改正案

----------------------------------------------------------------

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20031226it01.htm
読売新聞
遺族同意で臓器提供、「15歳以上」撤廃へ法改正素案

 脳死での臓器移植を推進する臓器移植法の改正をめぐり、自民党の調査会作業部会がまとめた改正素案が25日明らかになった。現在は臓器提供できない15歳未満を含め、脳死者本人が生前に提供を拒否する意思を示していない限り、遺族の同意だけで提供ができるなど条件を大幅に緩和した。
(2003/12/26/03:02 読売新聞)

----------------------------------------------------------------

2003/11/22 news

臓器移植法改正私案を公開 河野太郎氏がネットで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031122-00000057-kyodo-soci

脳死からの臓器移植について
「本人が生前に臓器提供の意思表示をしていなくても、遺族の承認があれば提供が可能」
などとする臓器移植法の改正私案を、河野太郎衆院議員が22日までにインターネットのホームページに公開した。河野議員は「法改正に向け、国民的な議論を巻き起こしたい」として、案に対する意見を募集している。

  私案では、臓器提供の有無にかかわらず、脳死を人の死と規定。提供の際、生前の書面による意思表示は必要なく、家族の承諾は、本人の意思が明確でない場合にのみ、書面で求めるとした。本人が明確に拒否していた場合は提供を行わない。

  また現行法は、15歳未満の脳死者からの臓器提供は認めていないが、私案は脳死判定が困難な乳児を除き、すべての未成年者が、親権者の書面による同意で提供が可能としている。

(共同通信)[11月22日11時6分更新]

「臓器移植法改正河野私案」
「臓器移植法改正河野私案」と現行の臓器移植法との対照表

 

----------------------------------------------------------------

2004年02月05日、東京で27例目、大阪で28例目の、臓器移植法に基づく脳死判定と臓器移植
同じ日に2例、臓器移植へ−−東京と大阪で
【江口一】(毎日新聞2004年2月5日東京夕刊から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040205E054_4110001410EB.html

 帝京大医学部付属病院(東京都)に、くも膜下出血で入院中だった50代男性が5日朝、臓器移植法に基づき脳死と判定された。また、済生会野江病院(大阪府)に同疾患で入院中の40代女性も同日朝、同様に脳死と判定された。いずれも脳死状態で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、家族も提供に同意した。同法施行後の脳死判定はこれで29例、移植は28例になる。

 同じ日に同法に基づく脳死判定と臓器移植が実施されるのは初めて。日本臓器移植ネットワークによると、心臓停止後の腎臓提供のあっせんも3件、同じ時間帯に重なったが、特に問題はなかったという。2件とも同日夕までに臓器摘出、移植が実施される見通しだ。

 ドナーからそれぞれ提供される心臓、肺、肝臓、腎臓、すい臓のうち、心臓移植とすい臓・腎臓同時移植は2件とも同じ病院で行われる。心臓移植は約1年2カ月ぶりの実施となる。


ドナーカード所持女性が脳死状態 臓器移植へ摘出手術−−済生会野江病院 /大阪
【根本毅】(毎日新聞2004年2月6日大阪版から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040206L123_2725101D10MT.html

 済生会野江病院(城東区今福東2)に、くも膜下出血で入院していた府内の40代女性が5日、臓器移植法に基づき脳死と判定された。女性は、脳死で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、重い心臓病の患者らに移植するため、心臓、肝臓、すい臓などの摘出手術が行われた。

 会見した古瀬清次院長によると、女性は自宅で突然倒れ、病院に運ばれたが、既にこん睡状態だった。約1時間後に呼吸停止したという。数日後に夫が「妻の意思を生かしたい」と自発的にドナーカードを提出。今月4日、臨床的に脳死と判定された。カードは98年10月に女性と夫が署名し、心臓と肺、肝臓、腎臓、すい臓、小腸の提供の意思を示していた。女性は、生前に夫や子どもと話し合い、「人の役に立つなら」とドナーカードに署名したという。

 移植法に基づく第1回脳死判定は4日午後5時5分に始まり、同9時24分に終了。第2回脳死判定は5日午前3時40分に始まり、同6時52分に終了。いずれも基準を満たしており、法的に脳死と判定された。


国立循環器病センターと阪大病院で臓器移植 同日に2人から提供 国内初 */大阪
【奥野敦史】(毎日新聞2004年2月7日大阪版から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040207L103_2721001D10MT.html

 済生会野江病院(城東区今福東2)と帝京大病院(東京都)で臓器移植法に基づき提供された臓器の移植手術が、5日夜から6日昼にかけて国立循環器病センター(吹田市)と大阪大病院(同)で行われた。99年2月に行われた国内初の脳死臓器移植以来、同じ日に2人の臓器提供があったのは初めて。移植医療で国内トップクラスの経験を持つ両施設は、総動員態勢で徹夜の手術を乗り切った。移植を受けた計5人の患者の容体はいずれも安定しているという。 

 心臓移植を担当した循環器病センターには、5日午後5時20分ごろに野江病院のドナーからの心臓が、同8時45分ごろには東京から心臓が到着した。同センターは心臓摘出を行うチームと、患者への移植手術を行うチームを、それぞれ二つずつ編成。一般の手術予定を一部変更して、最初の心臓は拡張型心筋症の30代男性に、2例目は肥大型心筋症の40代男性に移植した。2人とも2年以上補助人工心臓を装着していた。1例目の手術は6日午前0時45分、2例目は同3時55分に、いずれも順調に終わった。

 両手術を指揮した中谷武嗣・臓器移植部長は「二つの心臓移植を全く同時に行う事態は予想を超えていたし、事実、大変だった。しかし、これまでの経験を生かし、的確にできた。1年以上臓器提供がなく心配したが、提供への意識が高まってくれれば」と総括した。

 大阪大病院では、野江病院からの肝臓と、両病院からのすい臓・腎臓の移植が行われた。肝臓移植はこれまで数度、実施候補になったが、医学的理由などで見送られ、実現は初めて。消化器外科の門田守人教授は「これまで50例以上の生体肝移植を手がけており、冷静に対応できた」と振り返る。すい腎同時移植は同科の伊藤寿記助教授のほか、奈良医大と九州大などの医師が参加、「ナショナルチーム」で対応した。

 同時に3例の移植を行ったことについて門田教授は「緊張感はあったが、(1人のドナーから)心臓、肝臓、肺、すい臓など最大4例の同時移植になる可能性を想定して訓練してきた」と十分な備えがあったことを強調。しかし同じ日に2人のドナーが出るケースは想定以上だったとも言い、「今回の例に心臓、肝臓などが更に重なるケースを考えておく必要もある」と話した。

 

2003年10月27日、日本移植学会総会で倫理指針が改定される

第三者の臓器提供を容認 生体移植で学会指針改定
(共同通信)[10月27日19時24分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031027-00000171-kyodo-soci
<大阪>家族以外の生体臓器移植が可能に
(朝日放送)[10月27日19時39分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031027-00000006-abc-l27

親族以外、未成年の提供OK=生体臓器移植で指針改定−移植学会
(時事通信)[10月27日21時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031027-00000404-jij-soci

生体移植の臓器提供者、親族以外や未成年者も容認
(10/28 02:47)
asahi.comhttp://www.asahi.com/science/update/1028/001.html

 

2003年10月19日、鹿児島市立病院で、26例目の、臓器移植法に基づく脳死判定と臓器移植

2003年10月19日 脳死:移植希望者がドナーとなる初のケース 鹿児島市立病院
[毎日新聞10月18日]
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200310/19/20031019k0000m040051002c.html

大阪大で膵臓移植始まる 待機患者から初の臓器提供
(共同通信)[10月19日16時53分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031019-00000077-kyodo-soci

----------------

南日本新聞ニュースピックアップ

鹿県初 脳死臓器提供へ/鹿児島市立病院 −脳出血の50代男性のすい臓、阪大で移植
[2003 10/19 07:24]
http://373news.com/2000picup/2003/10/picup_20031019_1.htm
鹿県内待機患者ら、組織づくりの必要性訴え −「ドナーカード普及を」
[2003 10/19 07:28]
http://373news.com/2000picup/2003/10/picup_20031019_2.htm
鹿県内初の脳死臓器提供 すい臓を阪大で移植 −鹿児島市立病院、眼球も摘出
[2003 10/20 07:26]
http://373news.com/2000picup/2003/10/picup_20031020_2.htm

----------------

脳死移植:血中酸素濃度不足のまま無呼吸テスト  鹿児島 [毎日新聞10月19日]
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200310/20/20031020k0000m040053002c.html

同一患者に2度目の脳死移植=01年の10例目男性に−阪大
(時事通信)[10月19日23時2分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031019-00000764-jij-soci

21日にICU退室へ 膵臓移植患者、容体は安定
(共同通信)[10月20日21時28分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031020-00000218-kyodo-soci

県内初の脳死判定 「臓器移送手段に課題」−−鹿児島市立病院が会見 /鹿児島
(毎日新聞)[10月20日22時27分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031020-00000001-mai-l46

脳死臓器移植 提供男性の遺族、心境告白 「動揺なく自然に」−−鹿児島
(毎日新聞2003年12月20日東京夕刊から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/031220E056_4110001410EB.html

----------------

南日本新聞ニュースピックアップ

鹿県初、脳死臓器提供者の家族語る 命の重み思う日々−温かいほお、別れのキス/制度浸透まだと感じた
[2003 12/20 08:12]
http://373news.com/2000picup/2003/12/picup_20031220_1.htm

 

2003年10月6日、名古屋市で、25例目の、臓器移植法に基づく脳死判定と臓器移植

交通事故の50代男性、脳死判定−−26例目
【臓器移植取材班】 (2003年10月7日毎日新聞朝刊から)
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200310/07m/012.html

脳死50代男性の移植手術始まる−−名古屋掖済会病院
【臓器移植取材班】(2003年10月7日毎日新聞夕刊から)
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200310/07e/026.html

臓器移植:摘出終わる 心臓は見送りに
【臓器移植取材班】[毎日新聞10月7日] (2003-10-07-11:36)
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031007k0000e040032001c.html

中国新聞地域ニュース 脳死肺移植が終了 岡山大30代女性 '03/10/8
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03100805.html

 

2003年10月03日、九州大学医学部付属病院で交換生体腎移植

夫婦2組が交換生体腎移植 「血液型合致のため」−−九州大病院で国内初
【石田宗久】(2003年10月4日毎日新聞朝刊から)
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200310/04m/090.html

  九州大学病院第一外科移植グループは3日、血液型の異なる夫婦2組の提供者と患者の組み合わせを変えた国内初の交換生体腎移植を実施し、成功したと発表した。2組は夫婦間での移植を希望していたが、血液型を合わせて成功率アップを図った。日本移植学会倫理指針は、健康な体を傷つける生体間移植について、血縁者や家族間が原則としているが、今後は家族以外でも、医療機関の倫理委員会が承認すれば認めることも検討することになっている。

  移植手術を受けたのは(1)福岡市在住の50代夫婦(夫は健康体の血液型B型で、妻はA型で透析歴8年の腎臓病患者)(2)西日本地区の夫婦(50代の妻は健康体のA型で、40代の夫はB型で透析歴17年の患者)。移植なしでは将来的な症状悪化は確実で、血液型が同じ夫、妻同士で腎臓を提供、移植し合った。

  移植グループによると、昨年夏のほぼ同時期、夫婦2組が九大病院に腎移植を希望した。医学的な条件がほぼ一致し、4人が一堂に会したうえで「金銭授受はない」「片方だけ移植結果が悪い場合もある」などの説明に納得。九大倫理委員会が承認した。

  腎移植の成功率は、血液型適合患者の1年間の生存率は95%、不適の場合は93%とほとんど変わらないが、移植腎が1年で生着する率は適合93%、不適合84%と差があるという。

 

「臓器移植患者団体連絡会」、家族の同意だけで臓器提供できるように法改正求める

http://www3.nhk.or.jp/news/2003/09/19/k20030918000184.html NHKニュース
家族の同意だけで臓器提供を
臓器移植法が施行されてまもなく6年になりますが、臓器提供が少ない状態が続いています。このため臓器移植を必要とする患者団体が、家族の同意だけで脳死からの提供を認めるよう、法律の改正を求めていくことになりました。

http://www.mainichi.co.jp/news/article/200309/19m/072.html http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030919k0000m040085001c.html
臓器移植法:患者6団体が改正求める [毎日新聞9月19日]

 

2003年09月17日、京都大医学部付属病院で肝臓と小腸の生体同時移植

臓器移植:国内初の肝臓、小腸の生体同時移植へ 京大病院
【野上哲】[毎日新聞9月17日] ( 2003-09-17-21:59 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200309/18/20030918k0000m040109000c.html

 京都大医学部付属病院(京都市)は17日、肝臓と小腸の生体同時移植手術を山口県に住む1歳の女児に対して19日に行うと発表した。田中紘一院長によると、肝・小腸の同時移植は国内初。欧米では脳死患者からの同時移植は一般的だが、生体移植は恐らく例がないという。

 同病院の説明では、肝臓と小腸の一部を提供するのは女児の家族2人。女児は小腸がくびれて次第に壊死する「小腸多発閉鎖症」という病気に生まれつきかかっており、4度の手術を経て小腸がほとんどない状態。2カ月前から急速に肝障害が進行し、病院側は同時移植しか救命手段がないと判断した。

 田中院長は「小腸は拒絶反応が強く、感染症に慎重に対処する必要がある」と話した。


肝臓・小腸の生体同時移植の女児、昨年11月に死亡−−京都大医学部付属病院
【田村晃一】(毎日新聞2004年1月13日東京朝刊から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040113M115_4126001E10EB.html

 京都大医学部付属病院(京都市)は12日、昨年9月に国内初の肝臓と小腸の生体同時移植手術を受けた山口県内の女児(当時1歳)が同11月に死亡したと発表した。公表が約2カ月後となったことについて、遺族が「少し落ち着くまで発表を遅らせてほしい」と病院側に要請し、病院側もその後、公表の件を忘れていたという。

 女児は、生まれつき小腸にくびれが出来る「小腸多発閉鎖症」で、9月19日に父親から肝臓の一部、叔母から小腸の一部の提供を受けた。その後、小腸で強い拒絶反応を起こし、11月16日に多臓器不全のため死亡した。

 

 

2003年9月12日、千葉県船橋市立医療センターで、24例目の、臓器移植法に基づき脳死と判定された患者から移植のための臓器の摘出

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030912k0000e040043000c.html
脳死判定:24例目の臓器移植へ 千葉・船橋
[毎日新聞9月12日] ( 2003-09-12-12:00 )

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030913k0000m040159002c.html
脳死移植:膵島細胞を分離、治療実現なら国内初 国立佐倉病院
[毎日新聞9月13日] ( 2003-09-13-01:35 )

 

http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/892225/90S919f88da90A98A978d89ef-0-1.html
臓器移植:国循入院患者が心臓移植連絡会発足

http://www.mainichi.co.jp/area/wakayama/news/20030905k0000c030002000c.html
認知度低い皮膚移植 和歌山市で県内初の提供手術 「知識の普及を」

http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=260&e=msg&lp=260&st=0
AERA 2003.8.11号に「子どもの移植に揺れる体験者〜脳死の子の臓器移植が現実味を増し〜」掲載

http://www.the-em.co.jp/
http://www.creates-k.co.jp/kirinuki/nousi2.htm
「教育医事新聞」2003年7月25日号、
「特別取材レポート/ 子どもの脳死・移植〜臓器移植法施行から6年〜子どもの自己決定権確保を」掲載
(小児神経科医でドナー家族の杉本健郎さんへのインタビュー記事)

http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200307281650000000006653000
ごまめの歯ぎしり メールマガジン版 河野太郎の国会日記
生命倫理研究議員連盟による「臓器移植に関する国会議員アンケート」の中間報告

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030729k0000m010030000c.html
脳死移植:議員の8割が「法整備により増やす」
[毎日新聞7月28日] ( 2003-07-28-18:49 )

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030728-00000126-kyodo-soci
社会ニュース - 7月28日(月)18時10分
8割が子供の臓器提供必要 国会議員の意識調査

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030728-00000622-jij-pol
政治ニュース - 7月28日(月)17時5分
脳死臓器提供「増やすべきだ」=国会議員の8割占める

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030723-00000001-mai-l20
長野ニュース - 7月23日(水)20時50分 長野 | 新潟
信大医学部、肝移植手術200例突破 5年後生存率は80%台 /長野

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030723-00002074-mai-soci
社会ニュース - 7月22日(火)22時59分
<脳死移植>全国会議員対象にアンケ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030722-00000481-jij-soci
社会ニュース - 7月22日(火)21時3分
脳死移植で議員アンケート実施へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030722-00000172-kyodo-soci
社会ニュース - 7月22日(火)20時23分
子供の臓器提供で意識調査 全国会議員を対象

http://www.mainichi.co.jp/news/article/200306/28/016.html
「遺族同意のみで提供可」 生前「拒否」なければ 臓器移植法・自民改正素案

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030624-00000216-kyodo-soci
社会ニュース - 6月24日(火)20時28分
渡米中の彰吾ちゃんが死亡 心臓移植の願いかなわず

http://www.asahi.com/health/medical/TKY200306230239.html
小児脳死移植を容認 日本小児科学会が初提言

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030623it12.htm
15歳未満の脳死臓器提供を容認…小児科学会

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030624k0000m040070000c.html
6月23日 19:37
小児移植:15歳未満からの臓器提供を容認 日本小児科学会

http://www.asahi.com/health/medical/TKY200306200160.html
肝移植ドナー支え合おう 体験者の会結成

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030515-00000068-kyodo-soci
15歳未満提供で来月に素案 臓器移植法改正で自民党

http://www.mainichi.co.jp/news/article/200305/05m/056.html
生体肝移植のドナー、初の死亡 昨夏、娘に提供の母−−京大病院

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030416-00000141-kyodo-soci
臓器移植法の改正を要望 小児移植で患者団体

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030327-00002046-mai-soci
社会ニュース - 3月26日(水)19時55分 
<臓器移植>患者6団体が推進求め新組織

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030117-00000156-jij-soci
社会ニュース - 1月17日(金)20時6分
心・肺移植必要な子108人死亡=法改正の要望書提出へ−文部科学省研究班


--------------------------------

古いニュースへのリンクは切れていますが、「Yahoo!ニュース」の、「サイエンス」の「臓器移植」カテゴリを定期的にチェックすると、現在の状況がわかります。

Yahoo!ニュース > サイエンストピックス 臓器移植
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/science/organ_transplant/

Yahoo!掲示板 ホーム > 使い方 > Yahoo!ニュース > サイエンス > 全般 > 臓器移植
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=552019607&tid=ba14o0dcbfa2&sid=552019607&mid=1&type=date&first=1

日本小児科学会の提言「小児脳死臓器移植はどうあるべきか」にも、これまでの臓器移植法改正への動きをまとめた簡略な年表が付いており、あわせて小児科学会の取り組みもわかります。
日本小児科学会「提言:小児脳死臓器移植はどうあるべきか」
http://plaza.umin.ac.jp/~jpeds/saisin.html#50

古いニュースを探すには、Mainichi INTERACTIVE 科学環境ニュースが役に立ちます。

----------------------------------------------------------------

HOME


News! バックナンバー

自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(宮崎秀樹会長)が、2004年2月25日、脳死での臓器提供の条件を「本人の拒否の意思表示がなければ、年齢を制限せず、家族の承諾のみで臓器提供ができる」と変更する臓器移植法の改正案をまとめた。

 

http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040225E040_0101001410DA.html
毎日新聞
臓器移植:家族承諾で提供可能 年齢制限せず−−自民調査会が改正案、今国会提出へ
--------------------------------------------------------------------------------

 自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(宮崎秀樹会長)は25日、臓器移植法の改正案をまとめた。脳死での臓器提供の条件を「本人の拒否の意思表示がなければ、年齢を制限せず、家族の承諾のみで臓器提供ができる」と変更する。これにより、現在は認められていない15歳未満からの臓器提供も可能となる。しかし、提供者本人の書面による意思表示を前提とした現行法の根幹を変更する内容だけに、大きな議論を呼ぶことになりそうだ。

 同調査会は今後、超党派の生命倫理研究議員連盟(中山太郎会長)と調整のうえ、今国会への改正案提出を目指す。

 97年に成立した臓器移植法は、提供者の生前の意思表示が臓器提供の大前提とされた。しかし、民法の遺言可能年齢などを根拠に、15歳未満の意思表示は無効とされた。このため、体に合った臓器が必要な重い心臓病などの子どもは、国内では移植を受けられない状態が続いていた。

 また、同法に基づく脳死からの臓器提供は28例しかなく、患者団体や移植関連学会は、移植件数が増えるよう、提供条件を緩和してほしいとの声を上げていた。

 同党調査会では、15歳未満からの臓器提供の問題に限定して早期改正すべきだとの意見もあり、「15歳未満に限り、家族の承諾のみで臓器提供を認める」とする改正案も検討された。しかし「移植件数を増やす中で、子どもの問題も解決すべきだ」との意見が多数を占め、全年齢で提供条件を大幅に緩和する「全面改正案」の成立を目指すことになった。【江口一】

………………………………………………………………………………………………………

 ■解説

 ◇提供数増加期待、異論続出は必至

 自民党の臓器移植法改正案は、「すべての年齢で、家族の承諾のみで臓器提供を可能とする」内容となった。課題だった小児からの臓器提供に道を開くだけでなく、「本人の意思表示」という前提条件自体を見直す、全面改正案といえる。

 全面改正案が浮上したのは、脳死臓器移植が滞っているからだ。97年10月の法施行後6年半で、臓器提供は28例にとどまり、心臓移植は昨年、一件も実施されなかった。

 患者団体も、移植数増加のためには、年齢に関係なく家族の同意だけで提供を可能にすることを求めていた。自民党の改正案が成立すれば提供件数の大幅な増加が期待できる。世界的には、生前に本人が拒否していない限り、家族の同意だけで認めるケースが一般的だ。

 しかし、これを認めると、脳死を人の死と認めていない人から、臓器を摘出してしまう恐れがある。臓器移植法が、書面による提供者の意思表示を義務付けたのも、このためだ。内閣府が実施した02年の世論調査でも、脳死からの臓器提供では、「提供者の意思表示が必要」とする回答が8割を超えた。自民党の改正案に異論が出ることは間違いない。脳死移植は、一人の人間の死を前提に、別の命を救う医療だ。国会では、改正案の徹底的な議論が求められる。【江口一】

(毎日新聞2004年2月25日東京夕刊から)

--------------------------------

http://www.asahi.com/science/update/0225/003.html
朝日新聞
家族承諾で臓器提供可、15歳未満も 自民党が法改正案
--------------------------------------------------------------------------------

 自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(会長=宮崎秀樹参院議員)は25日、臓器移植法の改正案をまとめた。臓器提供は年齢を問わず「本人の拒否の意思表示がなければ家族(遺族)の承諾のみで行いうる」とし、脳死判定をするかどうかについては「本人の書面による意思表示と家族の承諾を不要」とした。「本人の意思尊重」を基本的理念に掲げる現行法が、臓器提供や脳死判定の要件とする「書面による意思表示」を不要とする抜本的な改正内容で、議論を呼ぶのは必至だ。

 改正案の要点は5点。

 (1)は臓器提供に関する意思表示要件の改正で、(2)は脳死判定の意思表示の要件の改正。(3)に、現行の脳死判定基準が対象外とする6歳未満(生後12週以降)の小児脳死判定基準を設けることを挙げ、(4)として、臓器提供の意思の有無について運転免許証や医療保険の被保険者証などに記載できることを盛り込んだ。

 さらに(5)に「親族への臓器の優先提供」を挙げ、今後詰めるという。

 今回の改正案の検討は、現行法が97年10月の施行後、3年をめどに内容を見直すことになっていたのを受けたもので、子どもの脳死移植を認めるかどうかの議論から始まった。現行では、臓器提供の意思表示を有効とする年齢が15歳以上とされている。このため、とくに心臓の場合、臓器の大きさが合わないと移植できないため、子どもの脳死移植は事実上閉ざされていた。

 改正案は、この子どもの脳死移植を行えるようにする内容だが、法律の根本を見直すものになった。調査会は、超党派による生命倫理研究議員連盟(会長=中山太郎衆院議員)と協議。今国会での提案を目指す。

 現行法の施行以来、脳死判定は29例あり、28例で臓器提供が行われている。しかし、心臓移植を希望する子どもが基金を集めて海外で移植を受けるケースが後を絶たず、患者団体や移植を担当する医師らから法改正を求める声が上がっていた。

 調査会内には「15歳未満に限って家族の承諾で臓器提供できる」とする案もあったが、患者団体や関係学会の医師らの声を受け、移植件数を増やすためにも、年齢を制限せずに家族の承諾だけで臓器提供を認めるべきだとした。

〈臓器移植法に詳しい中山研一・京都大名誉教授(刑法)の話〉

 現行法をつくったときの過程をすべて否定するのはうなずけない。本人の自己決定権の尊重は現行法の基本原則であって、現実の必要性を理由に否定しようというのは安易すぎる。 (02/25 18:12)

----------------------------------------------------------------

臓器提供「15歳未満」可能の法案 議員立法の方針、通常国会提出へ−−自民党
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/031210E049_4108001410EB.html

 自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(会長・宮崎秀樹参院議員)は10日の会合で、現行の臓器移植法では認められていない15歳未満の小児からの臓器提供を可能にするため、来年1月中旬に召集される通常国会で同法改正を目指す方針を了承した。国会開会までに改正案の素案を作り、議員立法による早期の法制化を図る考えだ。

 超党派で組織する生命倫理研究議員連盟(中山太郎会長)が実施した全国会議員を対象としたアンケートで、約8割が「臓器提供ができるようにすべきだ」と回答したことなどを踏まえ、同調査会は「前向きに取り組んで改正すべきだ」(宮崎会長)との意見で一致したという。

 移植法は、本人が事前に書面で提供の意思を示し、家族も承認した場合に限り、脳死での臓器提供を認めている。ただし、民法の遺言可能年齢などを根拠に、15歳未満の意思表示は無効とされている。

【江口一】 (毎日新聞2003年12月10日東京夕刊から)

 

----------------------------------------------------------------

2003/11/22 news

臓器移植法改正私案を公開 河野太郎氏がネットで
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031122-00000057-kyodo-soci

脳死からの臓器移植について
「本人が生前に臓器提供の意思表示をしていなくても、遺族の承認があれば提供が可能」
などとする臓器移植法の改正私案を、河野太郎衆院議員が22日までにインターネットのホームページに公開した。河野議員は「法改正に向け、国民的な議論を巻き起こしたい」として、案に対する意見を募集している。

  私案では、臓器提供の有無にかかわらず、脳死を人の死と規定。提供の際、生前の書面による意思表示は必要なく、家族の承諾は、本人の意思が明確でない場合にのみ、書面で求めるとした。本人が明確に拒否していた場合は提供を行わない。

  また現行法は、15歳未満の脳死者からの臓器提供は認めていないが、私案は脳死判定が困難な乳児を除き、すべての未成年者が、親権者の書面による同意で提供が可能としている。

(共同通信)[11月22日11時6分更新]

「臓器移植法改正河野私案」
「臓器移植法改正河野私案」と現行の臓器移植法との対照表

 

----------------------------------------------------------------

2004年02月05日、東京で27例目、大阪で28例目の、臓器移植法に基づく脳死判定と臓器移植

 

東京と大阪で脳死判定 (02/05 11:13)
http://www.asahi.com/science/update/0205/002.html

 東京都の帝京大学病院と大阪府の済生会野江病院で、入院患者各1人が5日午前、臓器移植法に基づく脳死と判定された。97年の同法施行後、脳死判定は帝京大学病院が28例目、済生会野江病院が29例目。同じ日に2人の脳死判定があったのは初めて。

 患者はともに臓器提供の意思表示カードを持っており、日本臓器移植ネットワークが移植準備に入った。患者から臓器を摘出して、各地の待機患者に移植される。

 脳死判定は帝京大学病院が午前6時50分、済生会野江病院が同52分。


東京と大阪で2人脳死 日本臓器移植ネットワーク発表
(共同通信)[2月5日12時48分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000088-kyodo-soci

 日本臓器移植ネットワークは5日、東京都の帝京大病院と大阪市の済生会野江病院でそれぞれ患者1人が臓器移植法に基づく脳死と判定されたと発表した。同法に基づく脳死判定はこれで29例に達した。臓器提供は28例になる。  東京で脳死判定されたのは50代の男性で、大阪は40代の女性。いずれも、くも膜下出血で入院していた。  同じ日に2人同時に脳死判定されたのは初めて。2人とも臓器提供の意思表示カードを持っていた。移植の調整作業に混乱も予想されたが、移植を受ける人の選択に混乱はないという。  心臓は国立循環器病センター(大阪府)、肺は東北大と京都大、肝臓は北海道大と大阪大、膵(すい)・腎同時は大阪大、腎臓は東京女子医大と大阪市立大で移植が実施される予定。  心臓移植が実施されれば約1年1カ月ぶりとなる。臓器摘出は午後に実施される見通し。


東京、大阪で脳死判定=移植27、28例目に
(時事通信)[2月5日13時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000024-jij-soci

 東京都の帝京大学医学部付属病院と大阪府の済生会野江病院に入院中の2人の患者が5日、臓器移植法に基づく脳死と判定された。患者は臓器移植意思を示すカードを所持しており、日本臓器移植ネットワークは移植準備に入った。
 東京で脳死判定されたのは50代の男性、大阪は40代の女性。同ネットワークによると、同時に2人の脳死判定が行われたのは初めて。同法施行後、脳死判定は28、29例目。移植が行われれば27、28例目になる。


<脳死>東京と大阪で同じ日に2例、臓器移植へ
【江口一】(毎日新聞)[2月5日13時20分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00001057-mai-soci

 帝京大医学部付属病院(東京都)に、くも膜下出血で入院中だった50代男性が5日朝、臓器移植法に基づき脳死と判定された。また、済生会野江病院(大阪府)に同疾患で入院中の40代女性も同日朝、同様に脳死と判定された。いずれも脳死状態で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、家族も提供に同意した。同法施行後の脳死判定はこれで29例、移植は28例になる。

 同じ日に同法に基づく脳死判定と臓器移植が実施されるのは初めて。日本臓器移植ネットワークによると、心臓停止後の腎臓提供のあっせんも3件、同じ時間帯に重なったが、特に問題はなかったという。2件とも同日夕までに臓器摘出、移植が実施される見通しだ。

 ドナーからそれぞれ提供される心臓、肺、肝臓、腎臓、すい臓のうち、心臓移植とすい臓・腎臓同時移植は2件とも同じ病院で行われる。心臓移植は約1年2カ月ぶりの実施となる。


<脳死>東京と大阪で同じ日に2例、臓器移植へ
(毎日新聞)[2月5日13時25分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00003057-mai-soci

 帝京大医学部付属病院(東京都)に、くも膜下出血で入院中だった50代男性が5日朝、臓器移植法に基づき脳死と判定された。また、済生会野江病院(大阪府)に入院中の40代女性も同日朝、同様に脳死と判定された。いずれも脳死状態で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、家族も提供に同意した。


2004年02月05日 脳死:東京と大阪で同じ日に2例、臓器移植へ
【江口一】[毎日新聞2月5日] ( 2004-02-05-13:18 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040205k0000e040057001c.html

 帝京大医学部付属病院(東京都)に、くも膜下出血で入院中だった50代男性が5日朝、臓器移植法に基づき脳死と判定された。また、済生会野江病院(大阪府)に同疾患で入院中の40代女性も同日朝、同様に脳死と判定された。いずれも脳死状態で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、家族も提供に同意した。同法施行後の脳死判定はこれで29例、移植は28例になる。

 同じ日に同法に基づく脳死判定と臓器移植が実施されるのは初めて。日本臓器移植ネットワークによると、心臓停止後の腎臓提供のあっせんも3件、同じ時間帯に重なったが、特に問題はなかったという。2件とも同日夕までに臓器摘出、移植が実施される見通しだ。

 ドナーからそれぞれ提供される心臓、肺、肝臓、腎臓、すい臓のうち、心臓移植とすい臓・腎臓同時移植は2件とも同じ病院で行われる。心臓移植は約1年2カ月ぶりの実施となる。


同じ日に2例、臓器移植へ−−東京と大阪で
【江口一】(毎日新聞2004年2月5日東京夕刊から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040205E054_4110001410EB.html

 帝京大医学部付属病院(東京都)に、くも膜下出血で入院中だった50代男性が5日朝、臓器移植法に基づき脳死と判定された。また、済生会野江病院(大阪府)に同疾患で入院中の40代女性も同日朝、同様に脳死と判定された。いずれも脳死状態で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、家族も提供に同意した。同法施行後の脳死判定はこれで29例、移植は28例になる。

 同じ日に同法に基づく脳死判定と臓器移植が実施されるのは初めて。日本臓器移植ネットワークによると、心臓停止後の腎臓提供のあっせんも3件、同じ時間帯に重なったが、特に問題はなかったという。2件とも同日夕までに臓器摘出、移植が実施される見通しだ。

 ドナーからそれぞれ提供される心臓、肺、肝臓、腎臓、すい臓のうち、心臓移植とすい臓・腎臓同時移植は2件とも同じ病院で行われる。心臓移植は約1年2カ月ぶりの実施となる。


2病院で臓器摘出開始 初の同日脳死判定
(共同通信)[2月5日19時44分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000189-kyodo-soci

 帝京大病院(東京都)と済生会野江病院(大阪市)で臓器移植法に基づく脳死と判定された男女2人からの臓器摘出手術が5日、両病院で始まった。同法に基づく脳死判定は29例で臓器提供は28例になる。同じ日に2人が脳死判定されたのは初めて。
 帝京大病院で脳死判定されたのは50代の男性で野江病院は40代の女性。2人とも、くも膜下出血で入院していた。
 心臓は国立循環器病センター(大阪府)で拡張型心筋症の兵庫県の30代男性と、肥大型心筋症の徳島県の40代男性に、肺は京都大病院で肺気腫の30代男性に、肝臓は北海道大病院で2次性胆汁性肝硬変の50代女性と、大阪大病院で劇症肝炎の20代男性に、膵(すい)・腎同時は大阪大、腎臓は東京女子医大などで移植が実施される予定。
 野江病院の女性の肺は医学的理由から提供が見送られた。


<脳死移植>東京と大阪で同じ日に2例、臓器移植へ
(毎日新聞)[2月5日20時56分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00002065-mai-soci

 帝京大医学部付属病院(東京都)に、くも膜下出血で入院中だった50代男性が5日朝、臓器移植法に基づき脳死と判定された。また済生会野江病院(大阪府)に同疾患で入院中の40代女性も同日朝、同様に脳死と判定された。いずれも脳死状態で臓器提供の意思を示したドナーカードを所持しており、家族も提供に同意した。


強い提供希望、家族も賛成 摘出の40代女性
(共同通信)[2月5日21時37分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000260-kyodo-soci

 臓器移植法に基づく脳死判定者に摘出手術を行った大阪市の済生会野江病院は5日夜、記者会見し、ドナーとなった大阪府内の40代女性は数年前から提供を強く希望、家族も賛成していたと説明した。
 会見した古瀬清次院長によると、女性は自宅でくも膜下出血で倒れ、救急車で同病院に運び込まれた。既にこん睡状態で、瞳孔反応もなく、約1時間後に脳死状態になった。
 同居の夫が4日になってドナーカードを持参し、臓器提供を申し出た。女性は生前、「私のもので人の役に立つのならそうしてほしい」と話しており、数年前から家族で話し合った結果、提供で一致していたという。


東京、大阪で臓器摘出終了=27、28例目脳死移植
(時事通信)[2月5日22時3分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000153-jij-soci

 帝京大付属病院(東京)と済生会野江病院(大阪市)で脳死判定された男女2人の患者からの臓器摘出手術は5日夜までに、両病院で終了した。各臓器は6日にかけて各地で順次移植される予定で、臓器移植法施行後、27、28例目となる。  心臓は国立循環器病センター(大阪府吹田市)で、肥大型心筋症の40代の男性と、拡張型心筋症の30代の男性にそれぞれ移植される。心臓移植の実施は1年2カ月ぶり。その他、肺、肝臓、腎臓、膵臓(すいぞう)も各地の病院で待機患者に移植される。


ドナーカード所持女性が脳死状態 臓器移植へ摘出手術−−済生会野江病院 /大阪
【根本毅】(毎日新聞2004年2月6日大阪版から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040206L123_2725101D10MT.html

 済生会野江病院(城東区今福東2)に、くも膜下出血で入院していた府内の40代女性が5日、臓器移植法に基づき脳死と判定された。女性は、脳死で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、重い心臓病の患者らに移植するため、心臓、肝臓、すい臓などの摘出手術が行われた。

 会見した古瀬清次院長によると、女性は自宅で突然倒れ、病院に運ばれたが、既にこん睡状態だった。約1時間後に呼吸停止したという。数日後に夫が「妻の意思を生かしたい」と自発的にドナーカードを提出。今月4日、臨床的に脳死と判定された。カードは98年10月に女性と夫が署名し、心臓と肺、肝臓、腎臓、すい臓、小腸の提供の意思を示していた。女性は、生前に夫や子どもと話し合い、「人の役に立つなら」とドナーカードに署名したという。

 移植法に基づく第1回脳死判定は4日午後5時5分に始まり、同9時24分に終了。第2回脳死判定は5日午前3時40分に始まり、同6時52分に終了。いずれも基準を満たしており、法的に脳死と判定された。


各地で臓器移植始まる 初の同日2例脳死判定
(共同通信)[2月6日0時8分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000263-kyodo-soci

 帝京大病院(東京都)と済生会野江病院(大阪市)で臓器移植法に基づく脳死と判定された男女2人からの臓器移植手術が5日、各地で始まった。同法に基づく脳死判定は29例になるが、同じ日に2人は初めて。
 帝京大病院で脳死判定されたのは50代の男性で、野江病院は40代の女性。2人とも、くも膜下出血で入院していた。
 心臓は午後5時半ごろ、国立循環器病センター(大阪府)で拡張型心筋症の兵庫県の30代男性に移植手術を開始。その後、肥大型心筋症の徳島県の40代男性への手術も始まった。心臓移植は約1年1カ月ぶり。
 肝臓は大阪大病院で劇症肝炎の20代男性への移植が始まった。肺は京都大病院で肺気腫の30代男性に、膵(すい)・腎同時は大阪大病院でそれぞれ移植手術を開始。
 女性の肺と腎臓の片方、男性の肝臓と腎臓の片方は医学的理由から提供が見送られた。
 野江病院によると、脳死判定は脳外科の医師ら5、6人で実施。「マニュアルに沿って的確に行った」としている。


脳死移植:東京と大阪で2例 各病院で移植続く
【臓器移植取材班】[毎日新聞2月6日] ( 2004-02-06-00:13 ) http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040206k0000m040129001c.html

 臓器移植法に基づき脳死と判定された帝京大学付属病院(東京都)に入院中の50代男性と、済生会野江病院(大阪府)に入院中の40代女性から、臓器を摘出する手術が5日午後、行われた。男性の肝臓と左腎臓、女性の肺と右腎臓は医学的理由で移植を断念した。

 このほかの臓器の移植手術は各病院で同日夜から始まり、国立循環器病センター(大阪府吹田市)では2件の心臓移植が実施され、同日深夜までにほぼ終了した。他の移植手術は6日未明から朝にかけて終了する見通し。


<脳死移植>東京と大阪で2例 各病院で移植続く
(毎日新聞)[2月6日0時26分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00002129-mai-soci

 臓器移植法に基づき脳死と判定された帝京大学付属病院(東京都)に入院中の50代男性と、済生会野江病院(大阪府)に入院中の40代女性から、臓器を摘出する手術が5日午後、行われた。男性の肝臓と左腎臓、女性の肺と右腎臓は医学的理由で移植を断念した。


大阪で心臓移植手術=27、28例目の脳死移植
(時事通信)[2月6日2時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000153-jij-soci

 帝京大付属病院(東京)と済生会野江病院(大阪市)で脳死判定された男女2人の患者からの臓器摘出手術は5日夜までに、両病院で終了した。臓器は各地で順次移植され、国立循環器病センター(大阪府吹田市)では1年2カ月ぶりとなる心臓移植を実施。6日未明、拡張型心筋症の30代の男性に対する手術が無事終了した。
 同センターではほかに、肥大型心筋症の40代の男性に対する心臓移植が行われた。その他、肺、肝臓、腎臓、膵臓(すいぞう)も6日にかけて各地の病院で順次待機患者に移植される見通し。移植は臓器移植法施行後、27、28例目となる。


心臓移植手術が終了 2患者の容体良好
(共同通信)[2月6日10時20分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000063-kyodo-soci

 臓器移植法に基づき脳死と判定された帝京大病院(東京都)の50代男性と済生会野江病院(大阪市)の40代女性がそれぞれ提供した心臓の移植手術は6日、国立循環器病センター(大阪府)で終了した。
 同センターは2つの手術チームで対応、移植を受けた兵庫県の30代男性と徳島県の40代男性の容体は良好という。また大阪大病院では20代男性への肝臓移植手術も終了した。
 このほか、大阪大病院の30代女性2人に膵(すい)腎同時、京都大病院の30代男性に肺の移植手術がそれぞれ実施された。手術は6日中にすべて終了する見通し。


心臓移植、2例とも終了=経過は良好−国立循環器病センター
(時事通信)[2月6日11時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000281-jij-soci

 脳死と判定された2人の患者から提供された心臓の移植手術は6日朝までに国立循環器病センター(大阪府吹田市)で終了した。いずれも経過は良好という。
 心臓の移植を受けたのは肥大型心筋症の40代の男性と、拡張型心筋症の30代の男性で、同病院は2班のチームで手術を担当した。心臓移植手術は1年2カ月ぶり。


<臓器移植手術>帝京大病院と済生会野江病院ですべて終了
【臓器移植取材班】(毎日新聞)[2月6日13時31分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00001063-mai-soci

 帝京大病院(東京都板橋区)と済生会野江病院(大阪市)で、臓器移植法に基づきそれぞれ脳死と判定された50代男性と40代女性から摘出された臓器の移植手術は、6日午後すべて終了した。臓器提供者2人の脳死判定と臓器移植が同じ日に行われたのは初めてだった。心臓移植は国立循環器病センター(大阪府吹田市)で、すい臓・腎臓の同時移植は大阪大病院(同)で、2件ずつ実施されたが、混乱はなかった。


<臓器移植手術>帝京大病院と済生会野江病院ですべて終了
(毎日新聞)[2月6日13時38分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00003063-mai-soci

 帝京大病院と済生会野江病院で、臓器移植法に基づき脳死と判定された50代男性と40代女性から摘出された臓器の移植手術は、6日午後すべて終了した。臓器提供者2人の脳死判定と臓器移植が同じ日に行われたのは初めて。心臓移植は国立循環器病センターで、すい臓・腎臓の同時移植は大阪大病院で、2件ずつ実施された。


臓器移植手術がすべて終了 心臓、膵・腎はダブル移植
(共同通信)[2月6日13時43分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000156-kyodo-soci

 臓器移植法に基づき脳死と判定された帝京大病院(東京都)の50代男性と、済生会野江病院(大阪市)の40代女性からそれぞれ提供された臓器の移植手術は6日、すべて終了した。移植を受けた患者の容体はいずれも良好だという。
 心臓と膵(すい)腎同時移植はそれぞれ国内で初めて同一施設で2人の患者に並行して実施された。
 心臓移植をした国立循環器病センター(大阪府)は2つの手術チームで対応。移植を受けた兵庫県の30代男性と徳島県の40代男性は、ともに人工心臓をつけていたために慎重な止血をする必要があり、通常の心臓移植手術より時間がかかったという。
 30代女性2人への膵腎同時移植手術を終了した大阪大病院は「3臓器並行まで想定してシミュレーションをしていた」としている。
 このほか、大阪大病院では20代男性への肝臓、京都大病院では30代男性への肺の移植手術がそれぞれ終了した。


2例の脳死臓器移植手術、終了へ
【臓器移植取材班】(毎日新聞2004年2月6日東京朝刊から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040206M153_4130001E10EB.html

 臓器移植法に基づき脳死と判定された帝京大学付属病院(東京都)に入院中の50代男性と、済生会野江病院(大阪府)に入院中の40代女性から、臓器を摘出する手術が5日午後、行われた。男性の肝臓と左腎臓、女性の肺と右腎臓は医学的理由で移植を断念した。

 このほかの臓器の移植手術は各病院で同日夜から始まり、国立循環器病センター(大阪府吹田市)では2件の心臓移植が実施され、6日未明までにほぼ終了した。他の移植手術は6日朝にかけて終了する見通し。


臓器移植手術:帝京大病院と済生会野江病院ですべて終了
【臓器移植取材班】[毎日新聞2月6日] ( 2004-02-06-13:19 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040206k0000e040063000c.html

 帝京大病院(東京都板橋区)と済生会野江病院(大阪市)で、臓器移植法に基づきそれぞれ脳死と判定された50代男性と40代女性から摘出された臓器の移植手術は、6日午後すべて終了した。臓器提供者2人の脳死判定と臓器移植が同じ日に行われたのは初めてだった。心臓移植は国立循環器病センター(大阪府吹田市)で、すい臓・腎臓の同時移植は大阪大病院(同)で、2件ずつ実施されたが、混乱はなかった。


2例の臓器移植手術、終了
【臓器移植取材班】(毎日新聞2004年2月7日東京朝刊から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040207M132_1226001D10EG.html

 帝京大病院(東京都板橋区)と済生会野江病院(大阪市)で、臓器移植法に基づきそれぞれ脳死と判定された50代男性と40代女性から摘出された臓器の移植手術は、6日午後すべて終了した。臓器提供者2人の脳死判定と臓器移植が同じ日に行われたのは初めてだった。心臓移植は国立循環器病センター(大阪府吹田市)で、すい臓・腎臓の同時移植は大阪大病院(同)で、2件ずつ実施された。


国立循環器病センターと阪大病院で臓器移植 同日に2人から提供 国内初 /大阪
【奥野敦史】(毎日新聞)[2月7日20時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040207-00000001-mai-l27

 済生会野江病院(城東区今福東2)と帝京大病院(東京都)で臓器移植法に基づき提供された臓器の移植手術が、5日夜から6日昼にかけて国立循環器病センター(吹田市)と大阪大病院(同)で行われた。99年2月に行われた国内初の脳死臓器移植以来、同じ日に2人の臓器提供があったのは初めて。移植医療で国内トップクラスの経験を持つ両施設は、総動員態勢で徹夜の手術を乗り切った。移植を受けた計5人の患者の容体はいずれも安定しているという。
 心臓移植を担当した循環器病センターには、5日午後5時20分ごろに野江病院のドナーからの心臓が、同8時45分ごろには東京から心臓が到着した。同センターは心臓摘出を行うチームと、患者への移植手術を行うチームを、それぞれ二つずつ編成。一般の手術予定を一部変更して、最初の心臓は拡張型心筋症の30代男性に、2例目は肥大型心筋症の40代男性に移植した。2人とも2年以上補助人工心臓を装着していた。1例目の手術は6日午前0時45分、2例目は同3時55分に、いずれも順調に終わった。
 両手術を指揮した中谷武嗣・臓器移植部長は「二つの心臓移植を全く同時に行う事態は予想を超えていたし、事実、大変だった。しかし、これまでの経験を生かし、的確にできた。1年以上臓器提供がなく心配したが、提供への意識が高まってくれれば」と総括した。
 大阪大病院では、野江病院からの肝臓と、両病院からのすい臓・腎臓の移植が行われた。肝臓移植はこれまで数度、実施候補になったが、医学的理由などで見送られ、実現は初めて。消化器外科の門田守人教授は「これまで50例以上の生体肝移植を手がけており、冷静に対応できた」と振り返る。すい腎同時移植は同科の伊藤寿記助教授のほか、奈良医大と九州大などの医師が参加、「ナショナルチーム」で対応した。
 同時に3例の移植を行ったことについて門田教授は「緊張感はあったが、(1人のドナーから)心臓、肝臓、肺、すい臓など最大4例の同時移植になる可能性を想定して訓練してきた」と十分な備えがあったことを強調。しかし同じ日に2人のドナーが出るケースは想定以上だったとも言い、「今回の例に心臓、肝臓などが更に重なるケースを考えておく必要もある」と話した。


国立循環器病センターと阪大病院で臓器移植 同日に2人から提供 国内初 */大阪
【奥野敦史】(毎日新聞2004年2月7日大阪版から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040207L103_2721001D10MT.html

 済生会野江病院(城東区今福東2)と帝京大病院(東京都)で臓器移植法に基づき提供された臓器の移植手術が、5日夜から6日昼にかけて国立循環器病センター(吹田市)と大阪大病院(同)で行われた。99年2月に行われた国内初の脳死臓器移植以来、同じ日に2人の臓器提供があったのは初めて。移植医療で国内トップクラスの経験を持つ両施設は、総動員態勢で徹夜の手術を乗り切った。移植を受けた計5人の患者の容体はいずれも安定しているという。 

 心臓移植を担当した循環器病センターには、5日午後5時20分ごろに野江病院のドナーからの心臓が、同8時45分ごろには東京から心臓が到着した。同センターは心臓摘出を行うチームと、患者への移植手術を行うチームを、それぞれ二つずつ編成。一般の手術予定を一部変更して、最初の心臓は拡張型心筋症の30代男性に、2例目は肥大型心筋症の40代男性に移植した。2人とも2年以上補助人工心臓を装着していた。1例目の手術は6日午前0時45分、2例目は同3時55分に、いずれも順調に終わった。

 両手術を指揮した中谷武嗣・臓器移植部長は「二つの心臓移植を全く同時に行う事態は予想を超えていたし、事実、大変だった。しかし、これまでの経験を生かし、的確にできた。1年以上臓器提供がなく心配したが、提供への意識が高まってくれれば」と総括した。

 大阪大病院では、野江病院からの肝臓と、両病院からのすい臓・腎臓の移植が行われた。肝臓移植はこれまで数度、実施候補になったが、医学的理由などで見送られ、実現は初めて。消化器外科の門田守人教授は「これまで50例以上の生体肝移植を手がけており、冷静に対応できた」と振り返る。すい腎同時移植は同科の伊藤寿記助教授のほか、奈良医大と九州大などの医師が参加、「ナショナルチーム」で対応した。

 同時に3例の移植を行ったことについて門田教授は「緊張感はあったが、(1人のドナーから)心臓、肝臓、肺、すい臓など最大4例の同時移植になる可能性を想定して訓練してきた」と十分な備えがあったことを強調。しかし同じ日に2人のドナーが出るケースは想定以上だったとも言い、「今回の例に心臓、肝臓などが更に重なるケースを考えておく必要もある」と話した。

----------------------------------------------------------------

2003年10月27日、日本移植学会総会で倫理指針が改定される

 

第三者の臓器提供を容認 生体移植で学会指針改定
(共同通信)[10月27日19時24分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031027-00000171-kyodo-soci
 日本移植学会は27日、大阪市で開いた総会で、肝臓や腎臓などの生体移植での臓器提供について、医療機関の倫理委員会で検討することを条件に第三者からの提供を容認することを決めた。倫理指針を改定し、28日から施行する。
 同学会はこれまで、親族以外の提供を認めていなかった。しかし、脳死での臓器提供が伸び悩み、生体間移植が増えていることを受け、加藤俊一倫理委員長は「認めた上で、守るべきルールを示す必要性を感じた」と改定の理由を説明。「長年の友人や恋人など、親密な間柄での提供であれば、社会で受け入れられると判断した」と話した。
 指針は、第三者からの提供について、提供する人の自由意思に基づき、報酬を目的としないことを強調している。
 16歳以上の未成年者の提供についても、提供者が成人に匹敵する判断能力を持つことなどを条件に、認めた。

<大阪>家族以外の生体臓器移植が可能に
(朝日放送)[10月27日19時39分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031027-00000006-abc-l27
日本移植学会は、これまで原則として家族間に限られていた生体臓器移植の条件を改正し、緩和することを決めました。移植を希望する患者が増え続けることへの「焦り」もうかがえます。
国内で移植手術を受けられる機会を何とか増やそうと出された今回の改正案。この改正案が認められた背景には、脳死した人からの臓器提供が極めて少ない、という現状があります。肝臓や腎臓などの移植を望む人には、健康体から臓器の提供を受ける生体移植と、脳死した人からの移植を受ける2つの道があります。脳死移植については、1997年に施行された臓器移植法で、一気に進むかに思われました。しかし、脳死と判定されるケースが少ないうえに、家族が臓器移植を拒むこともあり、わずか26例にとどまっています。日本移植学会の深尾立理事長は「脳死者が増えない一方で、移植を希望する人は移植医療の進歩とともに、どんどん増えているという逆転現象がある。」と臓器移植の現状を話しています。
このような背景から、きょうの総会では、提供できる年齢を20歳から16歳に引き下げ、家族以外の提供者も条件付で認める倫理指針の改正案が承認されました。しかし、条件緩和の裏側で、提供者が手術後に体調不良になるケースが数多く報告されているのも事実です。今年5月には、肝臓の7割以上を娘に提供した女性が死亡し、臓器を提供する側の安全管理が問われています。
移植学会は、「十分に説明を受けた上で書面で同意する」などといった条件を指針に盛り込み、提供する側とされる側が納得して手術にのぞめる体制を整えたいとしています。

親族以外、未成年の提供OK=生体臓器移植で指針改定−移植学会
(時事通信)[10月27日21時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031027-00000404-jij-soci
 日本移植学会は27日、大阪市内で総会を開き、親族以外や未成年者についても、肝臓や腎臓などの生体臓器移植のドナー(臓器提供者)として認める倫理指針改定案を承認した。親族以外の第三者からの臓器提供を認めた理由について、同学会の加藤俊一倫理委員長は「ドナーになろうという意思は、患者との(精神的な)結び付きによるところが大きい」などと述べた。

生体移植の臓器提供者、親族以外や未成年者も容認
(10/28 02:47) asahi.com
http://www.asahi.com/science/update/1028/001.html
 日本移植学会は27日に大阪市で総会を開き、肝臓、腎臓などの生体移植で、臓器提供者の範囲を広げる倫理指針改正案を承認した。報酬目的でないことを第三者が確認するなどの手続きを経たうえで、友人ら親族でない人からの提供を認めた。16歳以上の未成年者からの提供も条件付きで容認した。違反した場合は学会から除名するなどの罰則も新設した。94年に定めた旧指針では、提供者を原則として成人の家族と血縁者に限っていた。
 新指針は、親族以外から臓器提供を受ける場合は、提供の意思が自発的で、報酬目的でないことを弁護士や精神科医ら第三者が確認する▽各医療機関の倫理委員会で承認を受ける▽学会にも意見を求める、と定めた。
 16歳以上の未成年者からの提供は、提供者が成人に匹敵する判断能力を持つと精神科医らが認め、医療機関の倫理委が承認した場合に、特例として容認した。
 国内では97年に臓器移植法が施行されたが、脳死者からの臓器提供は26例にとどまる。生体肝移植は02年末までに約2200例、生体腎移植は約1万1600例が実施されている。
 健康な人を傷つける生体移植は本来望ましくないとの考えから、提供者は限定されてきた。だが、10月には九州大で、夫婦間の生体腎移植を希望する2組の夫婦が、血液型を合わせるため、妻から妻へ、夫から夫へ腎臓を提供し合った。未成年の母親が子へ肝臓を提供した例もある。
 学会倫理委員長の加藤俊一東海大教授は「生体移植が増え、旧指針では対応しきれなくなってきたので、守るべきルールを定めた」と話した。
 この日の学会では、生体肝移植の提供者の約12%が腸閉塞(へいそく)などの合併症を起こしているとのデータも報告された。討論に参加した加藤久雄慶応大教授(医事刑法)は「生体移植は暴走している感じがする。ルールは法律で定めるべきだ」と訴えた。

*参照

日本移植学会倫理指針(平成6年11月24日施行)
「本文」
〔一〕生体臓器移植
(1)
健常である提供者(ドナー)に侵襲を及ぼすような医療行為は本来望ましくないと考える。特に、再生が不可能な臓器の摘出や、生命に影響を与える危険性の高い場合はこれを避けるべきである。
 例外としてやむを得ず行なう場合には、国際社会の通念となっているWHOの勧告を基礎にすえ、ドナーに関しては以下のことを遵守する。
(1) 原則として血縁者または家族に限定する。
(2) 本人の自発的な意思によってなされるべきである。
(3) 報償を目的とするものであってはならない。
(4) 他から強制があってはならない。
(5) 未成年者ならびに精神障害者は対象としない。

----------------------------------------------------------------

2003年10月19日、鹿児島市立病院で、26例目の、臓器移植法に基づく脳死判定と臓器移植

 

2003年10月19日 脳死:移植希望者がドナーとなる初のケース 鹿児島市立病院
[毎日新聞10月18日]
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200310/19/20031019k0000m040051002c.html
 鹿児島市の鹿児島市立病院で、脳出血を起こして入院中だった50代の男性が18日夕、臓器移植法に基づき脳死と判定された。日本臓器移植ネットワークによると、男性は脳死状態で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、家族も提供に同意した。19日未明から臓器を摘出する予定。ドナー自身も慢性腎不全により腎臓の移植を受ける登録をしていた患者で、移植希望者がドナーとなる初のケースとなった。同法施行後の脳死判定は27例目、移植は26例目になる。

 すい臓は大阪大医学部付属病院(大阪府吹田市)で、糖尿病の30代男性患者に移植される予定。心臓と肺、肝臓は医学的理由で移植が見送られた。小腸についても提供の意思を示していたが、登録患者がなかった。【去石信一】

大阪大で膵臓移植始まる 待機患者から初の臓器提供
(共同通信)[10月19日16時53分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031019-00000077-kyodo-soci
 鹿児島市立病院で脳死と判定された50代の男性から提供された膵臓(すいぞう)が19日午前、大阪府吹田市の大阪大病院に空路運ばれ、糖尿病の30代男性患者に移植する手術が同日正午すぎから進められた。
 提供者の男性は慢性腎不全のため、自身が腎臓移植の待機患者に登録していた。脳死での臓器提供による移植は国内26例目だが、待機登録患者が提供者となるのは初めてのケース。心臓、肺、肝臓の移植は医学的理由から見送られたが、膵臓のほか、眼球が角膜移植のため鹿児島大に提供された。
 移植待機患者の多くが、疾患を抱える臓器以外の提供に同意する意思表示カードを所持しているが、亡くなる場合も脳死となることは極めてまれで、これまで遺志が生かされることはなかった。
 提供者の男性は人工透析を受け始めたのと同時期に臓器提供の意思表示カードを持つようになったという。

----------------

南日本新聞ニュースピックアップ

鹿県初 脳死臓器提供へ/鹿児島市立病院 −脳出血の50代男性のすい臓、阪大で移植
[2003 10/19 07:24]
http://373news.com/2000picup/2003/10/picup_20031019_1.htm
 自宅で脳出血を発症し鹿児島市立病院に入院していた鹿児島県内の50代男性が、脳死状態に陥り18日午後、臓器移植法に基づく脳死と判定された。男性は脳死下での臓器提供の意思を示したカードを持っており、家族も提供を承諾した。提供される臓器はすい臓で、19日午前1時前、同病院で摘出手術が始まった。臓器移植は同日中にも大阪大学医学部付属病院で実施される。脳死による臓器提供者(ドナー)は鹿児島県では初めて。脳死判定は全国で27例目。
 日本臓器移植ネットワークなどによると、ドナー患者は腎臓病で人工透析を受けており、同ネットワークに腎臓移植希望を登録していた。患者は心臓、肺、肝臓、すい臓、小腸、眼球の提供を示すカードに署名していた。家族の署名もあった。記載時期は1999年6月。移植希望登録者がドナーとなるのは初めて。

 同ネットワーク西日本支部(大阪)に鹿児島市立病院から連絡があったのは17日午後5時半すぎ。男性の脳死判定は1回目が18日午前6時6分、2回目が同日午後4時28分に終了した。心臓、肺、肝臓の移植は医学的理由で見送られ、小腸は待機患者がいなかった。眼球は提供される。
 摘出されたすい臓は、19日午前6時ごろ同病院から搬出、大阪大学医学部付属病院で糖尿病の30代男性に移植される。
 移植が実施されれば、7日に肺、肝臓、すい臓、腎臓の移植が行われた岡山大学などに続いて26例目となる。
 日本臓器移植ネットワークの2003年9月末現在の統計によると、すい臓の移植希望で同ネットワークに登録しているのは全国で7人。腎臓との同時移植では92人が登録している。腎臓のみは1万2433人で、このうち九州・沖縄は1270人に上る。

鹿県内待機患者ら、組織づくりの必要性訴え −「ドナーカード普及を」
[2003 10/19 07:28]
http://373news.com/2000picup/2003/10/picup_20031019_2.htm
 鹿児島県内で初めての脳死判定による臓器提供について、県腎臓病患者連絡協議会の北憲治会長(72)=鹿児島市鴨池新町=は「鹿児島にもいよいよ脳死患者が出たか、という感じ」と率直に語り、今回の脳死判定で県内患者への移植体制が拡充することに期待した。
 同協議会事務局次長の勘場美貴代さん(45)=姶良町=は、人工透析を受けながらドナーが現れるのを11年間待ち続けている。「鹿児島では本人の意思があっても、救急現場でコーディネートする体制が不十分と思っていたので、今回の脳死判定に驚いている」と話した。
 県内でも臓器移植のあり方について話し合いがあるが、「待機する患者側にその中身が見えにくい」と指摘。患者代表や実際に救急現場に携わる医師らを交えた組織づくりの必要性を訴えた。

 鹿児島市紫原5丁目の主婦川路弘恵さん(40)は2001年5月、二男の啓輔君(12)=中学1年=に、肺の一部を提供する生体肺移植の手術を岡山大学付属病院で受けた。「臓器移植法では、15歳未満の子供への脳死移植は認められておらず、あきらめるしかなかった」と、生体肺移植を決意した経緯を振り返る。
 「移植しか助かる手だてがないつらさは、患者や家族でないと分からない。私も啓輔が病気にならなければ考えることもなかった」と語る。
 手術から2年、啓輔君は今、元気に学校へ通う。弘恵さんは18日、東京都で肺移植を待つ患者らのシンポジウムに出席し、自らの体験を語った。「臓器移植によって、多くの人が幸せになることは確か。今は少しでもドナーカードが普及してほしい」と話している。

鹿県内初の脳死臓器提供 すい臓を阪大で移植 −鹿児島市立病院、眼球も摘出
[2003 10/20 07:26]
http://373news.com/2000picup/2003/10/picup_20031020_2.htm
 鹿児島市立病院で18日に鹿児島県内で初めて臓器移植法に基づく脳死と判定された、県内の50代男性のすい臓が19日未明、同病院で摘出された。同日朝、空路、大阪に運ばれ大阪大病院で糖尿病の30代男性に移植された。手術は午後7時前に終了し、容体は安定しているという。
 移植を受けた患者は2001年、大阪大ですい臓と腎臓の同時移植を受けたが、その後血栓症を起こしてすい臓を摘出していた。大阪大は「1人で脳死移植を2回受けるのは国内初ではないか」としている。
 19日午前1時前から鹿児島市立病院で始まったすい臓の摘出手術は、大阪大などの移植専門医5人が担当。続いて両眼球摘出が鹿児島大学の医師2人で行われ、午前4時前にすべての手術が終わった。眼球は同大病院で今週中にも適合患者に角膜移植される予定。


 臓器搬出後に開かれた鹿児島市立病院の会見には、谷口良康院長と主治医ら計4人が出席。法的脳死判定の無呼吸テストの際、男性の血中酸素濃度が厚生労働省が望ましいとしている値に達していなかったものの、他施設での実施例を参考に、慎重に判定作業を進めたことなどを明らかにした。
 谷口院長は「本人の意思とその気持ちを大切にした家族に感謝している。今後に生かすためにも、改善点がないか検証していきたい」と語った。
 男性は脳出血で鹿児島市立病院に入院。脳のむくみを取るなどの救命措置を受けたが回復しなかった。同病院の脳死判定委員会(委員長・上津原甲一副院長)が18日午後4時半ごろ、脳死と判定した。
 同病院によると、慢性的な腎臓病を患っていた男性は、自らも腎臓移植を希望し、日本臓器移植ネットワークに登録していた。人工透析を受け始めたのと同時期に臓器提供の意思表示カードを持つようになったという。脳死での臓器移植は国内で26例目だが、待機登録患者が提供者となるのは初めて。

----------------

脳死移植:血中酸素濃度不足のまま無呼吸テスト  鹿児島
[毎日新聞10月19日]
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200310/20/20031020k0000m040053002c.html
 鹿児島市の鹿児島市立病院で18日行われた50代の男性の脳死判定で、患者の血中酸素濃度が国のマニュアルで望ましいとされる値に達しないまま無呼吸テストが実施されていたことが19日分かった。同病院は「患者の全身状態からみて問題はなかった」としている。男性からはすい臓と眼球が摘出され、すい臓は19日午後、大阪大(大阪府吹田市)で糖尿病の30代男性に移植された。同法施行後の脳死判定は27例目、移植は26例目。

 すい臓移植を受けた男性は、01年1月にも脳死からのすい臓・腎臓同時移植を受けたが、合併症のために術後約1週間で移植したすい臓を摘出していた。脳死からの2度目の移植は初めて。臓器提供者(ドナー)の男性自身も慢性腎不全患者で、腎臓移植の登録をしていた。移植希望者がドナーになるのも初。

 脳死判定では、人工呼吸器を切って自力で呼吸できるかどうかをみる無呼吸テストを2度行う。厚生労働省のマニュアルでは、テスト前に患者に酸素を吸わせ、血中酸素濃度(単位は水銀柱ミリ)を200ミリ以上にするのが望ましいとされた。

 しかし、同病院は2度とも200ミリ未満で実施していた。同病院の上津原甲一副院長は「血圧などの状態も踏まえ、脳死判定は可能と判断した」と話している。

 ドナーの男性は心臓と肺、肝臓、小腸も提供意思を示していたが、心臓と肺、肝臓は医学的理由で、小腸は登録患者がなく移植が見送られた。

【臓器移植取材班】[毎日新聞10月19日] ( 2003-10-19-21:18 )

同一患者に2度目の脳死移植=01年の10例目男性に−阪大
(時事通信)[10月19日23時2分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031019-00000764-jij-soci
 臓器移植法施行後26例目の脳死移植で、ドナーから膵臓(すいぞう)を提供された30代の男性が、2001年1月の10例目移植で膵・腎同時移植を受けていたことが19日、分かった。同一患者に対する2度目の脳死移植は国内で初めてという。手術は同日、大阪大付属病院で行われ、無事終了した。
 同病院消化器外科によると、男性患者は同年1月8日、膵・腎同時移植を受けた後、膵臓の血管が詰まり、血液が流れなくなったため、約1週間後に膵臓が摘出された。男性は同年11月、膵臓移植を希望する待機患者として再び登録されていたという。

21日にICU退室へ 膵臓移植患者、容体は安定
(共同通信)[10月20日21時28分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031020-00000218-kyodo-soci
 鹿児島市立病院で臓器移植法に基づく脳死と判定された男性から提供された膵臓(すいぞう)の移植手術を受けた患者について、大阪大は20日夜、「容体は安定しており、21日には集中治療室(ICU)を退室できる」との見通しを明らかにした。
 大阪大によると、移植を受けた30代の男性患者は手術から約1日がたった20日午後6時現在、37.5度の微熱があるものの意識ははっきりしている。
 移植した膵臓が働いているため、手術前まで必要だったインスリンの投与は不要で、移植臓器への拒絶反応を防ぐ免疫抑制剤2種類を投与されているという。

県内初の脳死判定 「臓器移送手段に課題」−−鹿児島市立病院が会見 /鹿児島
(毎日新聞)[10月20日22時27分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031020-00000001-mai-l46
 脳死と判定された男性の臓器摘出手術が行われた鹿児島市立病院(同市加治屋町)で19日午前、記者会見があり、病院側が経過を説明した。県内での判定は初めて。
 病院側によると、17日午前3時半、県内の50歳代の男性が脳死に近い状態になり、家族の申し出などから移植コーディネーターに連絡。18日午前4時17分、1回目の脳死判定を開始し、同日午後4時28分に2回目が終了、脳死と判定された。
 同病院では脳死状態になる患者は年間約100人いるが、脳死判定委員会を開いたのは97年の臓器移植法施行後、2回目。谷口良康院長は「本人が(ドナー)カードを持っていたことから今回、初めて判定に至った」と経緯を話した。判定を振り返り、「地方病院でも判定する力があると分かった。今回の事例をよく検討し、改善すべきことがあれば改善して備えたい」と話した。
 また、地方から臓器提供をする場合には交通手段に乏しいことを挙げ、「定期便の飛行機での行き来は問題。移送を迅速に行うためにも、国が飛行機の整備をする必要がある」と話した。
 男性は慢性腎不全により、自らも腎臓の移植を受ける登録をしていた。病院側は「家族から『臓器提供したいという本人の意思に沿いたい』という強い希望があった」と話した。【高橋咲子】

 ■ドキュメント
 17日午前3時半    ドナーの男性が脳出血のため脳死に近い状態に。
    午前10時15分 検査により臨床的脳死と確認。
    午後4時15分  2回目の検査でも臨床的脳死と確認。
    午後9時15分  市立病院が男性の家族から脳死判定と臓器摘出の承諾書を受け取る。
 18日午前4時17分  1回目の臓器移植法に基づく脳死判定を開始。
    午後2時46分  2回目の同法に基づく脳死判定を開始。同4時28分に終了し、同法に基づく脳死と判定される。
    午後10時    摘出チームが市立病院に到着。
 19日午前0時37分  男性が手術室に入る。
    午前3時50分  摘出手術が終了。
    午前7時     すい臓が市立病院から搬送される。
    午前10時    谷口良康院長らが市立病院で会見。

----------------------------------------------------------------

2003年10月6日、名古屋市で、25例目の、臓器移植法に基づく脳死判定と臓器移植

 

25例目の脳死移植へ=名古屋の50代男性から
(時事通信)[10月6日18時2分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031006-00000164-jij-soci
 名古屋市の名古屋掖済会病院に入院中の50代男性が6日、臓器移植法に基づく脳死と判定された。男性は臓器提供意思を示すカードを所持しており、日本臓器移植ネットワークは移植の準備に入った。同法施行後、脳死判定は26例目、移植は25例目。 (時事通信)

25例目脳死移植へ 交通事故の50代男性が提供
(共同通信)[10月6日18時42分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031006-00000195-kyodo-soci
 日本臓器移植ネットワークによると、名古屋市中川区の名古屋掖済(えきせい)会病院に交通事故による脳挫傷で入院していた50代男性が6日午前11時43分、脳死と判定された。臓器提供の意思表示カードを持っており、移植の準備が進められた。
 脳死判定は26例目、移植は実施されれば25例目となる。
 心臓は国立循環器病センターで拡張型心筋症の10代女性に、肺は岡山大病院で肺リンパ脈管筋腫症の30代女性に、肝臓は九州大病院で2次性胆汁性肝硬変の30代男性に、膵臓(すいぞう)と片方の腎臓は同時に大阪大病院の糖尿病性腎症の30代女性に、もう片方の腎臓は名古屋市立大病院で女性に、それぞれ移植される予定。

25例目の脳死移植へ 事故の50代男性が提供
(共同通信)[10月6日21時20分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031006-00000257-kyodo-soci
 名古屋市中川区の名古屋掖済(えきさい)会病院に、交通事故による脳挫傷で入院していた50代の男性が6日午前、臓器移植法に基づく脳死と判定された。同法に基づく脳死判定は26例目。男性は臓器提供の意思表示カードを持っており、25例目の脳死移植が7日に行われる予定。
 日本臓器移植ネットワークによると、心臓は国立循環器病センター(大阪府吹田市)で拡張型心筋症の10代女性に、肺は岡山大病院で肺リンパ脈管筋腫症の30代女性(四国在住)に、肝臓は九州大病院で2次性胆汁性肝硬変の30代男性に、膵臓(すいぞう)と片方の腎臓は同時に大阪大病院で糖尿病性腎症の30代女性に、もう片方の腎臓は名古屋市立大病院で女性に移植される見通し。九州大での脳死肝移植は初めて。
 眼球と骨も提供される。小腸は待機患者はいなかった。

25例目の脳死移植始まる
(時事通信)[10月7日11時3分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031007-00000295-jij-soci
 名古屋市の名古屋掖済会病院で脳死と判定された50代男性から7日早朝、臓器が摘出され、各地の病院で移植手術が始まった。脳死移植は25例目。
 肺は岡山大の30代女性、肝臓は九州大の30代男性、膵臓(すいぞう)と腎臓の1つは大阪大の30代女性、もう1つの腎臓は名古屋市立大の女性に移植される。心臓は医学的理由で移植を断念した。

肝臓、腎臓などの移植開始 名古屋の脳死男性から提供
(共同通信)[10月7日14時26分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031007-00000061-kyodo-soci
 名古屋市中川区の掖済(えきさい)会病院で、臓器移植法に基づく脳死と判定された50代男性の臓器摘出手術が7日未明から行われ、摘出後、ヘリコプターや航空機などで大阪、福岡などの各移植施設に運ばれた肝臓や膵臓(すいぞう)などの移植手術が同日午前、始まった。
 脳死提供者からの移植手術の実施は国内25例目。
 大阪大病院では、糖尿病性腎症の30代女性への膵臓(すいぞう)と腎臓の一つの移植が午前8時40分に開始。また、九州大病院では2次性肝硬変の30代男性への肝臓移植が、岡山大病院では肺リンパ脈管筋腫症の30代女性への肺移植がそれぞれ始まり、もう一つの腎臓の移植は名古屋市立大病院で行われた。
 摘出手術は午前4時前から朝にかけて心臓から順次行われたが、心臓は医学的理由で移植が断念された。

交通事故の50代男性、脳死判定−−26例目
【臓器移植取材班】 (2003年10月7日毎日新聞朝刊から)
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200310/07m/012.html
 名古屋市中川区の名古屋掖済(えきさい)会病院に、交通事故による脳挫傷で搬送された50代の男性が6日午前、臓器移植法に基づき脳死と判定された。男性は脳死下で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、家族も提供に同意した。7日早朝までに臓器を摘出し、移植が行われる見通し。同法施行後の脳死判定は26例目、移植は25例目となる。

 日本臓器移植ネットワークによると、心臓は国立循環器病センター(大阪府吹田市)で拡張型心筋症の10代女性▽肺は岡山大(岡山市)で肺リンパ脈管筋腫症の30代女性▽肝臓は九州大(福岡市)で二次性胆汁性肝硬変の30代男性▽すい臓・腎臓同時移植は大阪大(吹田市)で糖尿病性腎症の30代女性▽腎臓は名古屋市立大の女性に、それぞれ移植される見通し。

 男性からは眼球と骨の提供も行われる。脳死移植に伴う骨の提供は、今回が初めてだという。

脳死50代男性の移植手術始まる−−名古屋掖済会病院
【臓器移植取材班】(2003年10月7日毎日新聞夕刊から)
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200310/07e/026.html
 名古屋掖済(えきさい)会病院(名古屋市中川区)で臓器移植法に基づき脳死と判定された50代男性からの臓器摘出は7日午前8時前に終了し、移植手術が各地の病院で始まった。


 肺は岡山大(岡山市)で肺リンパ脈管筋腫症の30代女性▽肝臓は九州大(福岡市)で二次性胆汁性肝硬変の30代男性▽すい臓・腎臓同時移植は大阪大(大阪府吹田市)で糖尿病性腎症の30代女性▽腎臓は名古屋市立大の女性に、それぞれ移植される。国立循環器センター(吹田市)で実施予定だった心臓移植は、男性側の医学的な理由から見送られた。

臓器移植:摘出終わる 心臓は見送りに
【臓器移植取材班】[毎日新聞10月7日] ( 2003-10-07-11:36 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031007k0000e040032001c.html
 名古屋掖済(えきさい)会病院(名古屋市中川区)で臓器移植法に基づき脳死と判定された50代男性からの臓器摘出は7日午前8時前に終了し、移植手術が各地の病院で始まった。

 肺は岡山大(岡山市)で肺リンパ脈管筋腫症の30代女性▽肝臓は九州大(福岡市)で二次性胆汁性肝硬変の30代男性▽すい臓・腎臓同時移植は大阪大(大阪府吹田市)で糖尿病性腎症の30代女性▽腎臓は名古屋市立大の女性に、それぞれ移植される。

 国立循環器センター(吹田市)で実施予定だった心臓移植は、男性側の医学的な理由から移植が見送られた。

脳死移植始まる、心臓は提供見送り
(2003/10/7/11:09 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20031007i203.htm
 今回は家族の同意を得て、脳死下では初めて、下腿骨が愛知県内の医療機関で作る「骨バンク」に提供された。骨は冷凍保存され、病気や事故で骨を損傷したり、人工関節を交換する人へ移植される。

肺や肝臓など全移植終了 患者ら経過は順調
(共同通信)[10月7日21時26分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031007-00000235-kyodo-soci
 名古屋市中川区の掖済(えきさい)会病院で、臓器移植法に基づく脳死と判定された50代男性から摘出された肺、腎臓、膵臓(すいぞう)、肝臓の移植が7日、各地の施設で行われ、夜までにすべて終了した。移植を受けた患者の経過は、いずれも順調という。
 このうち岡山大病院では、肺リンパ脈管筋腫症の30代女性に肺を移植。二つある腎臓のうち片方の移植は、名古屋市立大病院で慢性糸球体腎炎の50代女性に対して行われた。手術はともに午後2時すぎに終わった。
 大阪大病院では、もう片方の腎臓と膵臓の同時移植が糖尿病性腎症の30代女性に対して実施され、午後7時半すぎに終了。九州大病院では、二次性肝硬変の30代男性に対する肝臓移植が行われ、午後8時前に終わった。同病院での脳死肝移植は初めて。

25例目の移植、無事終了
(時事通信)[10月7日23時3分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031007-00000476-jij-soci
 名古屋市中区の名古屋掖済会病院で脳死と判定された50代の男性から摘出された各臓器の移植手術が7日行われ、同日夜までにすべて終了した。脳死移植は25例目。
 肺は岡山大、肝臓は九州大、膵臓(すいぞう)と腎臓は大阪大、もう1つの腎臓は名古屋市立大の患者にそれぞれ移植された。患者の容体はいずれも安定している。心臓は医学的理由で移植を断念した。 

<脳死移植>すべての手術が終了 名古屋掖済会病院
(毎日新聞)[10月7日23時21分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031008-00000078-mai-soci
 名古屋掖済会(えきさいかい)病院(名古屋市中川区)で臓器移植法に基づき脳死と判定された50代男性からの臓器の移植手術は7日夜、すべて終了した。

 肺は岡山大(岡山市)で肺リンパ脈管筋腫症の30代女性▽肝臓は九州大(福岡市)で2次性胆汁性肝硬変の30代男性▽膵(すい)臓・腎臓同時移植は大阪大(大阪府吹田市)で糖尿病性腎症の30代女性▽腎臓は名古屋市立大の女性に、それぞれ移植された。

 国立循環器センター(吹田市)で実施予定だった心臓移植は、提供者側の医学的な理由から移植が見送られた。

<脳死移植>すべての手術が終了 名古屋掖済会病院
(毎日新聞)[10月7日23時24分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031008-00000078-mai-soci
 名古屋掖済会病院で脳死と判定された50代男性からの臓器の移植手術は7日夜、すべて終了した。肺は岡山大で肺リンパ脈管筋腫症の30代女性▽肝臓は九州大で2次性胆汁性肝硬変の30代男性▽膵臓・腎臓同時移植は大阪大で糖尿病性腎症の30代女性▽腎臓は名古屋市立大の女性に、それぞれ移植された。

中国新聞地域ニュース 脳死肺移植が終了 岡山大30代女性 '03/10/8
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03100805.html
 臓器移植法に基づく脳死肺移植手術が七日、岡山大医学部・歯学部付属病院(岡山市)であり、名古屋掖済会病院(名古屋市)で脳死と判定された五十代男性から提供された両肺が、四国地方の三十代女性患者に移植された。術後の患者の容体は安定し、早ければ二カ月で退院できる見通し。

 岡山大病院での手術は、午前六時半に開始。患者の両肺が癒着していたために手間取ったが、九時四十分に摘出を終えた。この間に、名古屋掖済会病院に派遣されたチームが脳死男性から摘出した両肺を持ち帰り、十時から移植に着手。午後二時十三分には、手術が終了した。

 担当した岡山大病院呼吸器外科の伊達洋至講師は「提供された肺の状態、搬送のタイミングが良く、手術は順調に進んだ」と説明している。

 両肺のほか、肝臓は九州大医学部付属病院(福岡市)の三十代男性、すい臓と片方のじん臓は大阪大医学部付属病院(大阪府吹田市)の三十代女性、もう一つのじん臓は名古屋市立大病院(名古屋市)の女性にそれぞれ移植。心臓は医学的な理由で断念した。

----------------------------------------------------------------

2003年10月03日、九州大学医学部付属病院で交換生体腎移植

 

国内初の交換生体腎移植 血液型不適合の2夫婦
(共同通信)[10月3日22時50分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031003-00000251-kyodo-soci

 交換生体腎移植のため手術室に入る40歳代の男性患者=3日午後、福岡市東区の九州大病院(代表撮影)

 九州大病院は3日、妻と夫の間では血液型が異なり移植に障害がある2組の夫婦が、それぞれのドナーを取り換えて腎移植を行う、国内初の「交換生体腎移植」を実施したと発表した。
 2組の夫婦は、50代の健康なB型の夫から50代のA型の妻へ、50代の健康なA型の妻から40代のB型の夫への移植をそれぞれ希望していた。2組の夫婦がほぼ同時期に移植の相談に来たことから、ABO血液型不適合によるリスクを避ける目的で同病院が交換移植を提案したという。
 日本移植学会の倫理指針では、生体臓器移植のドナーは血縁者か家族に限るとされ、今回の移植はこの規定に合わないが、九州大は昨秋の医学部倫理委員会で、今回の組み合わせに限るとした上で実施を承認した。
 同病院では1日、ともにA型の一方の妻からもう一方の妻への移植を実施。3日に、ともにB型の一方の夫からもう一方の夫への移植をした。レシピエントは8年と17年の透析歴を持つ重度の腎不全患者。4人とも術後の経過は順調という。


交換生体腎移植:国内初、夫婦2組で患者と提供者に
【石田宗久】[毎日新聞10月3日] ( 2003-10-03-21:51 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20031004k0000m040094001c.html

 九州大第一外科移植グループは3日、血液型の異なる夫婦2組の提供者と患者の組み合わせを変えた国内初の交換生体腎移植を実施し、成功したと発表した。2組は夫婦間での移植を希望していたが、血液型を合わせることで成功率アップを図った。日本移植学会倫理指針は、健康な体を傷つける生体間移植について、血縁者や家族間が原則としているが、今後は家族以外でも、医療機関の倫理委員会が承認すれば認めることも検討することになっている。

 移植手術を受けたのは(1)福岡市在住の50代の夫婦(夫は健康体の血液型B型で、妻はA型で透析歴8年の腎臓病患者)(2)西日本地区の夫婦(50代の妻は健康体のA型で、40代の夫はB型で透析歴17年の患者)。血液型が同じ夫、妻同士で腎臓を提供、移植し合った。

 昨年夏のほぼ同時期、2組の夫婦が九大に相談に訪れ、腎移植を希望した。医学的な条件がほぼ一致し、4人が一堂に会したうえで「金銭授受はない」「片方だけ移植結果が悪い場合もある」などの説明に納得。九大倫理委員会が承認した。

 移植グループによると、腎移植の成功率は、血液型適合患者の1年間の生存率は95%で、不適合の場合は93%とほとんど変わらないが、移植腎が1年で生着する率は、適合93%、不適合84%と差があるという。

 欧米や韓国では、非血縁者間の腎移植は一般的で、韓国では91〜97年に411例あった生体腎移植のうち189例が非血縁者間、61例が交換生体移植だった。グループの杉谷篤医師は「病気で苦しむ患者の利益を優先した。情報を公開し理解を得たい」と話した。


夫婦2組が交換生体腎移植 「血液型合致のため」−−九州大病院で国内初
【石田宗久】(2003年10月4日毎日新聞朝刊から)
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200310/04m/090.html

  九州大学病院第一外科移植グループは3日、血液型の異なる夫婦2組の提供者と患者の組み合わせを変えた国内初の交換生体腎移植を実施し、成功したと発表した。2組は夫婦間での移植を希望していたが、血液型を合わせて成功率アップを図った。日本移植学会倫理指針は、健康な体を傷つける生体間移植について、血縁者や家族間が原則としているが、今後は家族以外でも、医療機関の倫理委員会が承認すれば認めることも検討することになっている。

  移植手術を受けたのは(1)福岡市在住の50代夫婦(夫は健康体の血液型B型で、妻はA型で透析歴8年の腎臓病患者)(2)西日本地区の夫婦(50代の妻は健康体のA型で、40代の夫はB型で透析歴17年の患者)。移植なしでは将来的な症状悪化は確実で、血液型が同じ夫、妻同士で腎臓を提供、移植し合った。

  移植グループによると、昨年夏のほぼ同時期、夫婦2組が九大病院に腎移植を希望した。医学的な条件がほぼ一致し、4人が一堂に会したうえで「金銭授受はない」「片方だけ移植結果が悪い場合もある」などの説明に納得。九大倫理委員会が承認した。

  腎移植の成功率は、血液型適合患者の1年間の生存率は95%、不適の場合は93%とほとんど変わらないが、移植腎が1年で生着する率は適合93%、不適合84%と差があるという。

  (この記事には図「交換生体腎移植の概念図」があります)


国内初の交換腎移植を実施=「学会指針の先取り」−九州大
(時事通信)[10月4日0時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031003-00000811-jij-soci

 九州大学医学部付属病院は3日、2組の夫婦について、B型の夫同士、A型の妻同士の間で生体腎移植手術を実施したと発表した。こうした夫婦間の「交換腎移植」は国内で初めて。
 当初、1組の夫婦は、血液型がB型の夫から慢性腎不全のA型の妻へ、もう一組の夫婦はA型の妻から同じ病気のB型の夫へ、それぞれ腎臓の提供を希望した。しかし、異なる血液型同士の移植は拒絶反応が強いことなどから、主治医が交換腎移植を計画。昨年十月に同大倫理委員会の承認と本人の同意を得ていた。


http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/news002.html

2夫婦 腎交換移植 国内初 同意受け倫理委承認 九大病院

 九州大付属病院(福岡市)の第一外科は三日、血液型が同じ夫同士と妻同士でそれぞれ腎臓を移植する、夫婦二組による交換生体腎移植手術を国内で初めて実施したと発表した。日本移植学会の倫理指針では、生体臓器移植の臓器提供者(ドナー)を「原則として血縁者または家族に限定する」と規定。手術は指針を逸脱した形だが、第一外科は倫理委員会の承認を受けており「問題はない」としている。

 手術を受けたのは、夫がB型で妻(患者)がA型の夫婦と、夫(患者)がB型で妻がA型の夫婦。一日にA型の妻からA型の妻へ、三日にB型の夫からB型の夫へ腎臓を移植した。術後の経過は順調という。

 両夫婦はそれぞれ二年前に九大病院を訪れ、夫婦間での生体腎移植を希望した。ドナーが二つの腎臓の片方を摘出する生体腎移植は、血液型が異なる場合、拒絶反応が高くなる恐れもある。

 このため、第一外科は、そのリスクが少なくなる交換生体腎移植を両夫婦に提案。二組を引き合わせ同意を得た上で、昨年九月に同病院倫理委に申請し、承認された。

 執刀した杉谷篤講師は「ドナーはもともと臓器摘出の意思があり、提供先が変わっても不利益にはならない。国内でも広まれば、多くの患者がより安全な手術を受けられる」と話している。

■安全確保 どこまで追求

 【解説】生体腎移植手術は免疫療法が進歩した現在、それほどリスクが大きい治療ではない。しかし、日本移植学会は臓器提供者(ドナー)を近親者に限定する指針を出して歯止めを掛けてきた。ドナーを血縁関係のない他人にまで広げれば、金品の授受、ひいては「臓器売買」にまでつながる恐れがあるとの判断からだ。

 九州大が取り組んだ交換生体腎移植は二組の夫婦間が対象。学会が懸念するようなリスクは少ないといえる。実際、海外では珍しい手術ではない。しかし、仮に一方が成功して他方が失敗するようなケースになれば「両夫婦間の落差があまりに大きくトラブルになりかねない」(大学病院の医師)とためらってきたのが現状だ。

 腎不全を患い透析治療を受けている患者は約二十二万人。うち約一万三千人が日本臓器移植ネットワークに登録し、腎移植を希望している。しかし、日本では脳死移植や死体腎移植はまだ限られている。残る生体腎移植も二〇〇一年は五百五十一例。うち血液型が異なる不適合移植も一割強の五十九例。ほとんどが夫婦間の移植だったとみられる。血液型が適合した方が生着率は一割高いとのデータもある。

 「健康な体にメスを入れるのだから、少しでも安全な方法を探るべきだ」として踏み切った九州大の手術が移植医療の在り方に一石を投じたのは間違いない。

 (社会部・山本敦文)

■承認根拠明らかに 加藤俊一・日本移植学会倫理委員長の話

 臓器移植はドナーと患者の関係で個別に判断すべきで、学会として口を挟むつもりはない。だが交換生体腎移植を社会の仕組みとして根付かせようとするならば幅広い論議が必要だ。そのためにも九大倫理委はどのような論議を重ねて承認したのか、学会などで明らかにしてほしい。


http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031007k0000m040046000c.html

交換生体腎移植:患者、ドナー計4人とも極めて順調に回復

 九州大学病院第一外科は6日、今月初めに実施した国内初の交換生体腎移植の患者、腎臓提供者(ドナー)計4人の術後の経過を発表した。感染症などの危険な兆候もなく、4人とも極めて順調に回復しているという。

 移植を受けた患者のうち、先に手術した50代の女性は食事を取れるようになり、無菌室内を歩くまでに体力が回復している。もう一人の40代の男性も6日朝から水分の摂取が可能になった。2人のドナーはともに歩行を始めるなど健康に問題はないという。
[毎日新聞10月6日] ( 2003-10-06-19:18 )


http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20031008k0000m040124000c.html

生体臓器移植:親族以外からも条件付きで容認 移植学会

 日本移植学会(深尾立理事長)は7日、倫理指針の改定案を公表し、血縁者や家族間に限っていた生体臓器移植を、今後は、それ以外の間柄でも条件付きで認めることにした。個々のケースの是非については、移植を実施する医療機関の倫理委員会が判断する。27日の学会総会で承認される予定だ。

 倫理指針は、健康な人の体を傷つけるのは基本的には望ましくないとした上、生体ドナー(臓器提供者)を「血縁者または家族に限定」としていた。しかし臓器移植法施行後も脳死移植が25例と少なく、生体移植への期待が高いため、学会は対象者の拡大を検討。「血縁関係の強さだけで限定するのは適切ではない」とし、血縁者や家族以外も認めることにした。

 ただし、ドナーの意思が他人からの強制でないことを、ドナーの権利を保護する立場にある第三者(家族や移植医療関係者以外)が確認することを実施の条件とした。

 また未成年者はこれまでドナーになれなかったが、改定案は(1)成人に匹敵する判断能力がある(2)十分な説明を受け、書面で同意――などの条件で16歳以上の未成年の提供も認めるとした。

 学会倫理委員会の加藤俊一委員長(東海大医学部教授)は「増え続ける生体移植の実情に対応し、同時に無制限に拡大することのないよう、歯止めをかけるものだ」と話している。
【江口一】[毎日新聞10月8日] ( 2003-10-08-00:34 )

----------------------------------------------------------------

「臓器移植患者団体連絡会」、家族の同意だけで臓器提供できるように法改正求める

http://www3.nhk.or.jp/news/2003/09/19/k20030918000184.html

NHKニュース
家族の同意だけで臓器提供を

臓器移植法が施行されてまもなく6年になりますが、臓器提供が少ない状態が続いています。このため臓器移植を必要とする患者団体が、家族の同意だけで脳死からの提供を認めるよう、法律の改正を求めていくことになりました。


http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030919k0000m040085001c.html
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200309/19m/072.html

臓器移植法:患者6団体が改正求める

 自民党を中心に進められている臓器移植法の見直し作業について、移植関連の患者6団体による「臓器移植患者団体連絡会」(大久保通方代表幹事)は18日、「本人が臓器提供を拒否する意思を示していない限り、年齢を問わず遺族の同意のみで提供できる」ように改正することを求める方針を明らかにした。

 これまでは、同法が認めていない15歳未満の脳死臓器提供を認めるよう要求していたが、脳死移植が24例にとどまっている現状を考慮、移植医療をもっと定着させる必要があるとして方針転換した。

 同会はまた、臓器移植の普及啓発に、米国で発案された「グリーンバッジ」を使うことにした。絡み合った枝が臓器の提供者と移植者という二つの生命のつながりを示すデザインで、米国では移植医療に賛意を示すため市民が身につけているという。【江口一】
[毎日新聞9月19日] ( 2003-09-19-06:17 )

 

----------------------------------------------------------------

2003年09月17日、京都大医学部付属病院で肝臓と小腸の生体同時移植

 

臓器移植:国内初の肝臓、小腸の生体同時移植へ 京大病院
【野上哲】[毎日新聞9月17日] ( 2003-09-17-21:59 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200309/18/20030918k0000m040109000c.html

 京都大医学部付属病院(京都市)は17日、肝臓と小腸の生体同時移植手術を山口県に住む1歳の女児に対して19日に行うと発表した。田中紘一院長によると、肝・小腸の同時移植は国内初。欧米では脳死患者からの同時移植は一般的だが、生体移植は恐らく例がないという。

 同病院の説明では、肝臓と小腸の一部を提供するのは女児の家族2人。女児は小腸がくびれて次第に壊死する「小腸多発閉鎖症」という病気に生まれつきかかっており、4度の手術を経て小腸がほとんどない状態。2カ月前から急速に肝障害が進行し、病院側は同時移植しか救命手段がないと判断した。

 田中院長は「小腸は拒絶反応が強く、感染症に慎重に対処する必要がある」と話した。


初の肝・小腸移植始まる=難病の1歳女児へ−深夜に終了・京大病院
(時事通信)[9月19日12時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030919-00000814-jij-soci

 難病で小腸のほぼ全体を除去した上、肝不全を起こした山口県の女児(1つ)に対し、家族2人の肝臓と小腸を同時に移植する手術が19日午前、京都大学付属病院(京都市左京区)で始まった。肝臓と小腸の同時生体移植は国内初。海外では脳死患者からの同時移植が数多いという。
 ドナーは父親と叔母で、ともに20代。父親から肝臓の一部、叔母から小腸の一部をそれぞれ女児に移植する。手術は順調に進めば同日深夜には終了する見通し。 


移植:肝臓、小腸の生体同時移植手術が終了 京大病院
[毎日新聞9月20日] ( 2003-09-20-01:23 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030920k0000m040163000c.html

 京都大医学部付属病院(京都市左京区)で行われていた、山口県に住む1歳の女児に対する国内初の肝臓・小腸の生体同時移植手術が20日午前0時44分、終了した。女児と、肝臓の一部を提供した父親、小腸の一部を提供した叔母の容体は、いずれも落ち着いているという。

 女児は生まれつき、小腸がくびれて次第に壊死(えし)する「小腸多発閉鎖症」という病気。度重なる手術で小腸がほとんど切除され、2カ月前から肝障害も急激に進んだ。


初の肝・小腸移植が終了=難病の1歳女児に−京大病院
(時事通信)[9月20日2時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030920-00000019-jij-soci

 京都大学付属病院で19日午前から行われていた山口県の女児(1つ)に対する肝臓と小腸の同時移植手術は20日午前0時45分ごろ、終了した。同病院は「容体は落ち着いている」としているが、術後管理に万全を期して経過を見守る。


肝臓・小腸同時移植の1歳女児、2か月後に死亡
(2004/1/12/13:56 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20040112i106.htm


肝臓・小腸同時移植の1歳女児、2か月後に死亡
(読売新聞)[1月12日14時0分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040112-00000106-yom-soci


肝・小腸移植の女児死亡 京大発表
(共同通信)[1月12日16時4分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040112-00000062-kyodo-soci

 京都大病院(京都市左京区)で昨年9月、国内初の生体肝・小腸の同時移植手術を受けた女児(1つ)が2カ月後、多臓器不全のため死亡していたことが12日明らかになった。
 京都大によると、小腸は他の臓器に比べ拒絶反応が強く、女児は移植後間もなく拒絶反応を示し、強力な免疫抑制剤を使用した。しかし昨年10月末以降、全身の状態が悪化し11月中旬に京都大病院で死亡したという。
 女児は生まれつき小腸が数カ所でふさがっている「小腸多発閉鎖症」で、移植手術以前の4回の切除手術で小腸のほとんどが失われた。  さらに、静脈から栄養を注入する治療で肝臓への負担が増し、肝機能が悪化し肝不全も起こしていた。
 移植手術では、20代の父親から肝臓の約2割、20代のおばから小腸の約3割をそれぞれ提供された。
 京都大は、遺族の要望で発表が遅れたとしている。


肝・小腸同時移植の女児死亡=2カ月後の昨年11月−京大病院
(時事通信)[1月12日19時1分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040112-00000032-jij-soci

 京都大学付属病院(京都市左京区)で昨年9月、国内で初めて肝臓と小腸の同時生体移植を受けた山口県の女児(1)が、約2カ月後の昨年11月に多臓器不全で死亡していたことが12日、分かった。同病院によると、遺族から「気持ちが落ち着くまで差し控えてほしい」との要望があったことなどから、公表が遅れたという。
 女児は先天的に小腸の複数個所が閉塞(へいそく)した小腸多発性閉鎖症という難病だった。小腸のほとんどを除去する手術を受けた後、肝不全を併発し、山口県の病院から転院。昨年9月19日に父親から肝臓、叔母から小腸のそれぞれ一部を提供され、約14時間に及ぶ移植手術を受けた。
 しかし、10月初めに小腸の移植部分に強い拒絶反応が起こり、免疫抑制剤を投与するなどしたが、11月16日に死亡したという。


肝・小腸同時生体移植の女児、11月に死亡 京都大発表
(01/12 19:42)
http://www.asahi.com/national/update/0112/022.html

 京都大病院で昨年9月に国内で初めて肝臓と小腸の同時生体移植を受けた山口県の1歳の女児が11月に亡くなったと12日、同病院が発表した。死因は移植した小腸の拒絶反応などによる多臓器不全という。成功率が低い小腸移植に肝移植を組み合わせて2人の臓器提供者に負担をかけた手術の是非や、情報公開の遅れが今後問われそうだ。

 女児は、小腸が繰り返しふさがる小腸多発閉鎖症で、患部を切除する手術を4回受け、ほとんど小腸がなくなっていた。点滴で栄養を補給していたが、副作用で肝不全を併発。山口県から京大病院に転院直後に「移植しなければ約1週間で亡くなる」と診断を受け、昨年9月19日から20日未明にかけ、父から肝臓の一部、叔母から小腸の一部の提供を受けた。

 手術の2週間後で移植した小腸に拒絶反応が現れ、免疫抑制剤で治療したが改善しなかった。その後、免疫機能の低下などから感染症にかかり、11月16日に亡くなった。

 発表が死亡から2カ月近くたった12日になった点について、担当医師の田中紘一病院長は「遺族から、発表は落ち着くまで待って欲しいと依頼され、その後、私が多忙のため失念した。申し訳ない」と説明した。死亡については「あらゆる手段を尽くしたが残念だ。今後もあらゆるノウハウを取り入れ、移植医療を前に進めたい」と話す。

 女児への移植について京大「医の倫理委員会」は「女児への負担は大きいが、ほかに手段がない」と移植を承認した。日合弘・同委員長と医師が家族に対し計3回説明して同意を得たという。

 脳死による移植の少ない日本では、生体移植が主流で、その種類も肝臓などの単独移植から膵(すい)腎同時など多種臓器同時へと広がりつつある。しかし、複数の健常な提供者の体を傷つける生体複数移植の実施の是非は実施施設の倫理委員会に任せきりなのが現状だ。


国内初の肝・小腸同時移植を受けた女児が死亡
(2004/1/12/19:44 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040112i212.htm


国内初の肝・小腸同時移植を受けた女児が死亡
(読売新聞)[1月12日19時49分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040112-00000212-yom-soci


肝・小腸移植の女児死亡 京大で手術2カ月後
(共同通信)[1月12日20時22分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040112-00000134-kyodo-soci

 京都大病院(京都市左京区)で昨年9月、国内初の生体肝・小腸の同時移植手術を受けた山口県の女児(1つ)が2カ月後、多臓器不全のため死亡していたことが12日明らかになった。
 京都大によると、小腸は他の臓器に比べ拒絶反応が強く、女児は移植後間もなく拒絶反応を示し、強力な免疫抑制剤を使用した。しかし昨年10月末以降、全身の状態が悪化し11月中旬に京都大病院で死亡したという。
 女児は生まれつき小腸が数カ所でふさがっている「小腸多発閉鎖症」で、移植手術以前の4回の切除手術で小腸のほとんどが失われた。  さらに、静脈から栄養を注入する治療で肝臓への負担が増し、肝機能が悪化し肝不全も起こしていた。
 移植手術では、20代の父親から肝臓の約2割、20代のおばから小腸の約3割をそれぞれ提供された。
 京都大は、遺族の要望で発表が遅れたとしている。


国内初の肝・小腸同時移植を受けた女児が死亡
(読売新聞)[1月12日20時45分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040112-00000212-yom-soci


肝臓・小腸の生体同時移植の女児、昨年11月に死亡−−京都大医学部付属病院
【田村晃一】(毎日新聞2004年1月13日東京朝刊から)
http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/details/science/zouki/art/040113M115_4126001E10EB.html

 京都大医学部付属病院(京都市)は12日、昨年9月に国内初の肝臓と小腸の生体同時移植手術を受けた山口県内の女児(当時1歳)が同11月に死亡したと発表した。公表が約2カ月後となったことについて、遺族が「少し落ち着くまで発表を遅らせてほしい」と病院側に要請し、病院側もその後、公表の件を忘れていたという。

 女児は、生まれつき小腸にくびれが出来る「小腸多発閉鎖症」で、9月19日に父親から肝臓の一部、叔母から小腸の一部の提供を受けた。その後、小腸で強い拒絶反応を起こし、11月16日に多臓器不全のため死亡した。

----------------------------------------------------------------

 

2003年9月12日、千葉県船橋市立医療センターで、24例目の、臓器移植法に基づき脳死と判定された患者から移植のための臓器の摘出

 

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030912k0000e040043000c.html

脳死判定:24例目の臓器移植へ 千葉・船橋

 千葉県船橋市の同市立医療センターで、脳こうそくで入院中の60代の男性が11日夜、臓器移植法に基づき脳死と判定された。日本臓器移植ネットワークによると、男性は脳死下で臓器を提供する意思を示したドナーカードを所持しており、家族も提供に同意した。12日中に臓器を摘出し、移植が行われる見通し。同法施行後の脳死判定は昨年12月30日以来で25例目、移植は24例目となる。

 肺は岡山大(岡山市)で原発性肺高血圧症の20代男性、肝臓は京都大(京都市)で先天性肝・胆道疾患の10歳未満の女児、腎臓は国立佐倉病院(千葉県佐倉市)と東京女子医科大(東京都新宿区)で慢性腎不全の40代と50代の男性にそれぞれ移植される予定。心臓は医学的理由から、すい臓は適合する患者がいないため、実施が見送られた。
【臓器移植取材班】[毎日新聞9月12日] ( 2003-09-12-12:00 )


http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030913k0000m040159002c.html

脳死移植:膵島細胞を分離、治療実現なら国内初 国立佐倉病院

 千葉県佐倉市の国立佐倉病院は12日、船橋市立医療センターで臓器移植法に基づき脳死と判定された60代男性から膵臓(すいぞう)を摘出して膵島(ランゲルハンス島)細胞を分離したと発表した。13日午前に凍結保存する作業を行う。膵島細胞は血糖値を下げるインスリンを分泌する働きがあり、糖尿病患者への移植は治療効果が期待できる。実際に治療が実施されれば国内で初となる。

 脳死と判定された患者の肺、肝臓、腎臓は移植のために各地の病院に搬送されたが、膵臓は適合する患者がいなかったため、移植が見送られた。佐倉病院はこの膵臓から膵島細胞を分離、凍結保存する同意を患者の家族から得た。その上で、膵臓を摘出し、12日夕に同病院に搬送した。

 治療が有効なのはインスリン依存型の糖尿病で、細胞を含む液体を特殊なチューブで体内に送り込み移植する。移植には数人分の膵島細胞が必要と言われる。海外では多数の実施例があるが、日本ではまだ行われていない。

 他の臓器は同日夜にかけて各病院で移植手術が行われた。
【臓器移植取材班】[毎日新聞9月13日] ( 2003-09-13-01:35 )


http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003sep/13/W20030913MWC2K100000024.html

Kyoto Shimbun 2003.09.13 News
脳死肝移植手術が終了
 京都大

 京都大医学部付属病院(京都市左京区)で行われていた九州地方の先天性肝・胆道疾患の女児(10歳未満)への脳死肝移植は、開始から約10時間半後の13日午前3時47分に終了した。

 臓器移植外科(田中紘一教授)によると、手術は順調で、女児の全身状態も落ち着いているという。


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03091301.html
中国新聞地域ニュース
岡山大で脳死肺移植 '03/9/13

 臓器移植法に基づく脳死判定を受けた患者から提供された肺を移植する手術が十二日、岡山大医学部付属病院(岡山市)であった。千葉県船橋市の病院で患者の両肺を摘出し、岡大病院に搬送。高知県在住の二十代男性への移植を始め、手術は午後十一時前に終了した。脳死肺移植は中国地方では三例目で、いずれも岡大病院が実施している。

 移植手術を受けた患者は、肺動脈圧が上がって呼吸困難を起こす難病「原発性肺高血圧症」を一九九二年に発症。九九年八月から岡大病院への入退院を繰り返し、同年十二月から日本臓器移植ネットワークに待機患者登録していた。

 提供したのは船橋市立医療センターに脳こうそくで入院していた六十代の男性患者で、十一日夜、脳死と判定された。肺提供の連絡を受け、岡大病院第二外科の医師ら五人が同センターへ出向き、十二日午後、空路で両肺を持ち帰った。移植に向けた手術は肺の到着に先立って午後三時二十二分に始まり、両肺を搬入後、移殖に着手した。

 両肺のほか、摘出された肝臓は京都大医学部付属病院(京都市)の先天性肝・胆道疾患の十歳未満の少女、じん臓は国立佐倉病院(千葉県佐倉市)の四十代男性と東京女子医科大(東京都内)の五十代男性に移植。心臓、すい臓は医学的理由などで移植を断念した。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030914-00000051-mai-soci

<脳死移植>ドナーの膵島細胞の凍結保存作業終了 千葉・佐倉

 千葉県佐倉市の国立佐倉病院は13日午後、船橋市立医療センター(同県船橋市)で臓器移植法に基づき脳死と判定された60代男性の膵臓(すいぞう)から取り出した膵島(ランゲルハンス島)細胞の凍結保存作業を終えた。将来、重い糖尿病患者に移植される。
【臓器移植取材班】(毎日新聞)[9月13日21時11分更新]


http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03091403.html
中国新聞地域ニュース
患者の容体安定 岡山大の脳死肺移植 '03/9/14

 岡山大医学部付属病院(岡山市)であった脳死肺移植手術から一夜明けた十三日、手術を受けた高知県内の二十代男性の容体は安定している。移植肺も順調に機能し、術後に入った集中治療室から二週間ほどで一般病棟に移れる見通し。

 同病院では十二日深夜の移植手術終了後、第二外科の清水信義教授らが会見。執刀した伊達洋至講師は「準備ができた直後に臓器が到着するなど、すべてがタイミングよくできた」と手術が順調に進み、成功したことを説明した。

 患者は術後の経過も良好で、十三日午前、医師から手術の成功を伝えられると、両手で「OK」のサインを示し、うれしそうな表情を浮かべた、という。

 患者は、千葉県内の病院に脳こうそくで入院していて脳死と判定された六十代の男性から両肺を提供された。病院は今後、患者の移植肺とともに循環器機能などの推移も慎重に見守る方針。

----------------------------------------------------------------

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030906-00000066-kyodo-soci
心臓移植の患者連絡会発足 内外で手術の19人

 心臓移植手術を受けた患者同士が情報を交換しようと、国立循環器病センター(大阪府吹田市)で術後管理を受けている患者や家族らが6日、同センターに集まり、連絡会を発足させた。
 同センターで移植を受けた8人と、海外に渡航して移植を受けた11人(うち小児移植7人)の計19人が参加。
 海外で移植を受けた羽山友菜ちゃん(4つ)は両親と出席。母親は「子どもの歩く姿、しゃべる姿を見たいと思っていた。移植して別人のように子どもらしい顔をするようになった」とうれしそうに話した。
 会では同センターの北村惣一郎総長があいさつ。「今はやりの再生医療が心臓移植に取って代わるのは、ここにいる子に孫ができるころだろう」と現時点での移植医療の重要性を訴えた。
 連絡会では患者と家族が、毎日免疫抑制剤をのみながら感染に気を使うことなど、生活上の悩みや工夫を語り合うとともに、日本でも小児移植が可能になるよう法整備を訴えたり、心臓移植の普及のため臓器提供者(ドナー)登録を呼び掛けたりしていく。(共同通信)
[9月6日12時12分更新]

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030906k0000e040033000c.html
http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/892225/90S919f88da90A98A978d89ef-0-1.html
臓器移植:国循入院患者が心臓移植連絡会発足

 脳死からの心臓移植実施施設である国立循環器病センター(大阪府吹田市)に入院し、国内外で心臓移植を受けた患者12人が参加して6日、心臓移植患者連絡会「COCORO(こころ)会」を発足させた。移植後の生活について情報交換したり、臓器提供に対する理解を社会に広めるのが目的。この日、同センターで患者3人が会見、写真撮影に応じて「元気になった姿をアピールして、移植の機会を増やしたい」などと話した。

 臓器移植法に基づく脳死からの心臓移植は、これまで17例実施され、うち8人が同センターで移植を受けた。このほか、同センターの患者11人が海外に渡航して移植を受け、ほとんどが社会復帰している。この日会見したのは、国内で移植を受けた男性2人と海外で受けた女児1人。【今西拓人】
[毎日新聞9月6日] ( 2003-09-06-11:29 )

http://www.mainichi.co.jp/area/wakayama/news/20030905k0000c030002000c.html
認知度低い皮膚移植 和歌山市で県内初の提供手術 「知識の普及を」

 脳死患者からの臓器提供を可能にした臓器移植法が97年に施行されて6年。しかし、皮膚などの組織移植については同法にも明記されず、移植のための体制も整っていない。そんな中、堀口整形外科病院(和歌山市本町5)の豊田宜男医師(54)は今年5月、脳梗塞(こうそく)で亡くなった60代の男性から皮膚提供を受ける県内初の手術をした。「皮膚さえあれば助かるやけど患者がたくさんいることを知ってほしい」と、知識の普及を訴える。

 提供された皮膚は、近畿スキンバンク(事務局=大阪府吹田市の千里救命救急センター)に冷凍保存され、急患への移植を待つ。

 スキンバンクなどによると、皮膚の30%以上をやけどすると空気中の細菌への抵抗力がなくなって敗血症を発症しやすくなり、年間2000〜3000人のやけど患者が死亡するという。最善の治療法は他人からの皮膚移植。皮膚提供は脳死患者に限らずできるが、提供者は少ないという。

 豊田さんは92年に大阪府高槻市の救急センターに就任。皮膚がないためにやけど患者が亡くなる場面に何度も立ち会った。92年夏には、50年以上前にスキンバンクが設立され、皮膚移植が日常的に行われているアメリカの医療現場を訪ねた。皮膚の90%を超えるやけどを負った患者が移植手術で助かるのを目の当たりにし「日本では死ななくていいはずの患者が死んでいる」との思いを強くしたという。

 93年に発足した近畿スキンバンクに当初から参加。組織移植の啓発活動として大学などで講演しているが、アンケートで「やけどで死ぬことがあるのを知っている」と答えた学生は、医学部でも半分にも満たないという。認知度の低さを反映するように、昨年の近畿での提供件数は4件だけで、今年に入ってからは県内での1件にとどまっているという。

 皮膚だけでなく、臓器移植も十分に浸透していない。臓器移植法の施行後、全国の24人、うち和歌山では2人の脳死患者から臓器提供があったが、昨年12月を最後に提供が絶えている。日本臓器移植ネットワークの県臓器移植コーディネーターの仲井照和さん(46)は「現在は提供するかどうかを選択するのに必要な知識そのものが普及していない。移植について家族で話し合う機会をつくってほしい」と話す。 【小林多美子】

http://web.kamogawa.ne.jp/~ichi/cre-k/sugibbs2/trees.cgi?log=&v=260&e=msg&lp=260&st=0
AERA 2003.8.11号、p.70-71に、「子どもの移植に揺れる体験者〜脳死の子の臓器移植が現実味を増し〜」(編集部 : 荒 香帆里)が掲載されました。

「脳死の子からの移植問題が動き始めている。一つの命を助けるとき、別の命が終わる。心臓死の子どもの移植を体験した親たちの思いは。」
(写真 : 1987年、剛亮君の腎臓を提供した男性の母親から感謝の手紙をもらった。「いまどうしているのか知るのは少し怖い」と語る杉本健郎さん。日本小児科学会でも自身の体験を話す)
(写真 : 吉川隆三さん夫妻と忠孝君。写真は家中に飾ってある。カレンダーには忠孝君の誕生日が書いてある)
--------------------------------
 愛知県豊橋市のタクシー運転手、吉川隆三さん(54)は6月、日本小児科学会の「15歳未満の子どもからの脳死臓器移植を容認する」という提言を知り、複雑な思いだ。
 5歳だった長男の忠孝君は、1984年に病気で倒れた。心臓が止まってから腎臓を2人の大人に提供した。
(中略)
「子どもの脳死移植も、道筋をつけなければならないと思う。でも、この議論にはドナー(臓器提供者)家族の思いが抜けている。移植が必要な子どもの親もドナー家族も、わが子を救いたいという思いは同じなんです」
(中略)
愛知県の会社員河原克彦さん(42)は、次女の実加ちゃんを2歳のときに亡くし、腎臓を提供した。
「法改正で家族だけの意思で提供できるようになったら、移植を進めたい人たちに利用される恐れもある。家族の判断で提供した場合、100%理解したつもりでもあとで迷う。改正案をつくる人たちには、こう思っている家族がいることを覚えていて欲しい」
(中略)
『子どもの脳死・移植』(クリエイツかもがわ)を書いた京都市の小児科医、杉本健郎さん(54)も、ドナー家族の一人だ。長男の剛亮君は85年3月15日、トラックにはねられた。脳死状態になり、親の了解で人工呼吸器を外し、心臓が止まるのを待って腎臓を提供した。
(中略)
「子どもが望んだかどうか、ドナー家族は一生苦しみます。脳死移植を進める上で、子どもの意思を尊重することが一番、大事です」
--------------------------------


http://www.the-em.co.jp/
http://www.creates-k.co.jp/kirinuki/nousi2.htm
「教育医事新聞」〔夏季<6月・7月>特別合併号〕2003年6月25日号 / 7月25日号(第226号・第227号)に、「特別取材レポート/ 子どもの脳死・移植〜臓器移植法施行から6年〜子どもの自己決定権確保を」が掲載されました。

「15歳未満 脳死移植 / 子どもの自己決定権確保を」
(関西医科大学男山病院小児科 / 日本小児科学会・倫理委員会委員 / 杉本健郎)
「・意思表示可能の見解多い・ドナー家族の立場理解し・専門調査機関を設けよう」
(写真 : 信州大学における女子中学生の生体肝移植 / 『子どもの脳死・移植』杉本健郎著、クリエイツかもがわ、2003年5月11日)
--------------------------------
臓器移植法の施行から6年。15歳未満からの脳死臓器移植を可能にしようとの議論が続いている。最大の争点は親の承諾だけで臓器提供を認めるか否か。海外で心移植を受けるしかない患者の切実な思いがある一方で、慎重意見も多い。「子どもの脳死・移植」(かもがわ出版・1800円)の著者で、ドナー家族となった自らの経験や小児神経科医としての立場から提言する杉本健郎・関西医科大学助教授(男山病院小児科部長)に聞いた。
--------------------------------


------------------------------------------------

http://backno.mag2.com/reader/BackBody?id=200307281650000000006653000
ごまめの歯ぎしり メールマガジン版 河野太郎の国会日記
生命倫理研究議員連盟による「臓器移植に関する国会議員アンケート」の中間報告がまとまりました。
(回答数 衆議院78、参議院61、合計139)
 

Q1 臓器移植法の施行後五年以上が経過して、脳死下での臓器提供が23件という数字について、どう思いますか。

1脳死下での臓器提供件数が少ない
45%
2どちらかというと脳死下での臓器提供件数が少ない
45%
3このぐらいの数字でよい
 3%
4どちらかというと脳死下での臓器提供件数が多い
 0%
5脳死下での臓器提供件数が多い
 4%
無回答                    
 3%

Q2 現在の臓器移植法では、15歳未満の者からの臓器提供ができず、外国で、臓器提供を待つ子供が増えています。
15歳未満の者からの臓器提供について、どう思いますか。

1臓器提供ができないのはやむを得ない
12%
2どちらかというと臓器提供ができないのはやむをえない
7%
3どちらかというと臓器提供ができるようにするべきだ
43%
4臓器提供ができるようにするべきだ
35%
 無回答
2%

Q3 C型肝炎などの原因により、肝臓移植を必要とする者が日本国内で年々増えていますが、脳死からの臓器提供が極めて少ないため、圧倒的多数は、健康な家族の肝臓の一部を切り取って移植する生体肝移植を受けています。また今年に入って生体肝移植のドナーが亡くなるというできごとが起きています。日本国内の肝臓移植の圧倒的多数が生体肝移植であることをどう思いますか。

1生体肝移植が多数でもやむを得ない
11%
2どちらかというと生体肝移植が多数でもやむを得ない
21%
3どちらかというと脳死移植を多数にするべきだ
35%
4脳死移植を多数にするべきだ
27%
無回答
6%

Q4 脳死からの臓器提供にあたって、生前に意思を明確にしておくことにより、脳死になった者の親族に優先的に臓器を提供することができるようにすべきだという意見があります。このことについてはどう思いますか。

1親族が優先的に臓器提供を受けられるべきだ     
25%
2どちらかというと親族が優先的に臓器提供を受けられるべき    
35%
3どちらかというと親族が優先的に臓器提供を受けられるのはおかしい
20%
4親族が優先的に臓器提供を受けられるのはおかしい     
14%
無回答    
 6%

Q5 臓器移植法の法整備を進め、日本国内で脳死からの臓器提供が増えるようにするべきだと思いますか。

1脳死からの臓器提供を増やすべきだ
50%
2どちらかというと脳死からの臓器提供を増やすべきだ
31%
3現行のままでよい
6%
4どちらかというと脳死からの臓器提供を増やすべきではない
2%
5脳死からの臓器提供を増やすべきではない
6%
無回答  
5%



http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030729k0000m010030000c.html
脳死移植:議員の8割が「法整備により増やす」

 超党派の「生命倫理研究議員連盟」(代表・中山太郎衆院議員)は28日、全国会議員(722人)対象の、脳死臓器移植と法整備に関するアンケートの中間結果を発表した。「法整備により移植を増やす」とする意見が81%を占めた。

 23日に配布し、28日午前中までに139人(衆院78、参院61)から回答があった。臓器移植法施行後5年間の脳死臓器提供が23件であることについて、90%が「少ない」と答え(「どちらかといえば」を含む)、「現状でいい」は3%。同法で認められていない15歳未満の臓器提供に関しては「提供できるようにすべきだ」(同)が78%。「提供できないのはやむを得ない」という答えは19%だった。

 中山代表は「脳死移植が少ない現状を何とかしなければという意識は高い」と話した。見直し作業の中核である自民党の調査会も今後、法改正を含めて議論し、今秋を目標に素案をまとめるという。【元村有希子】

[毎日新聞7月28日] ( 2003-07-28-18:49 )

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030728-00000126-kyodo-soci
社会ニュース - 7月28日(月)18時10分
8割が子供の臓器提供必要 国会議員の意識調査

 超党派の国会議員でつくる生命倫理研究議員連盟(中山太郎会長)は28日、脳死移植について全国会議員を対象に意識調査したところ、19%の議員が回答、その78%が15歳未満の子供の脳死臓器提供を「できるようにすべきだ」との意見だったと発表した。
 中山会長は「多くの子供が海外で移植を受けている現状を踏まえ、移植について議員の認識が深まっている証拠。次の国会の開会直後に議論を始めるための資料にしたい」としている。
 調査は記名式で、国会議員727人(欠員を除く)のうち、139人が回答した。
 15歳未満からの臓器提供について「どちらかと言うと」も含めると「できるようにすべきだ」は109人(78%)で、否定的な27人(19%)を大きく上回った。(共同通信)
[7月28日18時10分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030728-00000622-jij-pol
政治ニュース - 7月28日(月)17時5分
脳死臓器提供「増やすべきだ」=国会議員の8割占める

 超党派の国会議員でつくる「生命倫理研究議員連盟」(中山太郎会長)の脳死臓器提供に関する緊急議員アンケートで、約8割が脳死からの臓器提供を今より増やすべきだと考えていることが28日、分かった。中山会長は「議員の中に、脳死下での臓器提供が少ない現状を変えようという意識が強いことが分かった」としており、結果を今後の臓器移植法の見直し議論に生かす考え。 (時事通信)
[7月28日17時5分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030723-00000001-mai-l20
長野ニュース - 7月23日(水)20時50分 長野 | 新潟
信大医学部、肝移植手術200例突破 5年後生存率は80%台 /長野

 ◇国内では3施設目
 松本市の信州大医学部(大橋俊夫学部長)は22日、同大として200例と201例目となる肝移植手術を付属病院で実施した。肝移植が200例を超えたのは国内では京都大、東京大に次いで3施設目。移植を受けた患者の5年後生存率は小児が84%、成人が83%と全国平均よりも高い。国内ではトップクラスの実績という。
 今回の手術は生体ドミノ肝移植。代謝性の肝疾患「アミロイドポリニューロパシー」(FAP)の20代の男性に50代の父親の肝臓の一部を移植。さらに、この20代の男性から摘出した肝臓を中国地方に住む50代の肝がん男性に移植する。手術は午前9時ごろに始まり、同日深夜終了の予定。
 FAPは肝臓が異常なアミロイド(たんぱく質の一部)をつくり、内臓などに機能障害を起こすが、発症まで20年以上かかると言われ、他の肝機能は正常なため、有効な治療として別の患者へのドミノ移植となった。
 信大では90年6月に幕内雅敏教授(現東大教授)を中心に、胆道閉鎖症に苦しむ7歳の女児に父親の肝臓の一部を移植する国内3例目、同大初の生体肝移植を実施。健康な人の肝臓にメスを入れることが当時倫理面で議論にもなった。その後、小児より条件が厳しい成人への移植や非血縁者間の移植も成功させ、生体肝移植が定着。99年には国内初の脳死肝移植を実施し、注目された。
 これまでに生体肝移植を195例、脳死肝移植を4例実施。02年4月には、自民党の河野洋平元外相(66)に、長男で同党の太郎衆院議員(40)の肝臓の一部を移植する生体肝移植手術も行った。【森有正】(毎日新聞) [7月23日20時50分更新]


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030723-00002074-mai-soci
社会ニュース - 7月22日(火)22時59分
<脳死移植>全国会議員対象にアンケ

 超党派の生命倫理研究議員連盟は22日の会合で全国会議員を対象に、脳死移植に関するアンケートの実施を決めた。23日にもアンケート用紙を配布する。臓器移植法の改正論議を深めるためのもので、質問は脳死移植はこれまで23例だが、どう考えるか、現在認められていない15歳未満の臓器提供をどう思うかなど5項目。(毎日新聞)
[7月22日22時59分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030722-00000481-jij-soci
社会ニュース - 7月22日(火)21時3分
脳死移植で議員アンケート実施へ

 脳死問題を検討する超党派の「生命倫理研究議員連盟」は22日、脳死臓器移植の在り方について考える会合を都内で開き、全国会議員を対象にした意識調査をすることを決めた。 (時事通信)
[7月22日21時3分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030722-00000172-kyodo-soci
社会ニュース - 7月22日(火)20時23分
子供の臓器提供で意識調査 全国会議員を対象

 超党派の国会議員でつくる生命倫理研究議員連盟(中山太郎会長)は22日、子供の脳死臓器提供などについて、全国会議員を対象とした意識調査を行うことを決めた。
 臓器移植法で15歳未満の脳死臓器提供が認められておらず、子供が相次いで海外で移植を受けている問題や、脳死臓器移植が増えない現状について議員の考えを聞き、同法改正論議の資料にしたい考え。
 1997年に施行された同法の付則には「3年をめどに必要があれば見直す」とあるが、見直しは行われなかった。中山会長は「その結果、今の状況があるわけだが、どう思うか率直に聞きたい」と話した。(共同通信)
[7月22日20時23分更新]


http://www.mainichi.co.jp/news/article/200306/28/016.html
「遺族同意のみで提供可」 生前「拒否」なければ 臓器移植法・自民改正素案

 ◇15歳未満も適用

 自民党を中心に進められている臓器移植法の見直し作業で、改正案(素案)に「本人が生前、臓器提供を拒否する意思を示していない限り、年齢を問わず遺族の同意のみで提供できる」との項目が盛り込まれることが27日、分かった。15歳未満の脳死者の臓器提供を認めず、15歳以上でも書面による本人の意思表示と遺族の同意を必要不可欠とする現行法の基本原則を大きく変更するもので、各方面で議論を呼びそうだ。

 同党の「脳死・生命倫理及び臓器移植調査会」(会長・宮崎秀樹参院議員)で、改正案の素案作成を担当している河野太郎衆院議員がまとめた。近く同調査会のワーキンググループに提示する。

 現行法では、民法の遺言可能年齢が15歳以上となっていることを根拠に、15歳未満の提供を認めておらず、臓器移植法の改正はこの点が焦点だった。特に心臓移植では、臓器が大きい大人から小児に移植することが困難で、移植を受けるために海外に渡航する子供が相次いでいた。

 しかし97年10月の同法施行後に実施された脳死移植は23例で、今年に入ってからは1例もない。このため最近は、同調査会の議員や患者団体から「15歳未満の小児脳死移植にこだわるのではなく、脳死移植全体を増やす法改正を」という意見が出ていた。

 河野議員は、父親の河野洋平元外相への生体肝移植の提供者の経験があるため、同調査会から改正案作成を一任されており、毎日新聞の取材に対し「問題なのは、脳死移植の少なさだ。脳死移植法の思想を根本から変えないといけない」と話している。【江口一】

(毎日新聞2003年6月28日東京朝刊から)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030624-00000216-kyodo-soci
社会ニュース - 6月24日(火)20時28分
渡米中の彰吾ちゃんが死亡 心臓移植の願いかなわず

 重い心臓病の拡張型心筋症と診断され、11日に移植手術のため渡米した神戸市灘区の毛利彰吾ちゃん(2つ)が日本時間の24日午前4時45分、重い感染症のため入院先のロサンゼルス小児病院で死亡した。親族から連絡を受けた支援団体が明らかにした。
 支援団体によると、彰吾ちゃんは、移植の待機者リストに入るため検査を受けていた17日ごろ、免疫力が低下するなど体調が悪化。最後は母順子さん(33)に抱かれ、息を引き取ったという。
 支援団体の埴岡延年代表(69)は「(亡くなったことが)夢であってくれたら」と話し、日本小児科学会が23日に子供からの臓器移植を容認する提言を発表したことに触れ「前向きに取り組んでほしい」と訴えた。(共同通信)
[6月24日20時28分更新]


------------------------------------------------

http://www.asahi.com/health/medical/TKY200306230239.html
小児脳死移植を容認 日本小児科学会が初提言

 日本小児科学会は23日、臓器移植法では認められていない15歳未満の子どもからの脳死臓器移植について、子供の人権を守るための環境整備を前提に、「治療法の一つとして容認する」との提言を発表した。自民党などで準備が進む今後の法改正論議への反映を求めていく。

 現行法では、臓器提供に関する本人の意思を書面で示している必要があり、民法上で遺言の有効性が認められない15歳未満は意思表示が無効とされ、臓器提供ができない。一方、とくに心臓は体の大きさにあったものを移植せねばならず、現行法では、体重の軽い子どもへの移植が事実上、不可能になっている。

 このため提言は、毎年7〜8人の子どもが海外で心臓移植を受けている実情を指摘。その現実を「厳粛に受け止めている」とし、小児脳死移植を「治療法の一つ」として認めた。

 その上で、実施の前提として(1)臓器移植への子ども本人の意思を記す「チャイルド・ドナーカード」の導入(2)子どもへの死に関する教育の拡充(3)虐待された子どもからの移植を防ぐための専門的な調査・許可機関の設置などの方策をとるよう求めている。

 子どもの脳死移植については、自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会(会長=宮崎秀樹・参院議員)が現在、法改正案のたたき台を作る準備を進めている。同学会内には法改正への慎重意見もあり、これまで態度を明確にしていなかった。

 会見した同学会小児脳死臓器移植検討委員会委員長の谷澤隆邦・兵庫医大教授は、小児科医を対象にした聞き取り調査の一つでは、子どもの頭部外傷の10〜40%に虐待の可能性があるとされたこと、虐待と判断するには状況の調査などで2週間〜1カ月以上かかることなどを挙げ、法改正のたたき台作りでも「虐待児からの臓器提供を防ぐ対策をぜひ盛り込んでほしい」と強調した。

(2003/06/23)


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20030623it12.htm
15歳未満の脳死臓器提供を容認…小児科学会
(2003/6/23/19:18 読売新聞 無断転載禁止)


http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20030624k0000m040070000c.html
6月23日 19:37
小児移植:15歳未満からの臓器提供を容認 日本小児科学会

日本小児科学会(会長、衛藤義勝・東京慈恵会医科大教授)は23日、臓器移植法で認められていない15歳未満の小児からの脳死による臓器提供を容認すると発表した。一方で、本人の生前の意思表示を尊重し、虐待された小児からの脳死移植を防ぐことも求めた。同法の見直しを今後、国に働き掛ける方針だ。

 同法は脳死での臓器提供について、書面による生前の本人の意思表示が必要と定めている。

 だが、民法の遺言可能年齢に準じ、15歳未満の意思表示は有効とみなされない。このため、体格に合った臓器が必要な小児の心臓移植は、国内での実施がほとんどできなくなっていた。【江口一】

[毎日新聞6月23日] ( 2003-06-23-19:36 )


------------------------------------------------

http://www.asahi.com/health/medical/TKY200306200160.html
肝移植ドナー支え合おう 体験者の会結成

体験者の会の運営について話し合う若山昌子さん(右)と鈴木清子さん=長野県松本市で

 生体肝移植の提供者(ドナー)となって肝臓の一部を摘出する手術を受けた人たちが「生体肝移植ドナー体験者の会」を結成、行政や医療機関に実態調査や術後のフォローアップ態勢の強化を求める活動を始めている。5月にはドナーの死亡事例もあった。多くは合併症や体調変化などに苦しみ、将来の健康に強い不安を抱いているという。「体験者の視点から問題提起をし、生体肝移植の発展に役立てたい」という思いから立ち上がった。

 ■合併症や手術では体調不良

 事務局を担当する鈴木清子さん(45)=千葉県富津市=は98年11月、長女に肝臓の右葉を移植する手術を受けた。胆道閉鎖症で入退院を繰り返していた長女はその3年前にも父親から肝臓を移植されており、2度目の移植だった。しかし、長女は敗血症になり手術から40日後に死亡した。15年の短い命だった。

 手術前、医師からは「切除した肝臓はもとに戻ります」と言われたという。だが、実際は左葉がふくらんだだけで、右葉が復活したわけではなかった。術後7年が経過し、肝機能障害が起きた実例などを知ると、不安がよぎる。「体が張るような違和感」は今も続いている。他のドナーと知り合ううちに、手術後の合併症に苦しむ人が大勢いることもわかった。

 京都市に住む若山昌子さん(56)もその一人。4年前、C型肝炎から肝臓がんを患った夫(当時57)に肝臓の一部を移植する手術を受けたが、夫は20日後に死亡した。若山さんも手術後に胆汁漏(ろう)を起こし、さらに腸閉塞(へいそく)で手術を受けた。内臓の一部癒着は治らず、体はやせ細ったままだ。

 「こんなはずではなかった、という思いは強いですね。リスクをきちんと知らされても提供したでしょうが、気持ちの持ち方が違います」

 若山さんが現在、治療を受けているのは手術を受けた病院とは別の医療機関。鈴木さんもケアで病院へ行くことはない。「移植を受ける患者(レシピエント)と比べてドナーは放っておかれているのでは……。ましてレシピエントが死んでしまうと、病院とのつながりはなくなってしまう」と2人は口をそろえる。

 若山さんらは昨年7月、専門医らでつくる日本肝移植研究会が、当時のドナーの大部分にあたる1834人の健康状態を調べたところ、229人が何らかの合併症を起こしていたという新聞記事に驚いた。「私たちは調査を受けていないのに」。他のドナーに聞いても同じだった。

 「誰を対象に調査されたのでしょうか」。研究会に質問状を送ったところ、医療機関からの回答をまとめただけだったことが分かった。

 ドナーをきちんと追跡調査している医療機関がいくつあるのだろうかという疑念がわいた。実際には合併症はもっと多く、合併症でなくとも、ほとんどの人が術後に違和感をおぼえているのではないかというのが、2人の実感だ。

 「私たちが声をあげないと、ドナーの実態が正しく行政や医療関係者に伝わらない」。そんな思いを強くした2人は今年2月、他のドナー10人に呼びかけて「体験者の会」を結成。若山さんが会長になった。手始めの活動として、厚生労働省に「手術後、ドナーが安心してケアを受けられるよう、移植医療現場におけるフォローアップ態勢の強化を」との要望書を出した。

 その後、ドナーの死亡事例がニュースで伝わった。鈴木さんは「ドナーでさえ放っておかれているのに、残された家族のこれからが心配です。きちんとケアしてほしい」と話している。会では現在、ドナーになる人のためのガイドブックを体験者の側から作る準備を進めており、活動をより深めたいという。 (2003/06/20)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030515-00000068-kyodo-soci
15歳未満提供で来月に素案 臓器移植法改正で自民党

 自民党の脳死・生命倫理及び臓器移植調査会の宮崎秀樹会長は15日、臓器移植法で認められていない15歳未満の脳死での臓器提供を実現するための法改正素案を、党内のワーキンググループで作成し、来月に示す考えを明らかにした。
 現行制度は、脳死で臓器提供するには、生前の本人の意思表示があることを前提としており、意思表示ができる年齢を民法の遺言ができる年齢にならい15歳以上に限定している。
 素案は、15歳未満については、両親らの同意があれば臓器提供を認める方向で、まとめるとみられている。(共同通信)
[5月15日12時22分更新]


http://www.mainichi.co.jp/news/article/200305/05m/056.html
生体肝移植のドナー、初の死亡 昨夏、娘に提供の母−−京大病院

 娘に対する生体肝移植のドナーとして肝臓の一部を提供し肝不全で重体になり、京都大病院(京都市左京区)で今年1月にドミノ肝移植手術を受けた40歳代後半の女性が4日午後4時50分、死亡した。死因は多臓器不全。国内ではこれまで約2000例の生体肝移植が行われているが、ドナーが死亡したのは初めて。

 ◇肝不全を発症、回復せず

 死亡した女性は昨年8月11日、肝臓の一部を10歳代後半の自分の娘に提供した。娘は今年3月退院。一方、女性は摘出手術後、一度は一般病棟に移り肝容積も再生したが、腹水が止まらず、化のう性胆管炎と肺炎を合併して肝不全が進行した。

 今年1月、こん睡状態になり、同月27日午後、名古屋大病院で生体肝移植を受けたため摘出した30歳代の患者の肝臓と交換するドミノ肝移植を、京大病院で受けた。13時間20分の手術を経て、肝臓が胆汁を分泌するなど当初は順調に回復したが、意識は一度も戻らないまま、ドミノ移植から97日目の4日に死亡。

 女性は肝臓摘出手術を受ける際、脂肪肝と診断されていた。しかし、娘は94年、胆道閉鎖症のため父親から生体肝移植を受けており、2度目のドナーは近親者ではこの女性しかいなかったうえ、通常なら約1カ月間の運動や食事療法で状態を改善してから移植手術に臨むはずだったが、娘の症状が急変したため、緊急手術が必要になった。同病院では、女性と家族の同意を得て生体肝移植に踏み切ったという。

 肝臓は再生能力が高く、通常35%以上残せば数カ月で元の大きさに戻る。しかし、脂肪肝で機能していない部分を除去する必要があったため摘出量が増え、約26%しか残らなかったほか、肝硬変を起こしうる非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)だったことが日本肝移植研究会の調査で分かっている。

 国際的な統計によると、欧米で生体肝移植によるドナーの死亡例が7例報告されており、死亡率は1%以下と推定されている。【山崎明子】
(2003年5月5日毎日新聞朝刊から)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030416-00000141-kyodo-soci
臓器移植法の改正を要望 小児移植で患者団体

 臓器移植法の施行から5年半を迎えた16日、移植を受けた患者らで組織する臓器移植者団体連絡会は、幼い子供でも国内で臓器移植が受けられるよう法改正を求める要望書を厚生労働省に提出した。
 要望書では、現行法では認められていない15歳未満の臓器提供について、幼い子供が海外に行かなくても国内で移植を受けられるようにするため、小児からの提供も認める形に法改正するよう求めている。
 また、臓器提供の意思表示カードは所持率が9%程度と低いことから、提供意思の有無を確実に確認できるように、健康保険証や運転免許証に意思を記入する欄を設けることを提言した。(共同通信)
[4月16日18時24分更新]


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030327-00002046-mai-soci
社会ニュース - 3月26日(水)19時55分 
<臓器移植>患者6団体が推進求め新組織

 移植関連の患者6団体による「臓器移植患者団体連絡会」(世話人、大久保通方・日本移植者協議会理事長)が26日、結成された。現在禁止されている15歳未満の子どもからの臓器提供による脳死移植を認めるよう、法改正を働きかけたり、低迷する臓器移植の普及活動などを行う。(毎日新聞)
[3月26日19時55分更新]


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030117-00000156-jij-soci
社会ニュース - 1月17日(金)20時6分
心・肺移植必要な子108人死亡=法改正の要望書提出へ−文部科学省研究班

 1997年9月から2001年末までの間に、心臓や肺の移植が必要と診断された18歳未満の子ども337人のうち、108人が移植を受けられずに死亡したことが17日、文部科学省の研究班などの調査で分かった。研究班は「97年10月施行の臓器移植法は15歳未満の臓器提供を認めていないため、小児への移植は事実上不可能」として、今月中に小泉純一郎首相らにあてて法改正を求める要望書を提出する。 (時事通信)
[1月17日20時6分更新]


--------------------------------

古いニュースへのリンクは切れていますが、
Yahoo!のニュースの、「サイエンス」の「臓器移植」カテゴリを定期的にチェックすると、現在の状況がわかります。

日本小児科学会の提言「小児脳死臓器移植はどうあるべきか」にも、これまでの臓器移植法改正への動きをまとめた簡略な年表が付いており、あわせて小児科学会の取り組みもわかります。
日本小児科学会「提言:小児脳死臓器移植はどうあるべきか」
http://plaza.umin.ac.jp/~jpeds/saisin.html#50
古いニュースを探すには、Mainichi INTERACTIVE 科学環境ニュースが役に立ちます。


HOME